物語の舞台はフランス。順風満帆な結婚生活を送っているはずだった克彦(毎熊克哉)と月子(小島梨里杏)は、夫婦のすれ違いから、克彦は妻を“性のレッスン”を施すというフランスの古城・シャトウに幽閉しようと目論む。
欲望と葛藤を抱える夫婦の行き付く先とは――。
解禁された場面写真は、フランスの美しい自然を歩く克彦と月子を捉えた物語の幕開けを飾るカットをはじめ、異国情緒あふれる風景を舞台に、揺れ動いていく2人の関係が切り取られた。一見穏やかな夫婦のひとときにも見えるが、すでに夫婦生活にすれ違いを抱えている2人。何も知らずに空を見上げる月子の隣で、緊張した表情を浮かべる克彦の姿が、この後に待ち受ける衝撃的な出来事を予感させる。
さらに、フランスの古城・シャトウに幽閉された月子が、新たに出会う人々との交流を通して自分自身と向き合う姿や、1人日本に戻った克彦が、シャトウから送られてくる月子の映像を見つめる姿も。
自らが仕掛けた“性のレッスン”によって予想外に変化していく妻を前に、焦りを募らせる克彦の心情が垣間見え、2人の関係が変化していく過程を繊細に写し出した場面写真となっている。また、日本に残る月子の両親(黒木瞳、西岡徳馬)や、シャトウで暮らす謎めいた女性・エヴァ(吉田羊)、そして月子を迎え入れるシャトウの主(ヴァンサン・ペレーズ)らの姿も登場。

フランスの陽光に照らされた緑豊かな自然や古城など、実際にフランスで撮影された美しいロケーションの数々とともに、本作の世界観を感じさせる印象的なカットが揃った。
映画に触発された直木賞作家らによる短編アンソロジー完成さらに本作の公開に合わせ、集英社文庫から「映画トリビュートアンソロジー 月がみている」が10月20日(火)に発売決定。
映画のテーマである「女性の生と性の解放、性と生の豊かさ」を、直木賞作家の村山由佳、桜木紫乃、ドラマ「君と世界が終わる日に」や映画『アキラとあきら』など数々の話題作を手掛ける人気脚本家の池田奈津子、コバルト文庫やオレンジ文庫で幅広く活躍する実力派作家の松田志乃ぶの4名が、それぞれの視点から新たな物語として紡ぐ短編アンソロジーとなっている。収録されるのは、映画にインスパイアされた多彩な物語。村山氏による人妻と出張ホストとの繊細な共犯関係を描く「罪の香り」、池田氏による本作『月がみている』の“if”の物語「残月」、松田氏による3人の関係性をめぐる企みに満ちた「三人婚 メナージュ・ア・トロワ」、そして桜木氏による出奔した母の人生を娘がたどる「ドキュメンタリー『母』」の4篇。
さらに巻末には、渡邉監督のインタビューも収録される。
『月がみている』は11月20日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国にて公開。



