保護者140人に聞いた高校受験のリアル「保護者がいちばん大変だっとこと」 | NewsCafe

保護者140人に聞いた高校受験のリアル「保護者がいちばん大変だっとこと」

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「保護者が大変だったこと」
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 高校受験は、子供にとって大きな挑戦であると同時に、保護者にとっても大きな節目だ。情報収集や志望校選び、塾の手配、学費の準備に加え、不安や緊張を抱えるわが子を支えながら受験に伴走した保護者も多いだろう。わが子が高校受験を終えたとき、保護者はどのように感じていたのだろうか。首都圏を中心に学校説明会や進路相談イベントを多数開催する進学相談.comは2026年2月、高校受験を終えた中学3年生の子供をもつ首都圏の保護者140人を対象にアンケートを実施した。本稿では、高校受験直後の保護者の回答から、「受験を終えて、特に大変だったこと」について紹介する。

 受験全体を通じて「特に大変だったこと」を最大3つまで聞いた結果、「それほど大変だったことはない」を選んだのは140人(複数回答・延べ333件)中わずか3人(2%)。ほぼすべての家庭が受験期に何らかの困難を経験していることがわかる。保護者はどこで苦労したのだろうか。

内申点(85人):「行きたい高校」と「行ける高校」の乖離
 圧倒的1位は「内申点の影響が思った以上に大きかったこと」(85人・62%)。内申不足で受験できる高校が絞られてしまったり、チャレンジしたかった高校をあきらめざるを得なかったりというケースが多く見られた。模試の結果では合格できる可能性があっても、内申点の基準を満たさず出願すらできないような「見えない壁」を受験期に初めて実感する保護者が多いことが示された。

内申が悪かったので、行ける高校を絞るのに親がヤキモキした。学力を上げても内申点が低かったため苦労しました。(神奈川県|男子の保護者)
1学期の内申が3年間でもっとも低く、仮内申後に併願校探しが11月後半に変更となり慌てた。(東京都|男子の保護者)
『行きたい高校』と『行ける高校』の違いを子供が理解しないと、やる気が起きることはない。(東京都|男子の保護者)
内申が下がったり上がったりしてヒヤヒヤした。(神奈川県|男子の保護者)
中学生活は順調ではなかったため欠席が多く、その影響で受験可能な私立高がほとんどなくなった。不登校になって公立に落ちたら通信制や単位制のフリースクールみたいな学校しかない。(神奈川県|女子の保護者)
併願優遇を利用した高校の内申点の基準が高くなり、加点のための英検を受験したりと子供と一緒に戦略を考え、前もって準備した。(神奈川県|男子の保護者)





子供のやる気・気持ちの波(71人):親のメンタルも試される
 71人(52%)が選んだ2位は「子供のやる気や気持ちの波への対応」。受験勉強が長期間にわたるなか、子供のモチベーションを維持し、落ち込んだときに寄り添う親の役割の難しさが浮き彫りになった。「子供の不安やイライラに引き込まれないようにする」という精神的な負担は、費用や情報収集の大変さとはまた異なるようだ。

本人の不安やイライラに引き込まれないで平常心で構えてあげることがいちばん大事だったと思いますが、すごく難しかったです。親もかなり辛いです。(東京都|女子の保護者)
ギリギリのところにチャレンジするかあきらめて確実なところにするかの判断がすごく難しい。本人の気持ちと現実とこの先どこまで伸びるのかの予想の兼ね合いの難しさもある。(東京都|女子の保護者)
思春期の子供の態度に自分自身の心がどうにかなってしまいそうと思うこともありましたが、家族や同じ状況にあるママ友などに愚痴を聞いてもらい、何とか乗り越えることができた(神奈川県|男子の保護者)
私立と公立のはざまで揺れ動く友達の影響をもろに受けて情緒が不安定になりました。(神奈川県|男子の保護者)
志望校が早く決まれば内申の重要性を子供が気が付くが、当事者は直前にならないと気が付けない。(神奈川県|女子の保護者)





費用負担(62人):月謝だけじゃない、積み重なる出費
 62人(45%)が選んだ3位は費用負担。月々の塾の月謝だけでなく、夏期・冬期の集中講習費、模試受験料、英検・漢検などの資格検定費、さらに塾の送迎にかかるガソリン代や交通費など、受験期にはさまざまな費用が重なる。また、塾側から追加講習やオプション講座をすすめられ、どこまで入れるべきか悩む保護者の声もあった。

塾は個別指導のところで苦手と得意教科を集中的にやり、あとは全県模試や英検・数検を受けて実力確認と内申点UPをしました。塾代・模試代・検定代といった費用もかなりかかりました。(神奈川県|男子の保護者)
塾からはあれやこれやとオプションを提案され、正直困った。費用対効果があるかどうかをしっかり見極めて考えた方がいい。(神奈川県|男子の保護者)
塾の費用負担が半端ではないと感じた。ある種の強迫観念で契約させられてしまうイメージが強かった。(神奈川県|女子の保護者)
3年生にあがってから模試や特別授業などで塾にかかる金銭面ではかなり負担があった。(神奈川県|男子の保護者)





学校選び(45人・41人):多すぎる選択肢という悩み
 「高校の数が多く違いがわかりにくかった」(45人)と「志望校がなかなか決まらなかった」(41人)は密接に関連しています。特に東京都・神奈川県は学区がなく数百校から選ぶ必要があり、情報収集そのものが一苦労する。「どんな学校が自分の子に合うのかわからない」という状態から志望校を絞り込む過程で、保護者も相当なエネルギーを費やすようだ。

私立高校に関しては、特徴や基準など調べるのが大変でした。説明会も日にちがダブってしまったり、模試と重なったりで思うようにいかないことも。30校ほど足を運んだがなかなか決まらなかった。(神奈川県|男子の保護者)
学区がない分どこにでも行かれるので選ぶのが大変だった。(神奈川県|男子の保護者)
最後の最後に思った以上に内申が伸びたため、当初予定していた学校では物足りなくなったので、もっと幅広く見て置けばよかったと思いました。(神奈川県|女子の保護者)
両親ともに東京出身ではないので、たくさんの学校があり、学区も決まっていない中で志望校を探すのが大変だった。通塾もしていなかったので有料でも良いので志望校選びのカウンセラーのような人がいたら良いのにと思いました。(東京都|女子の保護者)
高校が多いので早めから調べ始めないと夏休みだけでは高校の公開や学校説明会が重なったりしたので調整するのが大変でした。(東京都|男子の保護者)



 高校受験では志望校の選定・内申の管理・費用の確保・子供のメンタルサポートなど、保護者がこなすべきタスクが非常に多岐にわたるので、早めの対策が必要となりそうだ。

 「進学相談.com」を運営するリンクは、首都圏の私立高校合同相談会「第15回 高校進学フェスタ2026」を首都圏5会場で開催する。会場は、田園都市(9月12日)、等々力(9月22日)、溝の口(9月30日)、武蔵小杉(10月17日)、港北ニュータウン(10月24日)。対象は中学生とその保護者。完全予約制で、入場無料。

《編集部》

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