この度発表されたのは、「シネマエンジニアリング」のテーマのもと、来年のアカデミー賞へのノミネート権とグランプリ=ジョージ・ルーカスアワードをかけたライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のコンペティションに加え、「Cinematic Tokyo」や「Women in Cinema」「Shibuya Diversity」など多様なキュレーションで世界の最新ショートフィルム250点余り。
世界の多様な価値観を人間にとってユニバーサルな「食」の視点でつなぐ「カリナリープログラム:食の記憶」、アニメーションから舞踊、音楽、ファッションまでを会場となるMoN TAKANAWAの畳の間で体験する「アートプログラム」は2026年注目のプログラムとなっている。特別上映作品には、ショーン・ベイカー監督×ミシェル・ヨー主演作ほか
特別上映は、『アノーラ』ショーン・ベイカー監督と『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』ミシェル・ヨー主演のマレーシアの夜市を舞台にしたコメディ『サンディワラ』。女性のあり方や文化的アイデンティティ、食文化、そしてインディペンデント映画の精神を大胆かつ没入感たっぷりに讃える作品となっている。さらに、『エターナル・サンシャイン』のチャーリーカウフマンが監督する詩的で幻想的な『青い世界の扉が開くとき』といった映画好きにはたまらない作品も特別上映。
韓国プログラムには、K-POP界のプリンスと呼ばれる「SHINee」のリーダーオンユが主演するホラー作品『4時44分 恐怖の時刻』や、ドラマ「私の解放日誌」などのソン・ソックが制作・ほぼ全編一人芝居で緊迫感あふれるサスペンス『夜釣り』など大注目の作品が集結。
オダギリジョー×有村架純共演作、又吉直樹原作&戸塚純貴主演作がコンペに
優秀賞が翌年のアカデミー賞短編部門へノミネートできる権利をもつ、コンペティション部門。ジャパンカテゴリーには、オダギリジョーと有村架純主演の全編バーチャルプロダクションの『mopim(ムパン)』。太田奈央(元AKB48)主演、ワンカットで紡がれる物語『まわりまわる』、芥川賞受賞の又吉直樹(ピース)が原作・脚本を手掛け、戸塚純貴が主演する時代劇『死生の峠』など話題作が多数選出。
国外作品では、『ブリジッ ト・ジョーンズの日記』のレネー・ゼルウィガーが監督を務めるアニメーション『モクモクぷんスカくもがやって来る!』、ミシェル・ヨーがプロデュースするムエタイをテーマにしたドラマ作品『僕らはファイター』。
ティルダ・スウィントンがパゾリーニの遺した芸術をあらためて見つめ直すドキュメンタリー『エンボディーング・パゾリーニをまとって-引き寄せの法則』など話題のショートフィルムが選出。
ケンタッキーフライドチキンの存在がもはや伝説としてのみ語られる地を描く『ケンタッキー・ガザ』は、パレスチナ出身監督が描くインターナショナル カテゴリーのノミネート作品。
イランからは、Z世代の学生ラハが、伝統的な母の突然の訪問で、 “禁止された子”を隠すことになる『首輪』ほか、戦地からの作品も。
ケイト・ブランシェットがプロデュースするコメディ作品『11:11の願い』は、Shibuya Diversityプログラムに、ダンスカンパニーで踊ることを夢見るダウン症のティーン、カミーユを主人公にした『お姉ちゃんと私』は「Women in Cinema Project」に、ニュージーランド先住民マオリのトランスジェンダー女性を描いた『アタ・プアオ』は「Rainbowプログラム」にそれぞれ選出された。
齊藤工プロデュース、食の記憶に迫るショートフィルムも
今年特集する「カリナリープログラム:食の記憶」には、実在するラーメン店「麺処まろ」をモチーフに、齊藤工プロデュースするショートフィルム『私たちが麺処まろに通うまでに至った件』や、「アートプログラム」では、シシヤマザキさんによるアニメーション『くるくる』、また、昨年からも増加傾向のAIを活用したショートを特集するAIプログラムにも注目となっている。5月25日(月)に行われるレッドカーペット・オープニングセレモニー&上映イベントには、映画祭代表 別所哲也、映画祭アンバサダーLiLiCo、映画祭ナビゲーターの長浜広奈、本望あやかん、MCとして松丸友紀、国山ハセン、是枝裕和監督(TAKANAWA GATEWAY CITY AWARD)、森川葵、前田旺志郎、高橋侃、遠藤雄斗など豪華ゲストが登場する。
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2026」は東京会場5月25日(月)~6月10日(水)/オンライン会場6月30日(火)まで開催。



