
くびれを作りたいと腹筋やスクワット、サイドプランクなど筋トレを一生懸命していた人、それ、継続できていますか?やる気だけはあるけれど、継続できなければダイエットは成功しません。ゆるくても習慣にできることが成功への近道。だからこそ、「ぽっこりお腹を凹ませるために筋トレは不要」と、日体大教授の岡田隆先生は言います。こんなうれしい言葉はありませんよね!しかも、地球上において体脂肪を落とす唯一のプロといっても過言ではないボディビルダーが言うのだから間違いありません。
今ではダイエット食の定番となったオートミールや雑穀、サラダチキン、豆腐バー(大豆製品)は、ボディビルダーが何十年も前から取り入れてきたもの。いわば、ダイエット界のトレンドセッター!さらに岡田先生は、スポーツ医学、トレーニング科学を学び、世界中の科学論文から情報を収集して、自らの体で実践による実証を行ってきたのだから、信じてついていくのみです。
体のプロ・岡田先生が長年実践しているのが、体脂肪になりやすい脂質を適正化する「除脂肪食」。脂質を一切カットするのではなく、厚生労働省が推奨している1日の摂取量をもとに、摂り過ぎていた脂質を適量にするだけ。おやつを含め、1食10gを越えないことを意識した食事に変えることで、お腹に蓄積された体脂肪が徐々に落ちていくというわけです。「除脂肪」は、脂質を抜くのではなく、体脂肪を取り除く意味。もちろん、現代人は脂質過多になっているので、食事の脂質を減らす(適正化)という意味も含まれています。
「食べて痩せられる」のは、夢のようですが、急激にお腹が凹むわけではありません。ボディビルダーも短期間であの体を作っているのではなく、長いスパンで減量をしています。今注目しているダイエット法、大会に向けて計画的に減量を行ううえで、実践していることを教えていただきました。
▶「もし食べすぎたら…?」脂肪になる前に「ボディビルダー」がすぐやること
食べ過ぎたらすぐに火消し!帰りは歩く、翌日は低脂肪・高食物繊維の食事でリセット
脂質を気にしていても、会食や飲み会があるとつい食べ過ぎてしまうもの。そんなときは、運動したり食事調整をするしかありません。運動ゼロでよいと言ったではないか、と思うかもしれませんが、脂質量を適正化できれば運動は不要です。しかし、脂質を食べ過ぎたときは、食事で帳尻合わせをすることに加え、運動によって代謝を上げて摂り過ぎた分を早期に使ってしまうのが有効です。
運動といっても、飲み会の帰りはできるだけ歩くこと。さらに、家に帰ったら湯船にしっかりとつかることです。それがすぐにできる対処法。翌日は、低脂肪、高食物繊維の食事を心がけ、野菜の量を2~3割増やす、肉をプロテインに変えるなど、通常の除脂肪食から一つレベルアップした食事を実践しましょう。体脂肪を燃やすためのスイッチとして、白湯やあたたかいお茶を飲むなど体を温めるのもいいでしょう。
「よく寝ると絞れる」睡眠の質を上げるため、枕選びはかなり重要
よく寝ることも代謝を上げるのに効果があります。しっかりと寝た翌日、活力に満ちているのを感じるでしょう。寝ると代謝が下がり、太るんじゃないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。確かに、寝ている時の代謝は下がりますが、寝ていれば余計なものを食べなくなりますし、深く長く寝ることで分泌量が増える成長ホルモンは体脂肪を燃やしてくれます。
そして、しっかり寝ることで、神経系、内臓、筋肉、すべて回復します。回復すれば、翌日パフォーマンスや集中力、そしてすべての原動力であるモチベーションが上がります。つまり、基礎代謝だけでなく活動代謝も上がるのです。これは、私だけでなく多くのボディビルダーが「よく寝ると絞れる」と言うのです。
よく寝るためには、お茶やコーヒーでカフェインをとり過ぎないことが大切です。また、最近ブームのリカバリーウエアも睡眠の質を高めるために有効。私がおすすめしたいのは、自分に合った枕を作ることです。頭や首の形には個人差がありますので、ぜひ専門店で自分にぴったりの枕をオーダーメイドしてください。適切に支えてくれる枕は、いびきを減らすなど呼吸がしやすくなり、首周りの余計な緊張もとってくれます。睡眠の妨害要因を取り除いてくれるのです、それだけで睡眠の質がぐっと上がり、体脂肪が燃えやすい体になりますよ。
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