仙台市「国際探究ラボ」開設へ、ALT交流や日本語指導
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仙台市によると、近年、同市では海外からの留学生や研究者などの外国人住民が増加し、多様な人々が集うまちへと変化している。外国にルーツを持つ児童生徒の数も年々増加しており、インバウンドの拡大や東北大学の国際卓越研究大学への認定なども受け、この傾向は今後も続いていくとしている。
こうした背景のもと、仙台市は「仙台市ダイバーシティ推進指針」を策定し、歴史・文化や都市個性を尊重しながら、多様で調和のとれたまちづくりを進めている。教育分野でも、児童生徒が多様な価値観に触れ、柔軟な思考や国際感覚を育むことができるよう、「国際的な視点に立った教育」を推進する。
「(仮称)仙台国際探究ラボ」は、アエル8階の仙台子ども体験プラザの一部を改修して開設する。改修対象は、現在ファイナンスパーク実施エリアとして使われている場所。児童生徒の「もっと学びたい」という思いや、学校現場のニーズに応えられる場となるよう準備を進める。
ラボでは、土日や長期休業期間にALTや留学生との交流イベントなどを開催する。平日は、帰国・外国人児童生徒等に対する日本語初期指導を行う予定。新教科の実施に向けた学校への支援、ALTや教職員の研修会場としても活用していく。
仙台市では、国際的な視点に立った教育を推進する施策の1つとして、小学校・中学校で一貫して学ぶ英語を核とした新教科「(仮称)国際探究科」の創設に向けた準備も進めている。教育課程特例校制度を活用し、2029年度から全市立小中学校で実施する予定。現在のところ、総合的な学習の時間を年間15時間程度削減し、現行の外国語活動および外国語科の標準時数に加えて新教科とすることを想定している。
2026年度からは「(仮称)国際探究科」の実践研究協力校として、愛宕中学校区グループの向山小学校と愛宕中学校、南吉成中学校区グループの南吉成小学校と南吉成中学校の4校が、教育局指導主事の支援のもと授業プランを実践研究する。
《畑山望》
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