
季節の変わり目や日々の忙しさのなかで、そんな身体の「重だるさ」を感じていませんか?
今回は、これまで14万人以上の施術やセルフケア指導を手がけてきた整体師・永井峻氏(楽ゆる整体&スクール代表)が提唱する、おなかのツボを刺激して身体の芯から温める新しい自律神経ケアの方法をご紹介します!
※本記事は書籍『からだめぐる おなかのツボ回し』(永井峻/ワニブックス)から一部抜粋・編集したものです。
健康は「気」のケアが9割
健康は「心」と「体」と、そしてもう1つ――
「気」で成り立っています。
心のケアを重視する人は増えてきましたし、体に良いことを習慣にしようとする人もたくさんいます。
でも、「気」のケアまで意識している人は、まだほんのわずか。
実はここが、健康づくりにおける大きな盲点なのです。
なぜ「気」のケアをする人が少ないのかというと、「気」のケアは自然には健康は「気」のケアが9割始まらないからです。
心がしんどければ泣く、吐き出す。
体が疲れたら休む。
こういったことは無意識のうちに反応や欲求として出てくるものですが、「気が滞ったからめぐらせよう」と意識する・できる人はほとんどいません。
ところが、この気の滞りこそが、血のめぐりを悪くし、神経を緊張させ、リンパ液の流れや内臓の働きまで鈍らせてしまう元凶になるわけです。
逆にいえば、「気」がうまくめぐり出すと、体全体の調子が一気に上がります。
例えば、気が通えば血が温まり、神経の過敏さが落ち着きます。リンパ液の流れも良くなって、老廃物の排出が進み、免疫力も自然と高まります。内臓(おなか)の働きが整って、呼吸も眠りも深くなる。
どれか1つの不調が改善されるのではなく、複数の変化を一気に起こせるのが「気」のケアのすごいところです。
しかも、これは「気」だけに留まりません。
血液や神経を通して、その変化は心と体にまで届きます。
気持ちが明るくなるような体の軽さ、肩の力が自然に抜けるような安定感、やるべきときには集中でき、休むべきときにはグッスリ眠れるメリハリ――
どれも、気のめぐりが改善されたときに多くの人が感じる、変化の余波です。
ずっと変わらなかった症状が、気のケアを取り入れた途端に変わり出すのは、ある意味では当然のことなのかもしれません。
今まで「手つかず」だった領域にアプローチをしたのですから、今までにない効果が出るのはごく自然な流れです。
もちろん、心と体のケアも大切です。でも、気のケアを加えることで、まるで最後のピースがはまるように全体がつながっていく。
健康を底上げしたいなら、「気」にもぜひ目を向けてみてください。
あなたが気づかないうちに停滞していた見えない力を整えることこそが、本当の意味での健康力の底上げになるのです。
そんなわけで、ここからは、自分で「気」を整える、とっておきのコツや習慣をお伝えしたいと思います。
気がめぐり続ける1日の過ごし方
朝
新鮮な気を取り込む時間帯です。
空気を入れ換え、気を元気にする食事で1日をスタートさせましょう。
太陽の光で気を取り込む

起きたらまず窓を開けて15分換気します。「太陽の気」を取り込むために、窓の近くで5 分過ごすのがおすすめ。日光は直接浴びなくてもOKです。
1か所でもいいからツボ回し&ストレッチ

ベッドの上でもいいので、ツボ回しとストレッチをしましょう。体がほぐれて気血水のめぐりのスイッチが入ります。
白湯を飲んで内臓を目覚めさせる朝食を

起きがけに白湯をゆっくり飲んで、内臓を起こしましょう。朝食は温かく消化しやすいものを。できるだけ旬のものを取り入れると◎。さらにヨーグルト(甘味)、ペッパーを振った目玉焼き(辛味)、納豆(苦味)などを食べれば胃・肺・心・大腸の助けになります。
注意!めぐりに悪影響
起きがけに、のどが渇いているからといって冷たい水のがぶ飲みは控えて。内臓が冷えて消化力が落ちます。また、やってしまいがちなのが、朝起きてすぐにスマホでニュースやSNS をチェックをすること。電磁波などで気が乱れやすいので、目覚めてから30 分はスマホやパソコンなどのデジタルデバイスを控えましょう。
夜
気を落ち着かせて休める時間帯です。
心と体をしっかりゆるめて質のいい眠りを心がけましょう。
湯舟に浸かる、または足湯をする

入浴はできるだけ湯舟に浸かるのが理想。体を温めることで血も気もめぐりが良くなります。湯舟に浸かるのが難しければ足湯でもOK。下半身の冷えやむくみの予防になります。
ストレッチで体をゆるませる

軽めのストレッチを5分くらい行いましょう。
硬くなった筋肉がゆるみ、体がほぐれて入眠の準備になります。入浴後、汗が乾いてから行うのが最も効果的です。
寝室の「気」を整える

睡眠の環境はとても大切。寝るときは着心地の良いパジャマを着ましょう。また、就寝1時間前にはスマホやパソコンを手放すこと。寝室は1日に一度は換気をし、間接照明や植物を置くことで気が整います。
注意!めぐりに悪影響
睡眠中にのどが乾くからといって、寝る直前に大量の水を飲むのはNG。また、ベッドに入って寝ながらテレビや動画を見ると睡眠の質が下がります。気がゆるまず整わないので、パジャマに着替えずに部屋着のまま寝ることも、できれば控えましょう。
つづき>>【胃もたれ・疲れに】かぼちゃ・味噌・甘酒…「自然の甘味」で弱った胃腸を休める「黄色い食べ物」
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