整形して逃亡生活15年…驚くほど大胆な行動 | NewsCafe

整形して逃亡生活15年…驚くほど大胆な行動

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今から14年前の1997年7月29日、ある殺害事件の指名手配犯が公訴時効の20日前に逮捕され、世間に衝撃が走った。その事件とは「松山ホステス殺害事件」。1982年8月19日、愛媛県松山市のマンションで、ホステスの女性が元同僚ホステスであった福田和子に殺害された強盗殺人及び死体遺棄事件である。逮捕されるまで、福田和子は整形手術を受けて逃亡。市民による通報で、公訴時効直前に逮捕されると言う劇的な幕切れを迎えた。

犯人が整形手術を受けて逃亡する事件といえば、「リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件」の市橋被告を思い出す。しかし、市橋被告のおよそ2年の逃亡生活にくらべ、福田和子は15年余りも逃亡生活を送っていたのだ。逃亡中は、ホステスやホテルの客室係など職業や場所を転々とする一方、3代続く老舗和菓子屋の店主の内縁の妻となり、店を切り盛るすることもあった。彼女の事件を調べていると、驚くほど大胆な行動で"逃亡犯=潜伏"というイメージが覆されてしまう。その衝撃的な逃亡劇は、テレビドラマや映画のモチーフとなることもあった。

逮捕後、福田和子は2003年11月に最高裁での無期懲役が確定し服役。2005年3月に、脳梗塞にて和歌山刑務所でで死去した。享年58歳(満57歳没)の生涯であった。

【NewsCafe事件簿】松山ホステス殺害事件

《NewsCafe》

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