日本人女性が暴行で物議
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■「日本人女性がバス運転手を暴行」
今週26日、小太りな飯塚順子さんは、台北市の市街地にある目的地までバスを利用していた。どうやら降りるべきバス停で停車ボタンを押し忘れていたため通り過ぎ、運転手に日本語で猛抗議していた。運転手は日本語がわからないのでバスを停め、女性が「ここで下車したい」と場所を書き示した紙を運転手に渡した。そこで、運転手は「ここは◯◯ですよ」と返信。少し過ぎたけど降りられますよ?と伝えるが、女性は激怒し、運転手にとって乗客の安全を握る手足を蹴りあげ、さらには運賃箱をたたいて車内備えつけの紙とペンを床に投げつけていた。そこに警察官が駆けつけ、女性に対し、運転手への謝罪をするよう促すが、女性は拒否し交番へ連行された。警察は、言葉の壁により意思疎通が出来なかったことで発生した事件だとしており、女性を公共危険罪で送検。その後、運転手側が提示していた和解金も当初の20~30万台湾元(約67~100万円)から5万台湾元(約17万円)に引き下げられたが、女は受け入れを拒否したため、運転手は告訴に踏み切ったという。
これらの事件を受け、台湾の掲示板ではこのようなコメントが掲載されていた。
・中国語が解らず降り損ねて運転手に八つ当たりって、どういう神経してんの?
・不細工、教養なし、低レベル、日本に帰れ!
・アンタのせいで日本人に対する好感度が下がってるぞ!
・個人が起こした事件だよ。どこの国かは関係ないでしょ。
・日本人は、このような醜い行為をする人々ではないよ…。
・私の日本人の友達は、皆丁寧な人達だよ...この女性は異常者だよ。
・公開された動画だけど、私なら女性が降車ボタンを押す場面から公開するけどね。
台湾は親日国である国の一つだ。しかし、こういった一人の身勝手な日本人の行いで、和の心を持つ日本人に対してのイメージが総崩れしてしまうのはいただけない。また、同じ台湾では、日本人男性観光客が台湾桃園国際空港で台湾移民署の女性係官に対し、「愛人」を意味する小指を立てる仕草をするなどして侮辱し、当局に起訴されたという珍事件も発生している。この珍事に対しては異文化であるから認識不足ですみそうな話だが、実際は、洒落にならない日本人の逮捕話がちらほら・・・。
最近だと、アメリカ旅行中の家族が警察とカーチェイスを繰り広げ、ハリウッドさながらの逮捕劇や、在サンフランシスコ日本国総領事館がドメスティック・バイオレンスによる逮捕・拘束事例の頻発に危機感を表明するなど、どうやら訪問先の国々でご迷惑をお掛けしている模様。旅行や異国で生活する者は、「郷に入っては郷に従え」とあるように、その土地のルールや文化を尊重しなければいけない。例え今回取り上げた事例の様に、言葉の壁による事例でも。それは、日本に来る外国人にも言えることであり、今後、移民政策を取り入れるであろう日本において、我々も無関心でいられるのもここ数年だけだ。皆さんは、今回のバス運転手暴行事件に関して、どのように考えますか?
【執筆者:王林】
《NewsCafeコラム》