岡田准一「どうする家康」松本潤との対峙シーンで伝えたかった思い「傷ついていて、心が泣いていて回復できないっていうことがある」
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「どうする家康」岡田准一「勝手に涙が流れてきた」後輩・松本潤との共演で生み出せた信長像とは
◆岡田准一、本当の芝居の楽しさを語る
2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」で主演を務めた経験のある岡田は「芝居って、たまにですけど本当に傷つくことがあるんですよ」と口に。「2、3日経っていても傷ついていて、心が泣いていて回復できないっていうことがある」といい、「それは、セリフを言わなきゃっていう段取りでは得られない」ものだと話した。
続けて「大河という長い期間演じてきたからこそ、その感情で本当に自分が(自分を)傷つけるっていうか、お芝居なんだけど本当に演じている人が傷つく」と、長期間役に入りこむことで得られる感覚だと説明。「大河だから、1年かけて演じてきたから味わえるご褒美というか、役者をやる上ではご褒美だと思う」といい、その感覚こそが「本当の芝居の楽しさ」なのだと語った。
◆岡田准一、松本潤に伝えたい思いとは
岡田は「決まったことの先にあるものを見つけられるか。だから、それをうまく2人で作り上げられないかな」と、家康と岡田演じる織田信長が最後に対峙するシーンの芝居を通じて松本に「本当の芝居の楽しさ」を伝えたかったと吐露。その結果、同シーンの撮影後は「2日後に家康(松本)に会ったら、家康もボロボロになってたんですけど『まだ回復しないっす』って言ってた」と、松本が疲弊しきった様子であったと告白した。
その姿に「これはよかったなっていうか、それやれたんだったらよかったかな」と満足した様子の岡田は「この信長をやった、やらせてもらった意義はあったのかもなという気はしてますけどね」と、確かな手応えを明かした。(modelpress編集部)
情報:NHK
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