「安定志向」を危惧?子供の将来の夢が「公務員」ってアリ?
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そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは『子供の将来の夢が「公務員」。これってアリ?』という調査を実施。結果と共にさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…57%】
■先生も警官も消防士も自衛官とかも公務員だしね。
■公務員というか真面目に働いてくれれば何でも応援します。
■親の夢でもあります。間違った道じゃない限り親は口出ししませんが…。
■目標があるのは良いことだと思います。
■警察・検察・消防士・レスキューetc…。色々職種はありますよ。
■今の子供はよくわかってるわ。
■公務員だからダメってことないよ。公務員も立派な仕事。
■やりたい仕事をやればいい。
【ナシ…43%】
■子供の頃から安定&依存志向ですか?
■小さいなぁ!「夢」が公務員なんて。ろくな大人にならない!
■子供の時は、子供らしい夢を持ってほしい。
■高校生位ならいい。口出しはしないが小学生なら苦笑いかな。
■職種で選ぶならいいけどアバウトに公務員って言ってるのはナシだな…。
■使命感に燃えてなら大いに結構だけど、安定思考なら夢がなく残念。
【アリ派】が半数を少し上回る結果に。回答を見てみると、「公務員と言っても職種はさまざま」という声があった。一般的には事務系の仕事を思い浮かべがちな公務員だが、実際には自衛隊、消防官、税関職員、外交官など実にさまざま。福島の原発事故で自らの命をかけた放水の任務にあたったのも公務員で、その真面目に危険な職務に取り組む姿は世界中の人から賞賛された。公立学校の教師、警察官だってもちろん公務員だ。一方、【ナシ派】の意見の中に、「安定志向」を指摘する声もあった。
子供が抱く夢の理由は単純なものも多い。例えば一緒に買い物に来た親と街中ではぐれて迷子になり、泣きじゃくっている時に親切に接して、親に引き合わせてくれた警察官がいたら、子供にとって警察官はたくましくて優しい理想の大人に見えることだろう。子供の公務員志向も親が不安になって余計な詮索をするほど重要な問題ではないのかもしれない。
[文・羽生弘]
《NewsCafeアリナシ》