ジュニア・Howzit、覚悟と夢を胸に刻んだ新たな幕開け 5人のルーツと強みが交差する念願の初ステージ【ライブレポ/Howzit 1st LIVE 2026 NICE TO ME YOU】
芸能
モデルプレス/ent/wide/show
【写真】ジュニア新グループ、メンバー全員で密着し仲睦まじい様子
◆「Howzit 1st LIVE 2026 NICE TO ME YOU」
織山尚大、西村拓哉、黒田光輝、檜山光成、ヴァサイェガ渉の5人からなるSTARTO ENTERTAINMENT所属のジュニアグループ「Howzit」。元々同じグループで活動していた織山、黒田、檜山、ヴァサイェガに加え、関西ジュニア出身の西村が合流して結成された。
そんな5人が新たなスタートを切る初の単独ライブツアー「Howzit 1st LIVE 2026 NICE TO ME YOU」が、8月8日の東京公演を皮切りにスタート。大阪、福岡を含む3箇所で全35公演を開催する。本ツアーは、個性豊かな5人が織りなすパフォーマンスと“今しか見られない”フレッシュなエネルギーが詰まったステージで、Howzitの新たな物語の幕開けを飾る。
◆Howzit、華々しい幕開け・鮮やかに魅せる5人の個性
時計の針が1秒ずつ刻まれる音が会場に響き渡り、スクリーンに映し出された10秒のカウントダウン。幕越しに5人のシルエットが浮かび上がると、客席からは悲鳴にも近い歓声が上がる。白地に赤の差し色が映える華やかな衣装を身にまとった5人が姿を現し、グループ結成後初めて全員揃った姿を見せることとなった。初のオリジナルソング「Dream Alive」のイントロが鳴り響くなか、曲の途中でステージ後ろから盛大なスパークラーの火花が激しく飛び散り、記念すべき幕開けを華々しく彩った。織山が「お待たせー!お待たせー!」と約1年ぶりとなるライブステージへの喜びを口にすれば、西村も「迎えに来たぞー!俺達5人についてこい!」と頼もしく呼びかけ、念願の瞬間をファンと共に迎えた。
序盤のメイン入れ替わりメドレーでは、先輩たちの名曲にリスペクトを込めながら本家の振付を忠実に再現。嵐の「One Love」でメインの檜山が曲の最後、モニターに大きく映し出された瞬間に優しく微笑み、歓声が沸き起こる。続くなにわ男子の「ダイヤモンドスマイル」では、西村がたこやきほっぺのポーズを作り「いくで~」と関西弁でキュートにアピール。黒田がセンターに立つKing & Princeの「恋降る月夜に君想ふ」では、「Can we be happy?」というサビ冒頭の歌詞に合わせて可愛らしくピースをしながら満面の笑みを見せ、KinKi Kidsの「硝子の少年」ではヴァサイェガを中心にしなやかで美しいダンスを展開する。そして織山がメインを務めるKing & Princeの「シンデレラガール」では、サビ前に「大好きです」とまっすぐな言葉を贈る一幕も。5人全員で魅せながらも、曲ごとにそれぞれの個性が際立つ圧巻のバトンリレーとなった。
そこから空気は一変。上裸に白ジャケットを羽織り、白ハットを被ったヴァサイェガの登場を皮切りに、全員が前開きのワイルドな衣装でSMAPの「ダイナマイト」へ。織山がメインで振付を手掛けたアグレッシブなダンスや全員での側転で力強さを見せると、続くヴァサイェガが振付を担当した嵐の「P・A・R・A・D・O・X」では大人の色気とスピード感あふれるパフォーマンスで客席を圧倒した。
◆Howzit、黒田光輝が手掛けた自己紹介ソング
楽曲が終わり余韻が漂う中、西村が「夏始まったなー!」「夏のライブやから夏コーナーやりたいんやけど、流石に裸ジャケットで夏コーナーできへんから、着替えてもいい?」と客席に問いかけ、5人は着替えのためステージ上の幕の中へ。幕にはメンバーが着替えているシルエットが浮かび上がる。すると、場内のモニターに着替え中のヴァサイェガが映し出され、突然画面に抜かれたヴァサイェガは「カメラが急に撮ってきた!」と驚きの表情。その後、西村と黒田の着替えシーンへとカメラが切り替わったかと思えば、そこへ再びヴァサイェガがカメラ前に映り込んできて「やめてよー」と言いながらも楽しそうに画面に出てくるお茶目な一幕も。これにはすかさず西村から「みんなわた(ヴァサイェガ)の上裸ばっか3回も見てもうそろそろ需要切れてくるんちゃう?」と愛のあるツッコミが飛ぶなど、メンバー同士の仲睦まじいやり取りで会場の笑いを誘った。
無事に着替えを終えると、「夏コーナー」へと突入。ジュニアの夏の定番曲「おいで、Sunshine!」が流れると、ファンにはおなじみのキャッチーな振付で場内は大きな盛り上がりを見せる。ステージ上では西村と檜山が楽しそうに水鉄砲で遊んだり、黒田が大きなイルカの浮き輪を抱えて無邪気な笑顔を見せたりと、夏らしい爽やかでポップなパフォーマンスで魅了した。
黒田が作詞・作曲を担当したグループ初のメンバー紹介ソング「L◆VEりぃ H◆Wじぃ」(◆=ハートマーク)では、ステージ上で黒田がボックスステップを踏みながら「Howzit~?」「ラブリ~?」と客席と楽しげにコール&レスポンスを交わす中でスタートした。楽曲内では、メンバーが1人ずつラップで他己紹介を展開。織山から紹介された西村は「にしたくって呼んでくれてありがとうー」と笑顔を見せ、西村から紹介を受けた檜山は「大好き」と決め台詞を一発。続いて檜山からヴァサイェガが紹介されると「おちつおちつ~」、ヴァサイェガから紹介された織山は「なおって言うなよ」と、テンポよくそれぞれのキャラクターを覗かせていく。
ラストを務める黒田は「俺が本物のラップ見せてあげる」と意気込みを見せると、まさかの自分で自分の自己紹介を歌い出し、自ら「くろちゃん!くろちゃん!」とコール&レスポンスを誘導して「愛してもぁす」とアピール。他メンバーから「おかしいでしょ」とツッコミが入る中、決め台詞で「みんな本当にだぁい好き」と言い放つ黒田に対し、織山が少し引き気味に「やばぁ」と漏らすなど、終始コミカルで微笑ましいやり取りに会場は温かい笑いに包まれた。
◆西村拓哉、トーク力の高さをメンバーが絶賛
MCに入ると、檜山が「立ち見の人もありがとうね」と客席の隅々まで気遣う優しさを見せる。前日の話題になると、西村が「楽しみすぎて全然寝られへんかった昨日。4時ぐらいまで起きちゃってた」とコメントし、黒田が「連絡グループ動いてたよね」、檜山も「昨日ね、3時4時」と追随。黒田が「Howzitのメンバーのね、グループがあるんですよ」と明かすと、西村は「やっぱほんまに何歳になっても遠足気分になっちゃう」と少年のように目を輝かせた。
その後、メンバーが2チームに分かれて着替えることになり、まずは西村、檜山、黒田の3人がステージに残ってトークを展開。檜山が「あ、てかさ、3人でご飯行ったよね?今思い出した」と切り出すと、西村も「この間もご飯行ったけど、なんかSHOWbizぐらいもご飯行って」と振り返る。2025年1月に東京・有明アリーナにて開催されたジュニア出演のライブ「SHOWbiz 2025」の時期の思い出として語られたエピソードだったが、ここで黒田が「それ俺いる?」と問いかけると、西村と檜山は声を揃えて「いるわ!」とツッコむ。
それでも黒田が「あーSHOWbizか。俺SHOWbiz出てないわ(笑)」と口にすると、西村は「なんでおったん!?」、檜山も「ちょっと待って、なんでいんの?」と驚き。黒田が「SHOWbiz出てない!本当に俺?黒田?」と確認すると、西村が「観に来たんちゃうん?」と助け船を出し、黒田も「そっか!観に行った日か!」と納得した様子を見せた。西村が「SHOWbizお疲れ様会しようと思ってたのに〜」とこぼすと、黒田は「いや、こっちも別で舞台頑張ってた。別に暇してたわけじゃないから!」と主張。檜山が「あの時は(深田)竜生と一緒にやってたんだっけ?」と振ると、黒田は「そうそうそうそう。『ジャングル大帝』って舞台やってましたけど」と自身の出演作品を振り返った。
この舞台タイトルに客席から大きな「キャー!」という歓声が上がると、西村は「やっぱそういうのでキャーね。舞台の名前でキャーって言うのすごいな」と感心しつつ、そのまま「『少年たち』ー!」と事務所の伝統的なミュージカル名を叫んで客席の「キャー!」を引き出す。「『少年たち』キャーはないやろ(笑)」と自身でツッコミを入れつつ、さらに「『ANOTHER』ー!」と関西のメンバーを中心に上演されている舞台シリーズのタイトル名を続け、ファンからの歓声に「なんのキャーやねん(笑)。『ANOTHER』キャー意味わからんねん」とツッコミを入れていた。
その後、着替えを終えた織山とヴァサイェガが交代で登場するも、2人きりになると途端にトークがなかなか盛り上がらず、織山は思わず「にしたくってすげーんだな。一周回ってやっぱすげーんだな。誇りに思ったほうがいいですよ、にしたく担さん」とポツリ。ヴァサイェガが「楽屋でもさ、ずっーと喋ってんじゃん」と同調すると、2人は「俺これどうしたらええねん」「なんもわからへん」と楽屋での西村の関西弁や喋り方のモノマネを披露し、会場を和ませた。
◆Howzit、和コーナーで魅せた圧倒的なパフォーマンス
ライブ後半には、グループの軸となる想いを伝える「和コーナー」が展開された。曲前、西村が「続いてのコーナーは僕たちHowzitの夢を乗せたコーナーになっています。僕たちHowzitの夢、それは東京を世界で1番のホットスポットにするということです。日本にはたくさんの魅力があります。なので、世界に羽ばたいていくのではなく、世界中の人が東京に集まる、そしてその理由がHowzitであること。それが僕たちHowzitが一生を賭けて追いかけていく夢です」と、グループが掲げる大きな夢と胸に秘めた覚悟を語った。
曲が始まると雰囲気を一変させ、着物風の絢爛な衣装に身を包んだメンバーたちが障子のようなセットを背景に登場。仮面を用いた妖艶な演出で魅了すると、檜山が力強いバチさばきで和太鼓を打ち鳴らし、そこへ黒田がスタイリッシュなビートボックスを重ね合わせていく。さらに光る提灯を駆使した幻想的なライティング演出も加わり、グループの圧倒的な表現力の幅を見せつけた。
◆Howzit、それぞれの想いを吐露
そしてライブ終盤、最後の挨拶ではメンバー一人ひとりが自身の胸の内にある想いを語った。ヴァサイェガは「先輩が作ってきた素敵な作品をリスペクト込みでそのまま受け継ぐのももちろん大正解だと僕は思うんですけど、先輩の作ったものを超す気持ちを持って、僕たちがいろんな作品を作って後世に残す。これがいわゆる伝統継承なんじゃないかなと僕は感じていて」と、事務所の歴史を受け継ぎながら新たな時代を切り拓く強い決意を口にする。
檜山は「またこうして皆さんの前で歌って踊って、エンタメをして、一緒の時間を過ごせることをすごく幸せに思っております」とステージに立てる喜びを噛みしめ、最後には「絶対幸せになろうね」と客席へ想いをぶつける。黒田は「僕が思う1番はやっぱり笑顔でいること。そして僕たちが笑顔にさせることだと思っていて」と、温かな眼差しでアイドルとしての真っ直ぐな信念を言葉に込める。
織山は「1年ぶりに今日アイドルの姿で皆さんの前に出ることができたんですけど、やっぱりアイドルをやっていて良かったなって思いました」と感極まった様子で語りかける。最後に言葉を紡いだ西村は、「STARTOのアイドルとして、自分の気持ちをエンターテイメントに変えて、皆様に生涯お届けします」と力強く宣言。そのまま、二宮和也の「どこにでもある唄。」のソロパフォーマンスへと繋げ、感情を揺さぶる歌声で場内を深く包み込んだ。
◆Howzit、5人の軌跡と未来へと続く確かな歩み
関西ジュニアからグループに加わった西村が、ソロ歌唱で自身の歩みと決意を込めたことに加えて、他のメンバーもライブ中にはそれぞれの強みを遺憾なく発揮した。織山は自身の得意分野でもあるコンテンポラリーダンスで、全身を使って繊細かつ力強い表現を披露。ドラムを得意とする檜山は、迫力あるドラムセットを駆使したハイブリッドなパフォーマンスで圧倒した。ヴァサイエガは圧倒的な身体能力と表現力を武器に華麗なダンスを魅せ、黒田は持ち前の明るさと人懐っこさでメンバーも観客も笑顔にさせる場面があった。
序盤から最後まで5人それぞれの強みやルーツを感じさせる圧巻のライブだったが、それ以上に胸を打ったのはメンバーが見せた並々ならぬ“覚悟”だった。挨拶で、西村が「今までのメンバーの想いも、これからのメンバーの想いも全て背負って東京に出てきました」、織山が「今まで関わってくださった皆さんに恩返しをするためにも、このHowzitという活動を、皆さんにたくさん証明できたらなと思っております」、檜山が「Howzitだからできるチャレンジをして、またいろんなところに皆さんと行けるように頑張っていきます」と力強く宣言。グループ結成からまもないながらも、Howzitとして活動していく強い覚悟を胸にステージに立つ彼らの姿は、序盤で披露した嵐の「Believe」の歌詞と重なり合った。
「そう僕らはずっと待ってる いつまでだって待ってる どこまでも続いてゆく道で 心にずっと抱いてる この夢きっと叶うはず 泣いて笑って進んでゆく」。それぞれ小学生、中学生の頃、事務所に入所し、夢を追いかけてがむしゃらに走り抜けてきた。幾多の別れや葛藤を乗り越え、いま「Howzit」という新たなグループのもとに集った。泣いて笑って進んできた過去のすべてを力に変えて、彼らはまたひとつ大きな夢へと歩みを進めていく。(modelpress編集部)
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