KEY TO LIT、ジュニアとして最後のライブツアー 最新AI演出・夏メドレー8曲・コントコーナー…怒涛のパフォーマンスで魅せる【ライブレポ/NEO CLASSICS】
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モデルプレス/ent/wide/show
【写真】STARTOジュニア、スパークラー飛び交う“ド派手”演出
◆「KEY TO LIT Arena Tour 2026 NEO CLASSICS」
KEY TO LITは2025年2月に岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」)、井上瑞稀、中村嶺亜、猪狩蒼弥、佐々木大光の5人で結成。8月17日に大本山 増上寺で開催されたファンクラブ限定イベントにて、ユニバーサルミュージックより今冬にCDデビューすることがサプライズ発表された。
KEY TO LIT は結成以来、“NEW&CLASSIC”を掲げ、受け継いだ伝統やDNAを大切にしながら新たなエンターテインメントを追求してきた。その想いをさらに進化させたのが、7月11日の新潟公演を皮切りに5都市21公演を回っている「NEO CLASSICS」。これまで積み重ねられてきた歴史への敬意を胸に新たな表現へ挑み、自身が未来に残る“新しいクラシック”を生み出していくことを目指している。本ツアーでは、5人の個性がさらに磨き上げられたKEY TO LITならではの魅力を凝縮したステージを繰り広げている。
◆KEY TO LIT、“ド派手”演出で圧巻の幕開け
開演時間が近づくにつれ、客席では5色のペンライトが鮮やかに光り輝き、会場全体が高揚感に包まれていく。ステージ両サイドには「奇天烈」と大きく書かれたインパクト抜群のセットが構えられ、これから始まる怒涛のエンターテインメントへの期待感をいや応なしに高めていた。真っ赤な幕が上がると、赤のズボンに光沢のあるシルクの白シャツを合わせた5人が登場。「Act-Show」に合わせて華麗に踊りを披露すると、猪狩が「いくぞ有明ー!」と観客を煽る。その直後、大きな爆発音が響き渡り、ライブの幕が開けた。6月にKEY TO LITとして初出演を果たしたテレビ朝日系音楽番組「ミュージックステーション」(毎週金曜よる9時〜)でも披露された本楽曲は、5人の個性が目まぐるしく交錯するKEY TO LIT流の“魅せるエンターテインメント”の真骨頂。曲途中にはバックジュニアも合流し、キレのあるダンスや見事なバク転で勢いをさらに加速させる。ラストはメンバーが綺麗にターンし、膝から滑り込んで鮮やかに曲を締めくくった。
勢いそのままに、カラフルな羽織を一瞬で羽織ると、佐々木が「シー、ファイアー」と会場を静まり返らせ、グループのオリジナル曲「KITERETSU FIRE」へ。YouTubeの再生回数800万回(8月23日時点)を超えるファンに愛されている楽曲で、祭りや和のテイストを感じさせる自己紹介ラップ曲。金扇子を手にした5人は、縦横の花道や外周通路を縦横無尽に駆け抜ける。決め台詞パートでは、井上が「有明、愛し合っていこうぜ」、中村が「めっちゃイチャイチャしようね」、猪狩が「愛してるよ」、佐々木が「有明ぶちあげていこうぜ!」と熱く煽り立てる。さらに猪狩が岩崎の紹介パートを歌う場面では、当日24歳の誕生日を迎えた岩崎に「ハッピーバースデー大昇!」と祝福を贈り、岩崎は「いい日にしようぜ!」と観客へ呼びかけて沸かせた。
◆KEY TO LIT、最新技術駆使したステージ
続いてグループのオリジナル曲「Burn Down」へなだれ込むと、それまでの景気の良い明るい雰囲気から一変。炎と火花が連続で吹き上がる中、アツいナンバーに合わせた格好よく迫力あふれる激しいダンスを披露する。猪狩得意のラップも冴え渡り、圧倒的な存在感で客席を魅了した。最初の挨拶パートでは、井上が「俺たちに会いたかったー?OK、最高のライブにしようぜ!」、中村が「皆さん愛し合っていく準備出来てますか?イチャイチャする準備出来てますか?最後までよろしく」、猪狩が「『NEO CLASSICS』、俺達のジュニアとして最後のステージです。みんな最後まで盛り上がっていこうぜ!」と客席へ呼びかけ一体感をさらに高めていく。
嵐の「SUNRISE日本」では、中村を先頭にジュニアの鈴木瑛朝と渡辺惟良がスケートボードで縦花道を颯爽と駆け抜ける演出や、小久保向一朗と新宮楓真が得意のアクロバットをダイナミックに披露。林田芯、関翔馬、田代海瑠、壹岐碧、岸蒼太、岡橋亮汰らもキレのあるダンスでステージを華やかに彩る。途中、大きなモニターにメンバー5人の幼少期の写真が映し出されると、客席から「可愛いー」と歓声が漏れる一幕も。さらにAI技術を駆使し、動き出した幼少期の写真とステージ上のメンバーが綺麗に揃ったダンスを披露するなど、最新技術を駆使した圧巻の演出で観客を引き込んだ。
◆KEY TO LIT、ハライチ・岩井勇気脚本のコントコーナー
中盤では、KEY TO LITが木曜レギュラーを務め、お笑いコンビ・ハライチがMCを担当するフジテレビの生放送バラエティー「ぽかぽか」(毎週月曜~金曜/11時50分~13時50分)の縁から、ハライチ・岩井勇気の脚本による「夏コント」が開幕。楽屋での一幕を舞台に、猪狩が「大光立ち位置間違えたろ?」と言えば、佐々木が「違う違う合ってたって。ガリさんが間違ってたんじゃないのー?」と言い返す。井上も「さっき嶺亜、勝手に振付カットしてたよね?ああいうのダメだからね」と追及するなど、4人の喧嘩が勃発する。
そこに岩崎が「ちょっとみんな落ち着けって!」と割り込み、ミュージカル風に喧嘩を仲裁。「早くミュージカルに入ってくれー」「この音楽聞こえてないのかー」と美声を響かせるが、本来なら他のキャストも歌い始めるはずのミュージカル演出にもかかわらず、他のメンバーは誰一人として乗ってこない。結局最後まで岩崎が1人で歌い続けるというシュールなオチで、笑いを巻き起こした。
コントの熱も冷めやらぬまま、SUPER EIGHTの「罪と夏」を皮切りに、事務所の夏曲8曲を贅沢に凝縮したスペシャルメドレーへ。メンバーはスタンドトロッコに乗り込んで場内を1周し、ファンのすぐ近くまで繰り出す。掲げられた団扇一つひとつに丁寧に応える手厚いファンサービスで会場全体を熱狂の渦に巻き込んだ。
◆KEY TO LIT、講談×タット×電飾で魅せる和コーナー
和の要素を取り入れたコーナーでは、和風の衣装に身を包んだメンバーが登場。日本の伝統的な話芸である「講談」と、手や腕を素早く複雑に交差させるダンス「タット」、そして華やかな「電飾」を融合させたパフォーマンスで魅せる。扇子や三味線、太鼓を使った演出に加え、講談机にそれぞれ座った5人が扇子で勢いよく机を叩きながら迫力ある動きを披露。静と動が入り交じる斬新かつ格式高い和の世界観を作り上げた。
本編ラストを飾ったのは、前年のツアータイトルであり同ツアーで披露されたオリジナル楽曲「WAKE UP THE FOOL」。タロットカードで最も弱いとされている愚者「THE FOOL」をモチーフにしながらも、最弱だからこそ何者にでもなれるという無限の可能性、そして「何者にも縛られず、何にでもなれる始まり」という強いメッセージが込められたナンバーだ。
迫力のあるパフォーマンスの最後、メインステージに並んだ5人は真っ直ぐ前を見つめていた。無限の可能性を胸に、さらなる高みへと突き進むKEY TO LIT。その自信と覚悟に満ちた力強い眼差しは、彼らが切り拓く新たな時代の幕開けを、そして誰も見たことのない“第2章”の始まりを堂々と物語っていた。2009年に事務所に入所してアイドル歴約17年になる井上と中村をはじめ、メンバーそれぞれが今日まで夢を追いかけ、がむしゃらに走り抜けてきた。CDデビューという1つの大きな夢を叶えた彼らが、これから一体どんな景色を見せてくれるのか。期待に胸を膨らませずにはいられない、圧巻のステージだった。(modelpress編集部)
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