
40~50代になり、「最近、むくみがひどい」「足がむくんで靴が履けない」などの悩みがありませんか?日本の女性は、平均で50歳頃に閉経を迎えることが多く、閉経を挟んだ前後5年間は「更年期」と呼ばれています。この時期はホルモンバランスの影響で、さまざまなからだや心の不調に悩む女性が多いようです。
更年期女性のお悩みのひとつに「むくみ」があります。今回は、更年期のむくみを改善する方法について薬剤師・清水みゆきさんに教えてもらいました。
むくみで足がパンパン! 歩くと痛みも……

アケミさん(48歳)は、最近、むくみがひどいと悩んでいました。
「朝起きたときは顔、長時間の立ち仕事を終えたときは足のむくみがひどくて……とくに足はパンパンで、歩くと痛みがつらいです」
足首を指で押すと、跡がくっきり残って元に戻らないこともあるというアケミさん。
「長風呂をしたり、サウナに行ったりと自己流の方法を試してみても、全く効果がありません。むくみ解消のために水分はとり過ぎないようにしていますが、熱中症も怖いですし……」
からだは重く動きにくくなり、アケミさんはストレスを感じていました。
ついに、むくみで靴が履けなくなる

ある日、友人の家に遊びに行ったときに事件が起きました。
「久しぶりに集まったので、ついつい話し込んでしまったんです。3時間も座りっぱなしで、お茶やお菓子もたくさん飲み食いして……足がひどくむくんでしまいました」
すると帰る際に、むくみのせいで靴が履けなくなってしまいました。
「うわー、スゴイ足ね!」「やだー、大丈夫?」
友人たちも笑い半分で心配してくれましたが、悩んでいる側はたまったものではありません。
「しかたなく、友人のご主人のおじさんサンダルを借りて帰るはめになりました。もう恥ずかしくて、いたたまれない思いでした」
あまり語られないけれど……むくみは更年期によくある症状?

どうにかしてむくみを解消したいアケミさんは、内科を受診することにしました。
「検査では異常がありません。年齢的に、更年期の女性ホルモン減少が原因かもしれません。漢方でバランスを整えていきましょう」
と医師から説明を受け、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方薬が処方されました。
当帰芍薬散は、からだの水分代謝を整えてむくみやめまいの改善が期待できる漢方薬です。
本編では、顔や足のひどいむくみに悩まされ、ついには靴が履けなくなるほど症状が悪化したアケミさんのお話をお届けしました。
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では、更年期とむくみの関係や、症状改善につながった漢方治療について詳しくお届けします。



