アソビシステムが広げる“原宿カルチャー”の今 『ASOBIEXPO 2026』から考える総合フェス化の意味 | NewsCafe

アソビシステムが広げる“原宿カルチャー”の今 『ASOBIEXPO 2026』から考える総合フェス化の意味

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アソビシステムが広げる“原宿カルチャー”の今 『ASOBIEXPO 2026』から考える総合フェス化の意味
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8月18日に、東京・TOYOTA ARENA TOKYOで、アソビシステム主催のミュージック&カルチャーフェス『ASOBIEXPO(アソビエキスポ) 2026』が開催される。5月15日に開催が発表され、6月5日には出演者やチケット情報などの詳細が明らかになった。

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今回発表されたラインナップには、きゃりーぱみゅぱみゅ、新しい学校のリーダーズ、FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)、CANDY TUNE(キャンディーチューン)、SWEET STEADY(スウィートステディ)、CUTIE STREET(キューティーストリート)、Kizuna AI(キズナアイ)、Klang Ruler(クラングルーラー)、Toua(とうあ)らが名を連ねた。

さらにMORE STAR(モアスター)、Licaxxx(リカックス)、RAM RIDER(ラムライダー)、DJ KYOKO、PiKi(ピキ)、櫻井優衣、かわにしなつき、MANON(マノン)、fav me(ファボミー)、Toi Toi Toi(トイトイトイ)、KAWAII LAB. MATES(カワイイラボメイツ)、KAWAII LAB. SOUTH(カワイイラボサウス)、MONSTER GIRL(モンスターガール)なども出演。タレントやモデル、クリエイターも含め、総勢86組が集結する。

音楽フェスと聞くと、まずは複数のアーティストがライブを披露するイベントを想像するが、『ASOBIEXPO 2026』は、単なるライブイベントとは少し性質が異なる。アーティストライブ、ショー、DJ、トーク配信など、複数のコンテンツを融合した複合型エンターテインメントフェスとして開催されるからだ。無料エリアにはフードやさまざまなブースも出展予定で、音楽を聴くことだけではなく、会場全体を回遊しながらカルチャーに触れる一日になることが予想される。

そこで本記事では、『ASOBIEXPO 2026』のラインナップやイベント構成に着目。アソビシステムが長く発信してきた“原宿カルチャー”が、どのように現代的な総合フェスへと拡張されているのかを考えてみたい。

【きゃりーぱみゅぱみゅからKAWAII LAB.へ 受け継がれる“かわいい”の文脈】

アソビシステムといえば、やはりきゃりーぱみゅぱみゅの存在を抜きに語ることはできない。ファッション、音楽、映像、アートディレクションが一体となったきゃりーの活動は、“原宿”という街のイメージを日本国内だけでなく海外にも広げていった。カラフルでポップなビジュアル、独自の世界観を持った楽曲、ファッションアイコンとしての発信力。それらが重なり合うことで、原宿カルチャーは単なる若者文化ではなく、日本のポップカルチャーを象徴する表現のひとつとなった。

その流れを受け継ぎながら、近年のアソビシステムの動きを大きく押し広げているのが、KAWAII LAB.の存在だ。FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREETといったグループは、現在のアイドルシーンで大きな存在感を放っている。特にFRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」以降、“かわいい”という言葉は、ただビジュアルを指すものではなく、自己肯定感や憧れ、共感、日常の中でふと口にしたくなるフレーズまで含んだものとして広がってきた。

CANDY TUNEやCUTIE STREETも、その流れの中で支持を集めている。ライブでの熱量、SNSで拡散される振付、メンバーそれぞれのキャラクター、ファンが自然に参加したくなる楽曲の強さ。そうした要素が重なり、今のKAWAII LAB.は、アイドルグループを単体で売り出すだけではなく、“かわいい”をめぐる大きなムーブメントを作り出している。今回の『ASOBIEXPO 2026』には、KAWAII LAB. MATESやKAWAII LAB. SOUTHも含め、KAWAII LAB.周辺の広がりを感じさせる顔ぶれがそろっている点も見逃せない。

一方で、ラインナップを見るとアイドルにとどまらない。新しい学校のリーダーズは、ダンスとパフォーマンス、ユーモア、制服というモチーフを組み合わせながら、国内外で独自の立ち位置を築いてきたグループだ。Klang RulerやLicaxxx、RAM RIDER、DJ KYOKO、矢部ユウナらの参加は、音楽フェスとしての幅を感じさせる。TouaのようにSNSを起点に支持を広げてきた存在や、Kizuna AIに代表されるバーチャル領域の参加も含めると、『ASOBIEXPO 2026』は、現代のポップカルチャーがどこで生まれ、どのように広がっているのかを映し出すイベントになっている。

【音楽だけでは終わらない、ASOBIEXPOのカルチャー体験】

ここで近年の音楽イベントの変化を振り返ってみると、フェスは単にアーティストのライブを見る場所ではなくなりつつある。来場者はステージを楽しむだけでなく、会場で写真を撮り、フードやブースを回り、グッズを身につけ、その体験をSNSで共有する。ライブの記憶は会場内だけで完結せず、投稿や動画、ファン同士の会話を通じて広がっていく。『ASOBIEXPO 2026』がミュージック&カルチャーフェスを掲げているのも、こうした時代の感覚と重なる。

アソビシステムの強みは、音楽、ファッション、ビジュアル、SNSでの発信を別々のものとして扱わないところにある。きゃりーぱみゅぱみゅが作り上げてきた世界観も、KAWAII LAB.のグループが生み出している熱気も、タレントやクリエイターの発信も、それぞれが独立しながら、同じカルチャーの中でつながっている。NAKAKI PANTZ(ナカキパンツ)、佐藤なつみ、火曜び、原田ちあき、meeco(ミーコ)、asuka(アスカ)らクリエイターの参加は、その象徴といえるだろう。音楽を聴く、ビジュアルを見る、服を着る、キャラクターを好きになる、SNSで共有する。そうした行動がひとつの体験としてつながるのが、現在のポップカルチャーの特徴だ。

【“原宿”を地名からカルチャーの共通言語へ】

また、アソビシステムが発信してきた“原宿”という言葉も、いまは地名以上の意味を持っている。原宿は、若者が自分の好きなものを自由に身につけ、発信し、同じ感覚を持つ人とつながっていく場所として語られてきた。その精神は、SNS時代になって形を変えながら広がっている。かつては街に集まることで生まれていたカルチャーが、現在はスマートフォンの画面上でも生まれ、ライブ会場で再び熱を帯びる。『ASOBIEXPO 2026』は、その循環をアリーナ規模で見せるイベントになる。

総勢86組という規模からもわかるように、『ASOBIEXPO 2026』は単なる所属アーティストの集結イベントではない。アソビシステムがこれまで培ってきたカルチャーの接点を一日に集約し、音楽フェスとして見せる試みである。19周年という節目に開催される『ASOBIEXPO 2026』は、過去の歩みを振り返るだけの場ではなく、アソビシステムが次にどのようなカルチャーを作ろうとしているのかを示す場になるだろう。原宿から生まれた“かわいい”や“遊び”の感覚は、いまやアイドル、音楽、ファッション、SNS、アート、バーチャルを横断する共通言語になっている。『ASOBIEXPO 2026』は、その広がりを一日で体感できるフェスとして、アソビシステムの“カルチャー総合化”を強く印象づけるイベントになるはずだ。

【開催概要】

『ASOBISYSTEM 19th Anniversary ASOBIEXPO 2026』日程:2026年8月18日(火)会場:TOYOTA ARENA TOKYO(東京都江東区青海一丁目3番1号)時間:14:00 無料エリア開場(フード/ブースなど)/16:00 メインアリーナ開場/17:30 メインアリーナ開演出演:きゃりーぱみゅぱみゅ、新しい学校のリーダーズ、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREET、MORE STAR、Kizuna AI、Klang Ruler、Toua、PiKi、櫻井優衣ほか総勢86組チケット:VIP席 25,000円(税込/アリーナ前方・グッズ付)、アリーナ席 15,000円(税込)、スタンド席 10,000円(税込)オフィシャル先行受付期間:2026年6月5日(金)12:00~6月14日(日)23:59企画・制作:アソビシステム株式会社

公式サイト:https://asobiexpo.com/


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