
季節の変わり目や日々の忙しさのなかで、そんな身体の「重だるさ」を感じていませんか?
今回は、これまで14万人以上の施術やセルフケア指導を手がけてきた整体師・永井峻氏(楽ゆる整体&スクール代表)が提唱する、おなかのツボを刺激して身体の芯から温める新しい自律神経ケアの方法をご紹介します!
※本記事は書籍『からだめぐる おなかのツボ回し』(永井峻/ワニブックス)から一部抜粋・編集したものです。
あなたの不調はどこからきている?
内臓のエラーマップ
不調が生まれるところ、それは内臓(おなか)。心と体の不調は各臓器に対応しています。あなたの不調はどの臓器からきているのかチェックしましょう。
\効果を上げる/
ツボ回しのポイント
ツボ回しの効果をより高めるために、重要なポイントや注意点があります。頭に入れてから始めましょう。

指の形
中指で押し回します。その際、圧力が安定するように、人差し指と薬指を中指にぴったりくっつけます。
動かし方
十円玉ぐらいの大きさの円を描くように、同じ強さでぐるぐる回します。回転方向は、左右どちらでもやりやすい方でOK。
押し方・力加減・回数
ツボに中指を当て、「硬さ」を感じる深さまで押し込み、その深さを保ったまま30回ぐるぐる回します。
姿勢
仰向けになり、膝を立てて行います。立ち姿勢や座り姿勢でもいいのですが、仰向けのほうが押しやすくなります。

ツボ回しだけをまとめて行ってもOK
本書で紹介しているツボは、オリジナルで名前のないものも多くあります。これらのツボは内臓の不調に対応。
自分の体調に合わせて、気になる内臓のツボ回しだけを行ってもOK。また、ストレッチとセットで行う時間がなければ、ツボ回しだけでもめぐりは良くなります。
満腹時、生理中・妊娠中はご注意を!
満腹時はツボ回しの圧迫で不快感が増すことがあるので、食後1、2時間空けてから行いましょう。生理中や妊娠中は、刺激によって血流やホルモンのバランスを乱す可能性もあるので、この時期は慎重に。
押して違和感があるツボも重要!
ツボ回しを初めて行うと、強い痛みを感じたり、気持ちが悪くなることがあります。その際は指を浅めに当てましょう。続けるうちに徐々に深く押しても痛みや不快さを感じにくくなりますし、それが内臓の不調改善のサインです。体がお掃除される際に起きる「好転反応」で、一時的にだるさを感じることもあります。
\効果を上げる/
ストレッチのポイント
痛くなるほど伸ばし過ぎる、反対に軽過ぎるストレッチでは効果が半減。気持ち良く伸ばしながら効果を高める方法を紹介します。
回数
筋肉を伸ばしたところで止めず、伸ばしたりゆるめたりするイメージで、ゆっさゆっさと15回体を揺らします。
呼吸
筋肉を伸ばすタイミングで「ほっ、ほっ」と息を吐きます。筋肉の緊張がゆるんで、めぐりの効果が増します。
力加減
痛みに耐えるのではなく、気持ち良さを最優先に。ストレスのない気持ち良さが、自律神経を癒します。
動かし方
ゆっさゆっさと体を揺らしながら、伸びている部分の力を抜きます。

ストレッチだけでもOK
ツボ回しとセットでストレッチを行うほうが効果は高まりますが、ストレッチだけでもOK。仕事や家事の合間などにこまめに行いましょう。筋肉がゆるみやすくなり、ポンプ作用が働いて血のめぐりがアップします。
伸びる筋肉は複数ある
本書では伸びを感じやすい筋肉をメインにストレッチの方法を紹介しています。しかし、実際に伸びる筋肉はメインの筋肉だけでなく、その周辺も伸びます。刺激や揺れを感じている筋肉を意識すると、効果がUPします。
痛くなるまで伸ばし過ぎない
ついつい痛くなるまでしっかり伸ばしたほうが筋肉がゆるんで、めぐりが良くなるのでは、と期待しがちです。実際は気持ち良さ優先で。痛みが出ると筋肉に力みが出てしまい、ゆるみづらくなり逆効果です。
こまめに行うのがいい
じっくり時間をかけて行うのもいいのですが、もっと効果的なのはこまめに行うこと。筋肉がゆるみやすくなり、だんだん可動域が広がって柔軟性が出てきます。特にお風呂上がりは体がやわらかいので効果的。
小腸・すい臓・胃のめぐり
ツボ回し
胃と関連するツボで、刺激すると胃酸や胃液の分泌が活発になり胃の働きが良くなります。胃は消化・吸収のスタート地点なので、小腸、すい臓の働きにもいい影響が。

- ❶のツボに左右の手の中指を当て、抵抗を感じるぐらいの深さまで押し込み、円を描くように30回転マッサージします。
- ❷のツボも同様に行います。
首のストレッチ
消化器系の不調は、実は首まわりに現れます。胃腸が弱い人は、首や肩のコリやハリを感じたり、硬くなったりしていて、めぐりを滞らせています。

- 片側の鎖骨に両手を重ねて置きます。
- 両手から鼻を遠くに離すように斜め上を見て、頭を後ろに倒します。首まわりを伸ばしてはゆるめるイメージで、ゆっさゆっさと頭を15回動かします。伸ばすタイミングで「 ほっ、ほっ」と息を吐くこと。反対側も同様に行います。
背中のストレッチ
消化力が低下して胃に未消化物が停滞することを食滞(しょくたい)といいます。東洋医学的には、食滞が気の流れを妨げて背中のコリや痛みを引き起こすと考えられています。

- あぐらをかき、頭の上で右の手首を左手でつかみます。椅子に座っても立ったままでもOK。
- 左腕に頭をもたれさせるようにして、左の膝頭に向かって体を倒します。背中を伸ばしてはゆるめるイメージで、ゆっさゆっさと上体を15回動かします。伸ばすタイミングで「ほっ、ほっ」と息を吐くこと。反対側も同様に行います。

つづき>>【太ももストレッチ】自律神経と大腸を整えて冷えをケア!仕事や家事の合間にできる「ゆらゆら」ストレッチ
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