中学3年生、15歳の中井聡子。不倫も仕事もスランプ気味、迷走中の映画配給会社勤務、西田沙都子。子育てがひと段落し、久々の自分時間で夢に目覚めた飯島里子。そんな“さとこ”たちが、自由で、みっともなくて、愛おしい日々を【自分の物語】として書き始めたとき、3人の人生が交錯していく――。
この度解禁となった、不倫関係6年目を迎え、倦怠期に差しかかった沙都子(有村)と村本(オダギリ)が雪景色の中を厳かに進む姿を捉えたカットは、“W不倫に溺れる男女が雪の中を彷徨う”――かつて社会現象を巻き起こした映画『失楽園』(1997)の名シーンを彷彿とさせるもの。
しかし、その佇まいにはどこか可笑しみも漂い、シリアスとユーモアが絶妙に同居する本作らしい1枚となっている。また、大学卒業と同時に結婚し、子育てもひと段落した里子(石田)が、夫・重明(筒井)とともにトランポリン教室へ通う穏やかなひとときを捉えたシーン写真も。
頭からタオルを被るかわいらしい里子が、これまでの人生を夫婦で語り合う、温かな空気感が印象的に切り取られた。さらに、校外学習で訪れた歌舞伎鑑賞中に寝てしまったにもかかわらず感想文を書いて提出! その後、国語教師・寺尾(吉田)に呼び出された高校生・聡子(姫野)の姿も。
怒られるのではないかと気まずそうにもじもじする様子からは、10代の不器用さと愛らしさがにじみ出るものとなった。そのほか、沙都子、聡子、里子の3人が、それぞれ異なる形で〈自分の人生を書く〉という行為に向き合う姿を捉えた場面写真や、里子が紡ぐ物語の重要な鍵を握る書店員(細田)が、日々書店を訪れる小鳥と静かに交流する幻想的なシーンも解禁。

人と人、本と物語、そして世代を超えて受け継がれる想いがつながっていく。本作ならではの世界観を感じさせる写真の数々となっている。
なお、本作のムビチケ前売り券が全国の上映劇場やオンラインサイトにて、本日7月17日(金)より発売開始された。『さとこはいつも』は9月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。



