
「朝から体が重だるい」「急にカッと熱くなる」「理由もなくイライラや不安感が募る……」40代・50代を迎えて感じるその不調、実は女性ホルモンの変化による「自律神経の乱れ」や、体内のめぐりの滞りが原因かもしれません。
そんな“ゆらぎ世代”の悩みを根本からほぐすカギは、東洋医学にありました。
本記事では、大ヒット書籍『更年期と自律神経をととのえる本 – 東洋医学が効く!』から、自分の体質を知る「6つの体質チェック」や、今日から実践できるツボ押し・セルフケアのポイントを厳選してご紹介します。
※本記事は書籍『更年期と自律神経をととのえる本 – 東洋医学が効く!』(森田遼介/ワニブックス)から一部抜粋・編集したものです。
あなたのタイプは?体質診断チェックリスト
不調の改善のためには、まずは自分の体質を知ることが大切です。東洋医学では、人の体質を次の6つのタイプに当てはめることができると考えます。
気や血(けつ)が不足する「気虚(ききょ)」「血虚(けっきょ)」、気や血の流れが滞る「気滞(きたい)」「瘀血(おけつ)」、それに水(すい/津液)の乱れ「陰虚(いんきょ)」「水滞(すいたい)」を加えた計6つの体質――これらのうち、自分にはどれが一番当てはまるかをチェックしていきましょう。
(※証とは:西洋医学でいう病名に当たる東洋医学名)
皆さんはどの体質に一番多くチェックがつきましたか?それぞれの「証」が混ざっていることも当然あるはず。その場合はチェック数ごとの“注意レベル”分けを、以下の基準で把握してみてください。
●0〜2個……症状が軽い、または該当しない
●3〜5個……軽度の傾向があり、早めのセルフケアを推奨
●6〜8個……中程度の傾向があり、血液検査などや専門家に相談することを推奨
●9個〜………強い傾向があり、専門家の施術を受けることを推奨
これで自分自身の体質と注意レベルを把握できましたね。
ちなみに体質がわかると、次のようなメリットがあります。
❶自分の健康状態を客観的に理解できる
自分の弱点や傾向が把握できるため、日常生活の中で体調不良の原因に気づきやすくなり、病院や鍼灸院(または漢方薬局)へ行く前の段階で、自分の体調に適したセルフケアを始めることができます。
❷適切なセルフケアに出会いやすくなる
体質に合った生活習慣や食事を選べるようになるため、不要な健康法や流行に惑わされず、自分に合ったセルフケアを選択し、継続できます。
❸早期対応で慢性化や重症化を防げる
小さな不調を放置せず、早い段階で適切な対応がとれるようになり、自分の体質を把握していることで、未病(みびょう:病気ではないが健康ではない状態)に対する予防が可能になります。
❹心身のバランスを整え、 生活の質が向上する
自分に合ったケアが見つかることにより、不調の改善方法を調べ過ぎるストレスから解放されます。また、東洋医学の視点では心と身体を統一的に把握するため、体調だけでなく気分の改善にも繋がりやすくなります。
❺健康管理の基礎ができ、 無駄な医療費を抑えられる
自分の体質を把握して日常的にケアすることで、病気や不調で医療機関に通う回数が減る可能性があります。すると、自分に合わないまたは効かないサプリメントや治療法に無駄なお金を使わずに済みます。
❻季節やライフステージに合わせた健康管理ができる
自分のタイプを知ることで、季節や更年期の時期ごとの注意点をはじめ、加齢に伴う変化に対応しやすくなります。
❼自己肯定感の向上
自分の体質を「個性」として捉えられるようになるため、健康上の課題をポジティブに考えられます。 「何をしても体調が悪い」と思っていた人も、自分に合った改善策に取り組むことで、前向きになり自信がつくはずです。
自分の体質を理解することで、こんなにもメリットだらけの生活に切り替えていけるのです。のみならず、将来的に家族や友人などの健康管理にも、より良い寄り添い方ができるようになります。
つづき>>【更年期の不調】スネや太ももを温めるだけ!自律神経を整えて冷えを払う「神ツボ」セルフケア
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