【サッカーW杯2026】「部活」から世界へ…日本代表の出身高校・大学一覧
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なお、本記事では高校や大学のサッカー部に所属していた選手・スタッフの出身校を掲載している。高校・大学のサッカー部以外で競技を続けていた選手は含まれていない。
【一覧】W杯日本代表・部活出身選手の出身高校・大学
【GK】
■ 早川友基
桐蔭学園高等学校(神奈川)→ 明治大学
現所属:鹿島アントラーズ
【DF】
■ 長友佑都
東福岡高等学校(福岡)→ 明治大学
現所属:FC東京
■ 谷口彰悟
県立大津高等学校(熊本)→ 筑波大学
現所属:シント=トロイデンVV(ベルギー)
■ 渡辺剛
山梨学院大学附属高等学校(現:山梨学院高等学校)(山梨)→ 中央大学
現所属:フェイエノールト(オランダ)
■ 鈴木淳之介
帝京大学可児高等学校(岐阜)
現所属:FCコペンハーゲン(デンマーク)
【MF/FW】
■ 伊東純也
県立逗葉高等学校(神奈川)→ 神奈川大学
現所属:KRCゲンク(ベルギー)
■ 鎌田大地
東山高等学校(京都)
現所属:クリスタル・パレスFC(イングランド)
■ 小川航基
桐光学園高等学校(神奈川)
現所属:NECナイメヘン(オランダ)
■ 前田大然
山梨学院大学附属高等学校(現:山梨学院高等学校)(山梨)
現所属:セルティックFC(スコットランド)
■ 上田綺世
鹿島学園高等学校(茨城)→ 法政大学
現所属:フェイエノールト(オランダ)
■ 鈴木唯人
船橋市立船橋高等学校(千葉)
現所属:SCフライブルク(ドイツ)
■ 塩貝健人
國學院大學久我山高等学校(東京)→ 慶應義塾大学 ※休学して欧州へ移籍
現所属:VfLヴォルフスブルク(ドイツ)
「ユース」か「部活」か…プロへのおもな2つのルートを有識者が解説
ワールドカップに出場する日本代表のメンバーは上記以外にも存在する。日本代表に選ばれるまでの進路としては、プロへの登竜門となる「Jリーグのクラブユース(下部組織)」と「高校・大学のサッカー部(部活)」という大きく2つのルートがある。この2つは、育つ環境や求められるスキル、得られる経験などに大きな違いがあると言われている。
サッカーを極める場合の進路について、中学受験を中心に都内に4つの教室を構え、指導だけでなく保護者への面談、特に受験校選びや学校探しに定評がある進学塾VAMOSの代表、富永雄輔氏は次のように語る。実は冨永氏は、塾経営だけでなく、ヨーロッパ、アメリカに拠点がある外資系スポーツエージェント会社に所属し、日本人選手を長年にわたってサポートし続けており、今回も担当選手が複数人代表に選出されている。
「Jリーグのチームには中学生が所属するジュニアユース、高校生が所属するユースというエリート組織が存在します。これらの組織はプロになるために練習設備や食事管理など、学校生活と両立しながらプロ並みの環境が整備されています。飛び級制度もあり、中学生がユースに、高校生がプロに練習参加するなど、能力をもったできる子を育てる仕組みです。
一方で、今回紹介されている選手のように、高校、大学の部活からプロになり、日本代表になるルートもあります。世界的にみてもこうしたルートでワールドカップの代表まで行ける国は、日本、韓国、アメリカくらいです。環境はユースに比べ劣っている点もありますが、学校生活の延長戦上に部活があり、試合では学校の期待を背負い、日々の授業や行事を通じてほかの生徒と密接に関わる中でさまざまな力が育まれます。
最近の傾向としては、サッカーエリートとしての育成を意識している保護者は、わが子がユースに入ることを念頭に幼少期からクラブ探しを行います。ただし、ユースの倍率は100倍とも言われている非常に狭き門です。しかし一方で、日本の伝統的な「部活」という存在が劣るということはなく、ユースに選ばれなくても高校の部活でサッカーを続けるのも有力な選択肢であり、そこで挫けないリバウンドメンタリティーをもち続けることがとても重要です。ユース、高校部活、大学部活という多様な道があることは、日本サッカー界が世界に誇れるシステムです。」
森保監督・中村俊輔コーチら指導陣の出身高校・大学
コーチングスタッフにも、高校・大学のサッカー部で研鑽を積み、日本代表やJリーグで活躍した元選手が並ぶ。
■ 森保一(監督)
長崎日本大学高等学校(長崎)
■ 名波浩(コーチ)
清水市立商業高等学校(現:静岡市立清水桜が丘高等学校)(静岡)→ 順天堂大学
■ 齊藤俊秀(コーチ)
県立清水東高等学校(静岡)→ 早稲田大学
■中村俊輔(コーチ)
桐光学園高等学校(神奈川)
■ 前田遼一(コーチ)
暁星高等学校(東京)
■長谷部誠(コーチ)
県立藤枝東高等学校(静岡)
■ 松本良一(フィジカルコーチ)
県立北筑高等学校(福岡)→ 中京大学
■ 下田崇(GKコーチ)
県立広島皆実高等学校(広島)
今回の日本代表にはJクラブのユース出身者も多いが、本記事で紹介したとおり、高校・大学の部活を経てワールドカップの舞台にたどり着いた選手も少なくない。どちらのルートが正解ということではなく、多様な道が開かれていることは、サッカーに打ち込む子供たちにとって大きな希望と言えるだろう。北米開催で時差のある大会だが、ぜひ親子で声援を送りながら観戦を楽しんでほしい。
《編集部》


