【渋谷謙人「スモブル」インタビュー前編】BL相手役・武田航平に励まされた言葉「自信に変わっていって」アドリブシーン秘話も | NewsCafe

【渋谷謙人「スモブル」インタビュー前編】BL相手役・武田航平に励まされた言葉「自信に変わっていって」アドリブシーン秘話も

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
モデルプレスのインタビューに応じた渋谷謙人(C)モデルプレス
モデルプレスのインタビューに応じた渋谷謙人(C)モデルプレス 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2026/06/07】ドラマ「スモークブルーの雨のち晴れ」(読売テレビ/毎週月曜深夜1:29~)にて、久慈静役を演じる俳優の渋谷謙人(しぶや・けんと/38)にモデルプレスがインタビュー。オファーを受けた時の心境をはじめ、役作りで苦労したポイントを語ってもらった。【インタビュー前編】

【写真】渋谷謙人「とってもタイプ」BL相手役の40歳イケメンと密着

◆人気コミック実写化「スモークブルーの雨のち晴れ」

波真田かもめ氏による人気BLコミックス「スモークブルーの雨のち晴れ」(フルールコミックス/KADOKAWA刊)を実写ドラマ化した本作。俳優の武田航平と渋谷がともにW主演を務める。38歳、無職でゲイの吾妻朔太郎(武田)と、MR時代にNo.1の売上を競った元同僚でライバルの久慈が8年ぶりに突然再会したことから人生が動き出す、脱サラアラフォー同士のライフとラブを描く“大人ビターなラブストーリー”だ。監督は高橋名月氏、脚本は開真理氏がメインで担当する。

◆渋谷謙人、オファーの心境

― まずは本作への出演が決まった際のお気持ちからお聞かせください。 BL作品はファンの熱量が高く、今作も多くの原作ファンの方から愛されていますが、出演が決定した瞬間はどのようなお気持ちでしたか?

渋谷:正直、作品に対してジャンル分けは個人的にしていなくて。自分が観る時も演じる時も「こういうジャンルだからやりたい」「こういうものはやりたくない」ということはあまりないです。今回に関しては、原作を読ませていただいて感銘を受けましたし、お話をいただいた時は高橋監督と航平くんの参加がすでに決まっていたので「一緒にこの物語を紡いでいける」と楽しみでした。ただ、 久慈というキャラクターはとても魅力的なのでプレッシャーは正直あって。僕も漫画が好きだから、好きなキャラに対してシビアに見てしまう気持ちも分かるので不安はありましたが、現場に入ってから航平くんと監督と作品に向き合っていたらそういう不安はなくなっていました。

― 相手役が武田さんだと知った時は、どのようなお気持ちでしたか?

渋谷:昔から知っていたので、がっつりこうやってお芝居できることが純粋に楽しみでした。とはいえ、航平くんのことがどういう人なのかはあまり知らなかったので作品を通して知っていって。そこがまた、僕が航平くんのことをリアルに知っていくのと、久慈が朔太郎に対して心が開いていく描写とリンクしていると撮影中にも感じていたので、そのリアリティが物語に乗っかるといいなと思いながら演じていました。

― 武田さんとご一緒していく中で、第一印象から印象が変わった部分はありましたか?

渋谷:いや、変わらないですね。より深くなっていったというか。「意外だな」と思うこともあまりなかったし、ずっとプラスになっていく感覚でした。優しいし、余裕があるし、視野も広いし。あと「スモブル」(本作の略称)のことが大好きというのが一番嬉しくて心強くて信頼できました。

― 武田さんは渋谷さんにとって理想の方だったんですね。

渋谷:見た目に関係なく、人柄と役者さんとしてはとってもタイプです。また共演したいですし「スモブル」続編もやりたいです。

◆渋谷謙人、武田航平に助けられた瞬間

― 武田さんとの信頼関係も大切だったと思いますが、武田さんに助けられた瞬間や「武田さんだからこそこの久慈を演じられた」と感じた瞬間はありましたか?

渋谷:現場ではずっと航平くんに助けられっぱなしでした。僕自身はあまり作品のジャンル分けはしていないとはいえ、不安なところもあって。航平くんはBL原作のドラマに出られた経験があって、現場のこともすごく見えている俳優さんなので、航平くんの方から声をかけてくれて安心させてくれました。

航平くんはイケメンだし、久慈が魅力的なキャラクターだからこそ、僕が見た目の部分で成立しているのかという不安があったんです。でも、撮影に入ってから航平くんと監督が「久慈かっこいいし、メロいよ」と結構言ってくれたので、それが自信に変わっていって。励まされながら撮影していました。

― 久慈と朔太郎の関係性は少しずつ変化していきますが、武田さんとともに過ごす中で「一気に関係性が縮まった」と感じたシーンはありましたか?

渋谷:関係性が深まったのは本当に徐々になんですよね。ドラマは「変化していく」ことが面白いと思うんです。「その人がどう成長していくか」「どうやって変化していくか」が重要だと思うので、久慈の心の開き具合や、朔太郎に心を許していく過程を大切にしていました。相手の目を見て話せる時間が増えていったり、最初は触れるのも緊張していたけど物語が進んでいくにつれて気軽に触ることができたり。そういった心の距離感を表現することが大変だったので、繊細に考えて相談しながら進めていました。でも、濡れ場やキスのシーンがあったので、物理的に体が触れたり近くにいたりするというのは分かりやすく心が開けたというか、距離が縮まった感じがしたかもしれないです。

◆渋谷謙人、現場で重ねたディスカッション

― その繊細な変化や距離感は、実際の撮影現場ではどのように作り上げていったのでしょうか?

渋谷:撮影現場ではスケジュールが詰まっているので、そのシーンごとにディスカッションをしてから撮影に挑むというのが毎回のルーティーンになっていて。最初の方はかなり話し合いながら作っていたんですが、撮影が進むにつれて徐々にお互いに役をつかみ始めて、監督も含めチーム全体が作品の空気感に慣れていったので、後半に向かうにつれてはそこまで細かく言葉にしなくても自然と共有できるようになっていったと思います。

― ディスカッションを重ねて作り上げていく中で特に印象的だったシーンはありますか?

渋谷:朔太郎が縁側のある家から1人暮らしを始めるマンションに移る時や、久慈と朔太郎との間で関係性が生まれた時ですかね。「今の久慈はどれくらい朔太郎に心を開いているかな」ということをなるべく繊細に気にするようにしていたので、監督に聞きながら調整していました。7話から9話は監督が変わったことで違う風が入ってきてくれましたが、時間軸としては繋がっているのでそこのブレがないように話し合いを重ねながら演じました。

― 反対に、アドリブが生まれた瞬間はありましたか?

渋谷:僕も航平くんも、漫画や台本を読んだ時に「ここは大切だな」「これは丁寧に伝えたい」というセリフがあったので、そこは大事にしていました。でも、僕自身は決まっているセリフの前後でアドリブなのかセリフなのか分からないくらいの言葉を言う、という作り方をしていたので正直どこからがアドリブか分からなくて。例えば、久慈はよく「いいね」と言うんです。航平くんも監督も「『いいね』が好き」と言ってくれたので、セリフに書かれてないところでも「いいね」は結構言っていました。でも、実際にそれが使われているかどうかはまだ分からないです(笑)。

★後編では、武田にキュンとした瞬間やお気に入りのシーンについてたっぷり語ってもらった。(modelpress編集部)

◆渋谷謙人(しぶや・けんと)プロフィール

1988年4月23日生まれ、神奈川県出身。8歳で子役としてデビューした後、ドラマ「ソロ活女子のススメ」シリーズ(テレビ東京/2021~2025年)、NHK連続テレビ小説「らんまん」(2023年)、「私の知らない私」(日本テレビ系/2025年)、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)などの話題作に出演。また、東京ヴェルディJr.ユースに所属していた経歴を持つ。待機作として「キングダム 魂の決戦」(2026年7月17日公開)が控えている。

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《モデルプレス》

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