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「トランス脂肪酸」にご用心

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アメリカ人は「リタイア―後の楽しみの為に働く」と言われる。金持ちは「気候温暖なフロリダに家を買い・大型クルーズ船で旅行を楽しむ」のである。普通の人が『手軽に楽しむのがラスベガス』である。ラスベガスは「安全で普通の人が楽しめる一大レジャーセンター」と言う感じに変貌している。メインストリートを歩くと巨体を揺らすアメリカ人ばかりで「肥満体国・肥満が文化のアメリカ」を実感するのである。ラスベガスでも「太らない…」と言う事で「寿司や和食は人気」だが「食後がビッグなアイスクリームでは…」と思うのである。長らくアメリカの肥満の原因は「ハンバーガー&ピザとコカコーラに代表される安価なジャンクフードにある」と言われてきた。「貧しい家庭でも肥満が多い」のである。「禁酒法・タバコ追放&サプリブーム…」ではないが「アメリカは健康問題に過激に動く国」である。

報道によると『米食品医薬品局は「摂取し過ぎると心筋梗塞などの発症リスクが高まるとされるトランス脂肪酸」について、「安全とは認められない」として「食品に用いることを原則禁止する規制案」を提示した。60日の意見聴取期間と業界が順守策を講じるために必要な猶予期間を経て施行する。責任者は「トランス脂肪酸の摂取量は公衆衛生上の重大な懸念を招く水準だ」と指摘。規制により「年間2万人の心筋梗塞患者の発生を阻止し、心臓疾患による死者数も7000人減らせる」と強調した』と言う事である。多分「反対なしで施行」と思う。

識者は『米国では2006年にトランス脂肪酸の使用表示が義務付けられて以降使用量は減っているが「より踏み込んだ対策が必要」と判断したのである。トランス脂肪酸はマーガリン&ショートニング・マヨネーズなどの油脂・それらを原料として製造された食品・加工油脂で揚げたフライなどに含まれていることが確認されている。トランス脂肪酸の過剰摂取は「悪玉コレステロールといわれているLDLコレステロールを増加させ・善玉コレステロールといわれているHDLコレステロールを減少させる」ので「動脈硬化・心臓疾患・ガン・免疫機能・認知症・不妊・アレルギー・アトピーなどへの悪影響」が報告されている。アメリカではトランス脂肪酸の一人当たりの摂取量は「20歳以上の大人で一日当たり平均約5.8g」である。日本では「トランス脂肪酸の摂取量は硬化油・乳製品・肉・バター・精製植物油の摂取量を考慮して推計しても一日当たり平均1.56g」となっている。WHO(世界保健機関)とFAO(食糧農業機関)も「食事からのトランス脂肪酸の摂取を極めて低く抑えるべきであり、最大でも1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするようにと勧告」している』と言う。

最近やたらと「カロリーハーフ商品」が目につくのは「こんな背景が…」と思うのである。それにしてもトランス脂肪酸が認知症・不妊症・アトピーにも影響する」は驚きである。「フライ好き・マヨラー」のA子さん「ご用心」を…。

[気になる記事から時代のキーワードを読む/ライター 井上信一郎]

《NewsCafeコラム》

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