本作は、2023年のシッチェス国際映画祭において、世界中から選りすぐりのスリラー・サスペンス・アクションなどの作品がセレクトされるORBITA(オービタ)部門で作品賞を堂々受賞。そしてサム・ライミ監督が絶賛。その後、一般公開されるとクエンティン・タランティーノやコーエン兄弟の映画と並べ讃える絶賛評が続出した。映画レビューサイト「ロッテントマト」で100%というハイスコア(※2026年4月時点では97%)を記録。
1970年代、ユマ郡の砂漠地帯。最後の給油所であるダイナーの戸をセールスマンが叩いた。定刻になっても給油車が来ないのだ。セールスマンはウェイトレスと話しながら時間を潰す。そこに現れたのは、凶悪な銀行強盗。セールスマンとウェイトレスは人質となってしまう。だがガソリンがないので銀行強盗もダイナーから出られない。
そんな状況も知らずに次々とクセありの面々がダイナーを訪れる。老夫婦、インディアンのチーフ、頼りない保安官、そして犯罪者を目指すカップル…。はたしてセールスマンとウェイトレスは無事に生還できるのか?映画の中で起きる「最悪」のはじまりをフィーチャーした特報映像も同時解禁。映画はここから誰も想像できない展開へと流れ込んでいく…。
主人公のセールスマンを演じるのは『サンダーロード』(18)でなんと監督・脚本・編集・音楽・主演の5役をこなしてサンダンス映画祭を制したジム・カミングス。セールスマンと共に人質となるダイナーのウェイトレスに、『X エックス』(22)シリーズで知られるタイ・ウェスト監督が2009年に手がけ、今年日本公開も果たした『ハウス・オブ・ザ・デビル』(09)のジョスリン・ドナヒュー。そして理知的かつ極悪な銀行強盗を怪演するのは『バーバリアン』(22)のリチャード・ブレイク。個性派キャストによる演技合戦も要注目だ。
監督は本作がデビュー作となる新鋭、フランシス・ガルッピ。プロデューサーの自宅を売却し、執念で作り上げた『ユマカウンティの行き止まり』が高評価を得たことで要注目の監督として名を上げた。さらに『スパイダーマン』(02)のサム・ライミが本作を絶賛。自身のライフワーク『死霊のはらわた』(81)シリーズの新作にガルッピを抜擢した。ガルッピが監督を務める『Evil Dead Wrath』(原題)は2028年公開予定となっている。『ユマカウンティの行き止まり』は6月12日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、新文芸坐ほか全国にて順次公開。



