GW明けは子供のやる気低下を実感…実際にケアは3割以下
子育て・教育
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「GWのメンタル低下に関する意識調査」は2026年3月4日~3月19日、子供をもつ親、親族に子供がいる人を対象に実施し、計237人から回答を得た。
「GW明けの子供のようすに、やる気低下などのメンタル面の変化を感じたことはあるか」という質問に対し、「非常に感じたことがある」(38人)と「やや感じたことがある」(102人)をあわせると、約6割の親がGW明けの子供のメンタル面に変化を感じたことがあると回答した。
具体的な変化としては、「朝起きづらい」(130人)が最多となり、ついで「学校に行きたがらない」(66人)があげられた。生活面・精神面の両面に影響がみられる結果となっており、GWという長期休暇を経て生活リズムが崩れやすいだけでなく、学校生活への切り替えに心理的な負担を感じる子供も一定数存在していることがうかがえる。
「子供のメンタル面の変化に対して、親として対応やケアをするべき・したいと感じるか」という質問では、「非常に感じる」(70人)と「やや感じる」(107人)をあわせて約7割の親が、対応やケアをするべき・したいと回答した。
この結果から、多くの保護者が子供のメンタル変化に対して高い関心をもっており、家庭内でのサポートの重要性を認識していることがうかがえる。学習面だけでなく心理面への配慮も含めた「見守り」の必要性が広く共有されていると考えられる。
「GW明けのメンタルの変化に対して、何か意識していることやケアしていることはあるか」という質問に対しては、「実施している」と回答した親の割合は66人と3割以下にとどまった。子供の変化を認識している一方で、具体的な行動に移せていない保護者が多い実態が読み取れる。
「実施している」と回答した人にその内容を尋ねたところ、「会話を増やす」(50人)が最多となり、ついで「生活リズムを整える」(49人)、「見守っている」(32人)という結果になった。各家庭では特別な対策よりも日常的なコミュニケーションを通じたアプローチが中心となっているものの、具体的なケア方法や対応の指針が十分に把握できていない可能性が示唆された。
「子供のメンタルケアをしやすい環境は整っていると思うか」という質問に対して、整っていると「思う」と回答した人は29人と1割程度にとどまり、「思わない」と回答した人は109人と半数近くにのぼった。メンタルケアの必要性は認識されている一方で、それを実践するための環境や情報が十分に認知されていない現状がうかがえる。
社会や学校に求める支援としては「親向けのメンタルケアに関する情報提供」(126人)が最多となり、保護者自身がケアの方法について学びたいというニーズが高まっていることが明らかになった。
《吹野准》
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