理工系女子16%の壁、保護者の76%が問題視…Griteen調査
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日本の理工系分野における女性の割合が他国と比べて低いことについて、問題だと感じるかを尋ねたところ、「とても感じる」が20%、「やや感じる」が56%となり、あわせて76%が問題意識を示した。
一方、保護者自身に「理系やITは男の子のほうが向いている」「女の子には文系のほうが安心だ」という思いやイメージがあるかを尋ねると、「強くそう思う」が4%、「少しそう思う」が27%で、あわせて31%がそうした意識があると回答した。
子供が将来、IT関連の仕事や理数系の進路に興味をもっているかについては、「とても興味がある」が7%、「少し興味がある」が20%で、あわせて27%。「あまり興味がない」は39%、「興味がまったくない」は8%で、あわせて47%だった。「わからない」と回答した保護者も26%いた。
興味を示していないと回答した保護者に理由を尋ねたところ、もっとも多かったのは「どんな仕事かイメージが湧かないから」(53.2%)だった。
自由記述では、「まわりにそうした職に就いている社会人がいないことにより、まったくイメージができない」「身近にその分野で働く女性がいないため、進路としてイメージしにくいようすだった」などの声が寄せられた。また、「自分も文系出身で理系からは逃げてきたためアドバイスできない」など、保護者自身の経験が家庭での会話に関わっているという声もあった。
一方、GriteenのWebサイトを見たうえで、こうした習い事を子供に習わせてみたいと思うかを尋ねたところ、69%の保護者が「習わせてみたい」と回答した。
理由として、「将来どのような進路を選ぶにしても、ITの基礎知識や論理的に物事を考える力は必ず大きな武器になると考えています」「早いうちから触れさせておくことで選択肢が広がると思いました」などの声が寄せられた。子供のIT・理系分野への興味が広く確認されているわけではない一方、プログラミングを学ぶ機会に関心を寄せる保護者が多いことがうかがえる。
こうした結果を受け、Griteenは「国際ガールズ・デー」に合わせ、テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消に取り組むWaffleとの対談ウェビナーを10月7日に開催する。政策・社会と、教育現場・家庭という双方の視点から、「女の子がテクノロジーを自分の選択肢にできる社会」のために何ができるのかを考え、保護者や企業が実践できるアクションにつなげることを目指す。
ウェビナーのタイトルは「『理系女子16%』の壁をどう壊す? 社会のルールを変えるアプローチと、家庭・企業から変えるアプローチ」。2026年10月7日午後0時から午後1時まで、オンラインで開催する。登壇者は、Waffleディレクターの森田久美子氏、Griteen代表取締役の多田遥香氏。参加費は無料。
Griteenは調査結果について、社会の課題として意識していても、身近な進路の話になると、これまで見聞きしてきたイメージが浮かぶことがあると指摘。保護者だけに責任を求めるのではなく、家庭で触れられる情報や、子供たちの周りにある選択肢を社会全体で増やしていく必要があるとしている。
また、子供がIT・理系に興味を示していない理由として「どんな仕事かイメージが湧かないから」が最多だったことを受け、子供に興味を問う前に、その世界を知る機会を十分に届けられているか考える必要があるとしている。
◆「理系女子16%」の壁をどう壊す? 社会のルールを変えるアプローチと、家庭・企業から変えるアプローチ
日時:2026年10月7日(水)12:00~13:00
形式:オンラインウェビナー
参加費:無料
申込方法:専用フォームより申し込む
《風巻塔子》
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