ある事件をきっかけに心を閉ざした孤独な高校生・榊ユラ(早瀬憩)。ある日、同級生とともに立入禁止の旧校舎を掃除中にボロボロになった一台のスマホを発見する。突如起動した画面から流れる不気味な動画を見てしまったユラたちは呪いのスマホと繋がり、「死の通知」が届くようになる。
同級生たちが次々と殺されていく中、ユラは呪いのスマホに隠された衝撃の真実にたどり着くが、それはさらなる恐怖の幕開けに過ぎなかった…。
本作の監督・脚本を務めるのは山元環。卒業制作『ゴロン、バタン、キュー』がPFFアワード2015で審査員特別賞を受賞し、若手映画監督育成プロジェクト(ndjc2018)にも選出された新鋭。2025年には中高生のコロナ禍の青春を描いた商業長編デビュー作『この夏の星を見る』が約1年のロングランを記録し、第17回TAMA映画賞最優秀新進監督賞、第39回高崎映画祭新進監督グランプリを受賞している。
前作でコロナ禍における"つながり"を描いた山元監督が、本作では"つながり"そのものの恐怖を「学校」を舞台に描き出す。
また本作は、7月2日(木)~7月12日(日)に開催される「第30回プチョン国際ファンタスティック映画祭」【Bucheon Choice: World部門(国際長編コンペティション部門)】への正式出品&ワールドプレミア上映も決定している。
主人公の榊ユラ役を演じるのは『違国日記』(24)や『あのコはだぁれ?』(24)での演技で第67回ブルーリボン賞新人賞および第16回TAMA映画賞最優秀新進女優賞をダブル受賞した早瀬憩。山元監督作品への出演は『この夏の星を見る』以来2度目となり、本作が映画単独初主演となる。共演には、崩壊していく平穏の中で正義感を捨てずに立ち向かうリーダー的存在・日下部理恩役の窪塚愛流。『ハピネス』(24)での初主演やドラマ「御上先生」(25/TBS)での好演が記憶に新しい。
独自の空気感で篠宮かおる役を演じるのは井手上漠。NHK Eテレ「虹クロ」MCや美容本出版など唯一無二のカリスマ性を放つ存在で、本作がホラー初出演となる。
そして、風見千明役には、繊細な感情の揺らぎから狂気を孕んだ強烈なキャラクターまで演じ分ける坂巻有紗。こねこフィルムの「最強の女」シリーズや「仮面ライダー」シリーズでも注目を集める。
山元組への参加は前作に続き2度目となる萩原護が高月颯馬役を担い、「BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE」のメンバーとして国内外で活躍する砂田将宏が林流星役を演じる。さらに、ABEMA「今日、好きになりました。」で同世代から支持を集める平松想乃が花井琴葉役で映画初出演を果たす。
フレッシュな顔ぶれが揃うこの“7人”が、呪いのスマホから始まる恐怖をどのように見せてくれるのか、期待が高まる。
この度解禁された特報映像(30秒)は、スマートフォンのバイブ音を模した不穏な重低音と不快な振動が鳴り響く中で幕を開ける。画面が蜘蛛の巣のように割れた古いスマートフォン、恐怖に顔を歪める高校生たち。さらに、暗闇の中をスマホのライトだけを頼りに逃げ惑う緊迫のカットがノンストップで展開。
さらに、その極限状態のなかで、必死につながろうとする手と手のカットに重なるのは、血のような赤で浮かび上がる「〈拒否〉できない。」という絶望的な宣告。激しく燃え盛る業火の向こうから見つめる生徒たち、そして何かに気づき絶叫する顔がフラッシュバックする。
映像の終盤、静まり返った暗闇のなか、床に落ちたスマホへと吸い寄せられるように膝をつき、手を伸ばすユラの前に、音もなく静かに佇む“足元”が…。映像と五感を揺るがすような音響が融合した恐怖の特報映像となっている。
さらにティザービジュアル6種が一挙解禁。スマホ画面の向こうからユラが虚ろな瞳でこちらを見つめ返す「ユラフォーカス」と、静かなプールに浮かぶ冷たい生徒の影や校舎の屋上から転落するまさにその瞬間など凄惨な結末を暗示するショッキングな光景を切り取った「死体シリーズ」5点で構成されている。デジタル呪物【呪いのスマホ】から決して逃れることのできない恐怖と絶望を表現した、不気味かつスタイリッシュなティザービジュアルとなっている。
コメント
監督・脚本:山元環
星を見るためにオンラインで繋がった高校生たちの青春映画『この夏の星を見る』から一転、今作ではスマホによって繋がった高校生たちが恐怖の底に引きずり込まれていく。
いくつもの自分を使い分けなければコミュニケーションが成立しない時代。
情報、感情、記憶、人間関係――スマホは無自覚に、機能的に、連鎖的に繋げてくる。
拒否するか、受け入れるか。僕たちは絶えず誰かの視線に晒されている。
もしそう感じるなら、いつの間にかポケットに忍び込んだスマホに、もう呪われているかもしれません。
早瀬憩
主演を務めさせて頂きました、榊ユラ役の早瀬憩です。信頼する山元環監督のもと、山元組のスタッフの皆さん、尊敬するキャストの皆さんと一緒に、新しいホラーを楽しみながら撮影することができました。撮影時とは裏腹に、初めて完成した作品を見た時は、まるで自分の身に襲いかかってくるような恐怖の連続で、心臓のバクバクが止まらなかったです。身近なスマホを通して巻き起こる様々な恐怖…皆様にもぜひ!大きなスクリーンで、あの恐怖を味わって頂きたいです。
窪塚愛流
僕が演じた理恩は真面目で正義感が強くキャストの中ではリーダー的存在です。普段は決して問題を起こさない生徒ですが、ある出来事をきっかけに、校内で起きる不可解な出来事に巻き込まれてしまいます。僕が個人的に『呪いのスマホ』で好きな所は、キャスト全員が個性的で魅力的な役を演じ切っている所です。これまでのホラー映画とは全く異なる驚きと恐怖が詰まっていると思います。僕らが本気で臨んだ作品を是非観て頂きたいです。
井手上漠
私が演じたかおるは、どこか孤高で独特な空気を纏った人物です。強い信念を持ち「放っておけない誰か」の前では素直になれる人なのだと感じ、一つひとつの感情を大切に表現しました。ホラーに惹かれる理由は、恐怖そのものではなくその先で自分の心と出会えるからなのかもしれません。この作品は、そんな人間の孤独や揺らぎを美しく映し出します。ぜひ劇場で、その余韻を受け取って頂きたいです。
坂巻有紗
皆様こんにちは!千明役を演じました坂巻有紗です。ホラー映画をこよなく愛し、普段からホラーに浸っている私ですが、『呪いのスマホ』を観た後は、衝撃を受けすぎて数十分現実世界に戻って来れなかったです笑
山元監督の技量に息を呑んでばかりの数時間でした。とてつもなくホラーを感じられる、そんな映画になってます!臨場感溢れる音楽にも注目して欲しいです。ぜひ楽しんで存分にホラーに溺れてください!
萩原護
『この夏の星を見る』に続き、山元組に参加させていただきました。山元環監督のエネルギーに背中を押していただきながら、とても良い雰囲気の中で撮影が進み、のびのびと演じることができました。幅広い世代の方々に楽しんでいただける作品になってほしいと願いつつ、特に私よりも下の世代の方々にこの作品がどう映るのか気になっています。
ぜひ劇場でご覧いただけると嬉しいです。
砂田将宏
この度映画『呪いのスマホ』で林流星役を演じさせていただきました砂田将宏です。昔からビビリで怖いものも苦手でホラー映画も1人じゃ絶対に観ることができないタイプなのですが自分が出演する側だったら大丈夫かなと思い、撮影に挑みました!
喧嘩っ早い筋トレバカな役ですが、かなり体を張って撮影したシーンも沢山ありますので筋肉と表情、そして体の不気味な動きとかにも注目して観てほしいです!僕はもうすでに完成品を観させていただきましたが、先の展開を知っているのに目つぶってしまうくらい怖かったです!笑でもただ怖いだけじゃなく、そこに感動や美しさがある素敵な作品になっています!沢山の方に届くことを願っています。
平松想乃
花井琴葉役の平松想乃です。私は初めての映画撮影でしたが、初めての作品が今作で本当に良かったです。撮影中はもちろん、完成した映画を観た時にも、その緻密な演出と世界観に、私自身、新しい衝撃を何度も受けました。この映画に込められているメッセージ性と、沢山の点を辿って結びついていくストーリー、そして、登場人物の個性的なキャラクターにも注目しながら見ていただけたら嬉しいです。ぜひ劇場で、この「ホラー」に没入してください。
『呪いのスマホ』は11月13日(金)より全国にて公開。



