日向坂46正源司陽子、自信に繋がった小坂菜緒の一言 “相棒”藤嶌果歩からは「次、陽子だね」【新曲「イチャイチャ虫」インタビュー前編】
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同期・藤嶌果歩から届いた「次、陽子だね」。両隣に並ぶ小坂菜緒がくれた「なんか安心する」。そして選抜発表の夜に届いた後輩からのLINE。さらに今作は、先輩・森本茉莉が卒業するシングルでもある。繋がれてきたバトンを、正源司はどんな思いで受け取ったのか。前編では2度目の単独センターまでの2年間とメンバーへの想いを聞いた。【インタビュー前編】
【写真】日向坂46、センター抜てきの19歳美女
◆正源司陽子:6作ぶりのセンター。胸に秘めていた“野望”
― 今回「イチャイチャ虫」で単独では2度目となるセンターを務められます。選抜発表の瞬間、最初に頭に浮かんだのはどのようなことでしたか。
【正源司】シングルの選抜発表のときに、初めて素直に「嬉しい」と思えました。12枚目シングルでダブルセンターを務めさせていただいてから、5作ほどずっとセンターの隣のポジションで。とてもありがたいことなのですが、正直「もう一度センターに立ちたい」という野望がありました。
叶うかどうかわからない目標でしたが、いつかまたできることを信じて、とにかく努力し続けようと頑張ってきたんです。今回センターポジションで名前が呼ばれた瞬間に、これまでの自分の頑張りが実を結んだのだと思えて、本当に嬉しかったです。
― 「先輩方が大切にされてきたものを私も繋いでいきたい」とお話しされていました。2年前の初センターから今に至るまで、ご自身の中で一番変わったと感じる部分はどこですか。
【正源司】人とのコミュニケーションに、とても意欲的になれたことです。当時は今よりもたくさんの先輩がいらっしゃって、先輩方に憧れてグループに加入したので、どこか夢見心地な気分で活動している部分がありました。なのでメンバーとしっかり話し合うようなコミュニケーションをあまり取ってこなかったんです。
でもこのシングルの前くらいから後輩が加入したということもあり、もっといろいろな人といろいろな話をしたいと強く思えるようになりました。まだまだ不器用ですが、相手が今なにを思っているのかを理解しようとする姿勢を常に持てるようになったのは、自分自身の成長だと感じています。
― グループを引っ張るという責任感も芽生えてきたのでしょうか。
【正源司】そうですね。四期生は11人とグループ内で一番人数が多いですし、先輩方も卒業されて人数が減っていく中で、私たちが中心となって引っ張っていかなければならないという責任感が強くなりました。ご卒業を決められた先輩方に、安心してグループを託していただけるような存在になれたらと、常日頃から思っています。
◆正源司陽子:繋がれたバトンと、先輩からの「安心する」
― 前作「Kind of love」では同期の藤嶌果歩さんがセンターを務め、正源司さんはそれを支える立場でした。その経験は今回のセンターに活きそうですか。
【正源司】はい。前作だけでなく、昨年から小坂(菜緒)さん、金村(美玖)さん、そして後輩の大野(愛実)、同期の藤嶌へとセンターのバトンが繋がれてきました。後輩や同期へとバトンが渡り、今作では私が受け取るということに、ある種のプレッシャーも感じています。
ただどんな環境であれ自分の全力を尽くすことに変わりはありませんし、私は何事も楽しもうとするタイプなんです。もがいているこの瞬間もかけがえのない時間だと思って、一瞬一瞬を大切に頑張りたいなと思います。
― 正源司さん自身が“相棒”とも呼ぶ藤嶌さんから、今回のセンター就任にあたってメッセージはありましたか。
【正源司】「次、陽子だね」と言ってくれました。藤嶌がどういう意味でそれを言ったかはわからないですが、その言葉は「頑張れ」という意味にも聞こえるし、少し気合いを入れさせてくれたようにも聞こえるし、だからこそ、いろいろな思いが詰まっているように感じました。彼女とはもちろん仲が良いのですが、活動においてはライバルとして非常に大きな存在です。「負けたくない」という気持ちを持ちつつ、一緒に楽しく進んでいけたらと思っています。
― 今回は小坂さんと金村さんに挟まれるフォーメーションです。お二人に挟まれる感覚はいかがですか。
【正源司】本当に嬉しかったです。大好きな先輩方ですし、今回はポジションは逆ですが「君はハニーデュー」と同じ立ち位置で、選抜発表のあとに金村さんと小坂さんと私の3人になったとき「今回はよろしくね」と声をかけていただいて。その際に小坂さんが「『ハニーデュー』のときと逆だね、なんか安心する」と言ってくださったんです。「安心する」という言葉がすごく嬉しくて。信頼していただけているのかなと、自分にとって少し自信に繋がりました。
― 今作では五期生から4人が選抜入りし、佐藤優羽さんは初選抜となりました。先輩として、かけた言葉はありますか。
【正源司】今年の初め頃、佐藤(優羽)がよく相談をしてくれたんです。私から佐藤の心情を語るのは違うような気もしますが、彼女自身、少し自信を無くして悩みを抱えていた時期があって、選抜に入りたいという強い想いも聞いていました。
選抜発表があった日の夜、佐藤がLINEをくれて「陽子さんがセンターのシングルで選抜に入れたことがすごく嬉しいです」と言ってくれたんです。それが本当に可愛くて。彼女とはゲームを一緒に楽しんだりする仲で、同じ学年ということもあって通じ合える部分も多い、特に仲の良い後輩なんです。そんな純粋な気持ちで慕ってくれる後輩がいることで、私自身の存在意義を確認できたような気がして、逆に彼女にすごく救われました。
◆正源司陽子:森本茉莉は“魔法のような存在”。初めて東京で手を引いてくれた
― 一方で今作は先輩・森本茉莉さんが卒業されるシングルにもなります。森本さんからいただいた言葉や学んだことなど、今のお気持ちをお聞かせください。
【正源司】まりぃ(森本茉莉)さんはプライベートのときの方がずっと面白いんです(笑)。
― 表で見せる雰囲気よりも、ですか(笑)。
【正源司】さらに面白いです(笑)。まりぃさんは本当に不思議な力も持っている方で。活動していく中で悩んだり、少し強がらないと過ごせないような時期でも、まりぃさんとお話ししていると、いつのまにか強がっている自分がどこかへいってしまうんです。もうただ純粋に「楽しい」と、まりぃさんと話している時間を心から楽しめる瞬間がすごく多くて。本当に魔法のような存在だなと思っています。あと実は私が初めて東京に来たとき、遊びに連れて行ってくださった先輩もまりぃさんなんです。
― そうだったんですね。
【正源司】そうなんです。なので私がなかなか環境に馴染めなかったとき、一番最初に声をかけてくださったのも、まりぃさんでした。今、五期生は積極的に話しかけてくれる子が多くてありがたいのですが、中にはなかなか自分の殻を破れない子ももちろんいます。まりぃさんのように、今度は私がそういう子たちになにか言葉をかけてあげられるような存在になりたい。まりぃさんは私にとって先輩としての鏡のような方だと思っています。
(後編へつづく)
【後編】後輩に言葉をかけられる存在になりたい――そう語った正源司陽子自身は、実は長いあいだ、本音をうまく言葉にできずにいたという。好きな人にまっすぐすぎる愛情をぶつける「イチャイチャ虫」の主人公と、「犬っぽい」と言われる彼女の意外な共通点。そして「ひなたフェス2026」中止を経て届けた初披露から、20歳を前に見つけた変化までを聞いた。
(modelpress編集部)
PHOTO:矢沢隆則
◆正源司陽子(しょうげんじ・ようこ)プロフィール
2007年2月14日生まれ、兵庫県出身。身長158.4cm、血液型B型。2022年9月に実施された「日向坂46 新メンバーオーディション」に合格し、四期生としてグループに加入。2024年5月発売の11thシングル「君はハニーデュー」で初めて表題曲のセンターに立ち、同年9月発売の12thシングル「絶対的第六感」では同期の藤嶌果歩とWセンターを担当した。2024年10月公開の映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」で映画初出演・初主演。2026年4月からはニッポン放送「日向坂46 正源司陽子のオールナイトニッポンX」のパーソナリティを務めている。
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