観客から「佐藤二朗のキャリアで一番怖い」「“芝居で殴られる”ってこういうことかと思った」と佐藤二朗の怪演に悲鳴交じりの絶賛が寄せられる一方で、「一筋縄ではいかない社会性を帯びた作品」「凄まじかった。観る側も 色んな意味で覚悟が必要」など、ただ恐ろしいだけではない人間の存在の根幹を揺らす作品であると話題になっている本作。
観る者を極限まで追い詰めるシリアスな世界観が話題を呼ぶ中、笑顔あふれる撮影現場の様子が公開。
佐藤が演じる“名無し”は、ボロボロの衣服に歪んだ表情、乱雑に刈られた頭…と不穏さを放つ人物。撮影中に行われた断髪式では、佐藤のこだわりが溢れた。さらに、アクションシーンの撮影前、顔面に大量の血のりを塗られながらも「コーヒーの匂いがするね!」と現場を笑わせ、獣のような表情の演技から一転、カットを聞き忘れておどける姿など、佐藤のお茶目な一面を垣間見ることができる。
一方、12月の寒空の中、マンションの屋上で行われたアクション撮影では、丸山隆平が「声出していこう!」と現場を温める。本シーンは、映画の中でも“名無し”の命運を分ける場面。またMEGUMIは、「短い間では御座いましたが、ものすごい濃厚で、俳優としても凄い大きなチャレンジをさせて頂きました」とクランクアップをしみじみと締めくくり、佐々木蔵之介は「こんなに出来上がりが楽しみな映画はないです!」と盟友・佐藤二朗を祝福した。メイキング写真には、佐藤が血だらけにも関わらず満面の笑みを浮かべる様子、“名無し”の幼少期を演じた和彦と、『ふつうのこども』で注目を集めた嶋田鉄太、そして丸山が並ぶ姿、警察署での緊迫したシーンの合間に笑顔を見せる佐々木、佐藤、MEGUMI、城定秀夫監督の和やかな3ショット、丸山がキリンに餌をあげる無邪気な一幕など、キャスト・スタッフの親密な関係性が感じられる。
『名無し』は全国にて公開中。


