3月28日・29日に開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2026」のアンバサダーを2年連続で務め、さらに4月12日から放送が始まった『夜桜さんちの大作戦』第2期でグループ初となるTVアニメのオープニングテーマを担当している櫻坂46。イベントの顔として継続起用されただけでなく、実際にアニメ作品の主題歌も担ったことで、2026年は櫻坂46とアニメの関わりがこれまで以上に広がった年として捉えられそうだ。そこで本記事では、この2つのトピックを軸に、櫻坂46×アニメの可能性について考えてみたい。
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近年の櫻坂46を振り返ると、国内外のライブや大型公演を重ねながら、グループとしての表現の幅を着実に広げてきたことがうかがえる。2025年には東京ドーム・京セラドーム大阪公演を含む全国ツアーで26万人を動員。さらに今年4月11日・12日にはMUFGスタジアム(国立競技場)で『5th YEAR ANNIVERSARY LIVE』を成功させた。『夜桜さんちの大作戦』の音楽ページでも、櫻坂46は「クリエイティブに向き合う姿勢やストイックなダンスパフォーマンス」と評価されており、彼女たちが作品や世界観をしっかり届ける表現集団として受け止められていることがわかる。
そうした中で、櫻坂の「AnimeJapan」2年連続アンバサダー就任は、大きな意味を持つのではないだろうか。公式サイトには、メンバーの就任コメントが掲載されており、松田里奈は昨年について、「アニメの面白さ、楽しさ、ワクワクを感じた忘れられない思い出」と回想。森田ひかるも、「ここでしか見られないステージや豪華なブースなど会場の盛り上がりに昨年はとても心が躍りました」と語っている。アニメイベントを盛り上げる役割を2年連続で託されたことから、櫻坂46がアニメファンの熱量と自然に並走できる存在として認識されていることが伝わってくる。
さらに、その流れを決定づけたのが『夜桜さんちの大作戦』第2期での主題歌起用だ。グループ初のTVアニメ主題歌となる「What’s “KAZOKU”?」は、“家族”をテーマに、絆や温かさを感じさせる楽曲になっている。なお、同曲は6月10日発売予定の15thシングル『Lonesome rabbit / What’s “KAZOKU”?』に収録が決定。櫻坂46の公式コメントで、「同じ“桜”が付くグループとして、櫻坂46の楽曲を通して『夜桜さんちの大作戦』とたくさんの人を繋げる架け橋になれますように」という思いが綴られている通り、同アニメを通してグループの魅力がより広がっていくことが期待される。
「AnimeJapan」アンバサダー2年連続起用と初のアニメ主題歌という2つの出来事を並べてみると、櫻坂46×アニメの広がりは偶然ではなく、ここまで積み重ねてきた表現力の延長線上にあるものだと見えてくる。ライブで培ってきた世界観の届け方、作品に寄り添う真摯な姿勢、そしてメンバー自身のアニメへの親和性。それらが重なったからこそ、2026年の櫻坂46はアニメのフィールドでも存在感を強めているのではないだろうか。



