IVE、2年ぶり東京ドーム公演に4万8000人熱狂 個性際立つソロ含む全27曲で会場圧倒【ライブレポ/セットリスト】
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◆IVEワールドツアー「IVE WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I AM’」
本ツアーは2025年10月末に韓国・KSPOドームを皮切りに、アジア、アメリカ、オセアニアなどを1年近くかけて巡る大規模なワールドツアー。日本公演としては、4月16日、17日に京セラドーム大阪で開催され、2日間で7万8000人を動員。24日のグループ史上2度目となる東京ドーム公演では約4万8000人の観客を熱狂させ、日本公演だけで約13万人を動員した。海外の大型フェス「Lollapalooza」に3度出演し、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」にも出演するなど、いくつもの大きな舞台を経験し、輝きを増して帰ってきた東京ドームのステージ。客席は150分間にわたって熱狂の渦と化していた。
◆IVE、クールなラップから妖艶な世界観まで振り幅魅せる
強烈なビートとスタイリッシュな映像、メンバーのシルエットで映し出されると早くも歓声が起こる。期待感をクールに、熱く煽りオープニングナンバーは「GOTCHA(Baddest Eros)」だ。攻めるリズムにたゆたうように踊り、歌う6人はどこまでも優雅で華やか。この日は最新フルアルバム『REVIVE+』の収録曲を軸に、5月27日に発売されたJAPAN 4th EP『LUCID DREAM』からもセレクトされ、現在地に立った最新のIVEが過去・未来に視線を向けるセットリストを展開。「XOXZ」「Baddie」とクールなリズムとラップで攻めるナンバーが続き、客席からも大きな掛け声が飛び、早くも一体感が生まれる。
メンバーの吐息交じりのボーカルとしなやかグルーヴが印象的な「Ice Queen」、シャッフルビートと抑制の効いたサビの構成に心を掴まれる「BLACKHOLE」では特効のラメテープと火柱にどよめきが起こる。「こんばんは、IVEです!東京ドーム帰ってきたぞ~」という短い挨拶から「TKO」へ。歪んだベースのアグレッシブなナンバーが“強い”6人にさらに光を当てる。オルタナティブな佇まいの「Holy Moly」、巨大なチェスの駒が映しだされ妖艶な仕草で誘う「My Satisfaction」と、幅が広い、懐の深い音楽性に一曲一曲イントロが流れるたびに大きな歓声が上がる。圧倒的な高身長とスタイルの良さは、ステージ上での「見映え」を物理的に変えていると感じた。彼女たちのダンスは、激しいシンクロで見せるというより、美しいポージングや滑らかなラインの遷移で魅せる「モダンでハイファッションなショー」に近い。衣装の着こなしを含め、一瞬を切り取るだけで絵画になるカメラ映えの強さは唯一無二だ。
◆IVE、6人6色の個性が光るソロコーナー
ソロコーナーも聴きどころ、見どころ十分だった。ウォニョン(WONYOUNG)はグリッター感溢れる、ラグジュアリー・ポップ「8」で洗練された大人の女性を演出。レイ(REI)は幻想的な感性とエネルギーが共存する、ドラムンベース/Digicoreを基盤としたポップトラック「In Your Heart」を披露。彼女の独特のアンニュイなハスキーボイスで魅了した。リズ(LIZ)は「Unreal」でバンドサウンドに乗せ透明感のある美声を響かせる。ガウル(GAEUL)は幻想的なサウンドが印象的な「Odd」を披露。落ち着いた中低音の気怠げなボーカルが心地いい。イソ(LEESEO)は現行のY2Kリバイバルやハイパーポップのエッセンスを感じさせる「Super ICY」を、そしてユジン(YUJIN)はファンキーな「Force」で一本芯が通ったボーカルを聴かせた。 個人としての魅力、表現力を感じさせてくれ、IVEは6人それぞれの色の集合体で、強い光を放っていることを再確認させてくれた。
◆IVE、アンコールで感極まり涙流す
後半もその勢いは止まらない。5月27日に発売したJAPAN 4th EP『LUCID DREAM』のタイトル曲を披露。ドリーミーでどこかセンチメンタルなこの曲は、一度聴くと忘れられない親近感のあるメロディで、ライヴの人気曲になりそうだ。さらに、同作の収録曲「JIGSAW」が、テレ東系ドラマ 24「ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-」(毎週金曜24時12分~)の主題歌に決定したことがメンバーの口から発表された。
6人のはつらつとした笑顔が印象的だった「WOW」、そして「FLU」を歌い、ファンに何度も感謝の気持ちを伝える。MCタイムのわちゃわちゃ感と圧巻のパフォーマンスと歌のコントラストがIVEの魅力でもある。スザンヌ・ベガの「トムズ・ダイナー」をサンプリングした「ATTITUDE」では、スタイリッシュなダンスで魅了し、続く耽美で知的なダークポップ「LOVE DIVE -Japanese ver.-」では官能的なダンスで客席を挑発し、会場の温度はさらに上がる。自己肯定感を爆発させるドラマチック・アンセム「I AM」では大合唱が起きる。エネルギッシュで中毒性が強いナンバー「BANG BANG」で本編が終了した。
アンコールでは「Wild Bird」「Fireworks」の2曲で二手に分かれてトロッコに乗りながら場内を一周。ステージに戻るとメンバーが感謝の言葉を伝える。リズが途中で感極まるとメンバーが駆け寄り、頭を優しくなで「大丈夫、大丈夫」と声をかける感動的なシーンも。「本当にありがとうございます、とても幸せな時間でした」「いつも本当に愛している」と最大限の感謝を客席に伝えた。そして「Kitsch」のイントロが流れると歓声があがり、客席全員が歌う。ラストは多幸感溢れる「After LIKE」で大団円。名残惜しそうにステージを後にするメンバーに4万8千人のDIVE(ファンネーム)からの大きな歓声と愛が降り注がれていた。(modelpress編集部)
◆セットリスト
M1.GOTCHA (Baddest Eros)
M2.XOXZ
M3.Baddie
M4.Ice Queen
M5.BLACKHOLE
M6.TKO
M7.Holy Moly
M8.My Satisfaction
M9.8(JANGWONYOUNG Solo)
M10.In Your Heart(REI Solo)
M11.Unreal (LIZ Solo)
M12.Odd(GAEUL Solo)
M13.Super ICY (LEESEO Solo)
M14.Force(ANYUJIN Solo)
M15.◆beats(◆は正式にはハートマーク)
M16.LUCID DREAM
M17.WOW
M18.FLU
M19.ATTITUDE
M20.LOVE DIVE -Japanese ver.-
M21.REBEL HEART
M22.I AM
M23.BANG BANG
M24.Wild Bird
M25.Fireworks
M26.Kitsch
M27.After LIKE
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》


