先日解禁されたティザー予告編の総再生回数が24時間で約5億300万回という、映画の予告編として歴代2位の驚異的な記録を打ち立て、単なる続編には留まらないヒーローたちの集大成を心待ちにするファンの熱狂で盛り上がりを見せた本作。
マーベルとして約2年ぶりのサンディエゴ・コミコンでの発表会となった今回。前回2024年にはまさにこの場でロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥームを演じることが電撃発表され、会場だけでなく全世界に衝撃と興奮が巻き起こった。
“ペギー”役ヘイリー・アトウェル「スティーブとの関係性を含め、皆さんに早く見せたい」
まずはマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギがステージに登場し、ファンの熱気は最高潮に高まる中、本作の監督のルッソ兄弟(ジョー・ルッソ/アンソニー・ルッソ)も登場。
さらに、ドクター・ドゥーム役のロバート・ダウニー・Jr.やスティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスをはじめとした、本作に出演する豪華キャスト陣総勢17名が集結。次々と登壇する大物キャスト陣に、会場のホールHは地鳴りのような歓声と拍手に包まれた。
ステージにはヘイリー・アトウェルの姿もあり、スティーブ・ロジャースの愛するペギー・カーターが『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に復帰することが明らかに。ヘイリー・アトウェルは「ペギーとしてこのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の家族のもとに帰ってこられるなんて思ってもみませんでした。しかも、今回は全く異なるスケールと緊張感の中で彼女を描くことになります。スティーブとの関係性を含め、皆さんに早く見せたくてウキウキしています」と喜びを露わにした。
監督のルッソ兄弟は「僕たちがRDJ(ロバート・ダウニー・Jr.)に求めたのは、これまでのイメージを180度覆すような、全く新しい挑戦でした。彼もそれに完璧に応えてくれた。12月18日、その驚異的な成果を皆さんが目撃することになります」と断言、「『エンドゲーム』を超えようとするのは愚かな試みですが、僕たちがやろうとしているのは“スケールの拡大”ではなく“感情の振れ幅の極限化”です。ドゥームという存在が全員の運命をどう引き裂くか、覚悟して観てほしいと思います」と語った。
そんな“ヴィラン”、ドクター・ドゥームを演じるロバート・ダウニー・Jr.は「僕にとってもMCUにとっても、これは全く新しい章の始まりです。昔の自分を懐かしむ暇なんてないくらい、ビクター(ドゥーム)の野心は凄まじいですよ」と、本作に懸ける思いを明かす。そして、ファンタスティック4のリーダー、ミスター・ファンタスティックを演じるペドロ・パスカルは「リードとの間には、単なる敵対関係を超えた深く複雑な過去の因縁があります。単なるヒーロー対ヴィランではなく、個人的な歴史が絡み合うドラマになっているのが、この作品の本当に素晴らしいところです」と、リードとドゥームのただならぬ関係性について触れた。
また、トーク中にはグレーのデッドプールとなったライアン・レイノルズが客席から乱入。「『ドゥームズデイ』の撮影はいつ始まるの?」と登壇者に問いかけ、ロバート・ダウニー・Jr.から「もう撮り終わってるよ」と返されても、「追加撮影や、土壇場での追加出演はないの?」と食い下がり、本作への参加を期待させるひと幕もあり、会場は笑い声の渦と歓声に包まれた。
さらに、パネルでは会場限定で『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の最新映像が上映、ファンは大きな盛り上がりを見せた。「ロバート・ダウニー・Jr.に演じてもらうことを楽しみにしている」
パネル終了後に行われたプレスラインでは、マーベル・スタジオ社長で本作の製作総指揮を務めるケヴィン・ファイギは、ドクター・ドゥームについて「ドクター・ドゥームはあらゆるスーパーヴィランの原点ともいえる存在です」と言う。
「魅力は象徴的なビジュアルやマスクだけではありません。彼は欠点や傲慢さ、天才的な頭脳や人間味を併せ持ち、何より自分こそがヒーローであり、世界を救う存在だと心から信じています。そこが彼の魅力であり、ロバート・ダウニー・Jr.に演じてもらうことを楽しみにしている理由です」と、その複雑なキャラクター性を語った。
さらに監督のジョー・ルッソは、MCUの新たな局面となる本作に懸ける思いとして「この作品は、間違いなくマーベル史上最も野心的な映画です。僕は、映画館でみんなと一緒に作品を観るという体験が何より大切だと思っています。世界中の人々が映画館に集まり、お気に入りのキャラクターを応援し、一緒に笑い、一緒に泣く。そして、心を大きく揺さぶられるような体験をする。そんな映画を届けることが僕たちの仕事です。こうした作品を作る機会に恵まれていることを、本当に幸運に思います」と語った。
全世界歴代興行収入第2位(約28億ドル/約4200億円 *1ドル=150円)の破格のメガヒット超大作『アベンジャーズ/エンドゲーム』から続く、新たな物語が幕をあける。ケヴィン・ファイギは「『ドゥームズデイ』は、『エンドゲーム』の続きから物語が始まる」と語り、監督のジョー・ルッソも「『エンドゲーム』から『ドゥームズデイ』へ橋を架ける絶好の機会」とコメントするなど、本作は“『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその先”を描く物語。
ロバート・ダウニー・Jr.は「『ドゥームズデイ』の物語の先には、『エンドゲーム』の後に続く作品を期待外れにしないための、唯一の”解決策”がある。それを実現し、信頼と敬意を再び勝ち取るために、私たちは長く、懸命に取り組んできた」と、並々ならぬ自信をのぞかせている。
サンディエゴ・コミコン 2026
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』登壇者
アンソニー・ルッソ監督、ジョー・ルッソ監督、ケヴィン・ファイギ/マーベル・スタジオ社長
ロバート・ダウニー・Jr./ドクター・ドゥーム役、クリス・エヴァンス/スティーブ・ロジャース役、ペドロ・パスカル/リード・リチャーズ(ミスター・ファンタスティック)役、ポール・ラッド/スコット・ラング(アントマン)役、アンソニー・マッキー/サム・ウィルソン(キャプテン・アメリカ)役、シム・リウ/シャン・チー役、ジェームズ・マースデン/サイクロップス役、デヴィッド・ハーバー/レッド・ガーディアン役、レティーシャ・ライト シュリ(ブラックパンサー)役、ルイス・プルマン/ボブ(セントリー)役、ケルシー・グラマー/ビースト役、ダニー・ラミレス/ホアキン・トーレス(ファルコン役)、ウィンストン・デューク/エムバク役、ハナ・ジョン=カーメン/ゴースト役、レベッカ・ローミン/ミスティーク役、テノッチ・ウエルタ/ネイモア役、ヘイリー・アトウェル/ペギー・カーター役
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は12月18日(金)より全国にて公開。



