豊田裕大&山下幸輝、誰にも知られていない秘密明かす 出会い秘話も告白「出会ったことのないお顔」<「夫婦の秘密」インタビュー>
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◆臼田あさ美主演「夫婦の秘密」
花屋を営む夫婦と近所でカフェを営む女性店主とそれを取り巻く人たちの一見、幸せそうな日常とは裏腹にダークサイドを描いていく物語。本当の自分を隠して作りあげた偽りの幸せ、1通の手紙をきっかけに裂けていく夫婦、友人の絆。次々と明らかになる秘密と裏の顔を予想のつかない展開で描いていく、登場人物全員が裏の顔を持つ欺瞞に満ちた“愛憎・闇堕ち”ミステリーとなっている。
豊田は臼田あさ美演じる野山穂花の夫・野山雅道、山下はカフェ「ルルド」で働くバリスタ・小野寺真白を演じる。
◆豊田裕大、不安を払拭できた理由
― まず「夫婦の秘密」に出演することが決まった際の心境から教えてください。
豊田:僕は結婚もしていないですし、台本を読んでも経験したことがないシーンが多くて不安がありました。闇が漂い全員に裏の顔があるという始まりだったので、面白い作品になるだろうなと思いました。
― その不安はどのように払拭できたのでしょうか?
豊田:穂花役の臼田さんを始め、周りのキャストやスタッフのみなさんが空気を作ってくれたお陰で雅道というキャラクターがだんだん分かっていきました。自分で不安を全部取り除けたわけではなく、みなさんに助けていただいて払拭できたなと思います。
― 山下さんはいかがですか?
山下:裕大くんとは3、4回目くらいの共演だったので「お、来た」と嬉しかったです。小野寺真白という役は実年齢よりも上の25歳で精神年齢も高い、今までに演じたことがない、無口でミステリアスな役柄だったので、個人的にすごく挑戦の作品になると感じていましたが、特に役作りはせず現場で掴めるものがあるので、そこで真白くんを作っていきました。
◆豊田裕大&山下幸輝、新ジャンルへの挑戦で難しかったこと
― お二人とも今までの出演作とは少し違うジャンルの作品ですよね。
豊田:雅道はすごくミステリアスな雰囲気で色気があるように感じたので、セリフも敢えてゆっくり読みました。発する言葉や行動が落ち着いていて、自分なりの人との距離の取り方がある人なので、難しいと感じながらも意識して演じました。
山下:コーヒーを入れながら喋ることが多かったのですが、バリスタは所作が意外と細かくて多いんです。コーヒーを入れるだけではなくて、入れ終わった後の片付けの操作も映るので、現場に入る前に本物のバリスタさんに教えていただきました。最初は戸惑いましたが、最終的には美味しいコーヒーを作れるようになりました。慣れない動きの中でセリフを喋ることに加えて、セリフがないシーンでもバリスタの動きをしなければいけなかったので難しかったですし、アドリブの動きも多いです。
豊田:カフェのシーンは教わりながらやっていて、難しそうだなと思いながら見ていました。最初は戸惑っているようにも見えたけど、すぐに自然に動けていて凄いなと思ったよ。
山下:難しいですが、楽しいです!
― ご自身の役への思いや、演じるうえでのこだわりはありますか?
豊田:とにかく動作を丁寧にしようというのと、声です。お芝居をしているときに声が上がってしまうことがあるので、低い声を出すようにしました。あと、雅道は夫として穂花を支えなければいけないので、できるだけ穂花の機微を観察するために、撮影以外でも臼田さんを含めて周りのみなさんと話すようにしていました。
山下:口数が本当に少なくて、思ったことを言わない人なので、監督から目や表情で表現するように指示を受けたことが難しかったです。それが真白くんの魅力ですし、言葉もリアクションも少ないですが何を伝えたいのか、何を思っているのかが分かるようで分からない感じを出すようにこだわりました。
◆豊田裕大&山下幸輝、臼田あさ美の意外な一面明かす
― 臼田さんをはじめ、共演者との撮影裏話を教えてください。
豊田:臼田さんは、すごくナチュラルで柔らかい方なので「私にはできない」と素直に言うこともあるのですが、僕が緊張しすぎないように場を和ませてくれてすごく嬉しかったです。僕に直接「固くなりすぎないようにしていたんだよ」とは言わないですが、臼田さんの優しさを感じましたし、難しいシーンでは監督を含めて3人で一緒に本読みをしてくれました。
― 臼田さんから刺激を受けたことはありますか?
豊田:「うまくやろうとしなくて良いよ」「感じるままで良いんだよ。解放だよ」と言われて、「じゃあ、とりあえずやってみよう」と思えました。僕の考えすぎてしまう癖を取り除いてくれたので本当に感謝していますし、また共演したいです。
◆豊田裕大、臼田あさ美から受けた刺激
― 豊田さんは、制作発表の場で臼田さんや剛力さんから「努力家」と言われていましたね。
豊田:自分では全く思っていないです。でも努力家、真面目と言ってもらえたことには救われましたし、そう映っていたなら嬉しいです。雅道はとても良い奴だと思いますし、役目をいただいたからには「良いものにしよう」という気持ちがあるので、自分にできることを全力でやろうと思いました。
― 山下さんは、共演者とのエピソードはありますか?
山下:少し疲れているときに、剛力彩芽さん(植村翠)から差し入れのドーナツをいただいて、それがすごく美味しくてパワーをもらいました。臼田さんとは、音楽の話で盛り上がりました。僕の勝手なイメージで、多分K-POPは聴かないんだろうと思っていたのですが、「どんな音楽好きなんですか?」と聞いたら、「BTSとかK-POPが好きだよ」と返ってきて、ギャップを感じました。
◆豊田裕大&山下幸輝、初対面を振り返る
― お互いの第一印象とそこからの変化があれば教えてください。
山下:かっこいいです。第一印象はかっこいい。とにかくかっこいい。
豊田:恥ずかしい…。
山下:Instagramを見ていて、今まであまり出会ったことのないお顔をされているという印象を受けてすごく気になっていたんです。ちょうどそのくらいのときに、オーディションで出会って「かっこいい…」となって、今も変わらず本当にかっこいいです。
豊田:何かお礼したほうが良い(笑)?
山下:(笑)。かっこいい!
豊田:嬉しいです。初めて会ったオーディションで話しかけてくれたんです。僕は初対面の方だと構えてしまうのですが、山下くんは構えなくて良い空気感を持っていて、柔らかい人というのが第一印象です。もっと話したいな、仲良くなるかもしれないと思っていたので、今一緒にお仕事ができていることが嬉しいです。今の印象は、前と変わらずですが、しっかりしていて落ち着いているなと思います。最初に会ったときより、自分の中の軸みたいなものがしっかりある印象です。
山下:やっぱり僕から話しかけたんだ。
豊田:山下くんとは何回も共演して、勝手に「良い人だな」と思っていたのですが、実は深く喋ったことがなくて。今回の現場で、お弁当を一緒に食べるときに好きなものの話をしました。「スター・ウォーズ」が本当に好きみたいで、圧倒されました。
山下:意外と喋ったことなかったね。もっと喋りたいね。
豊田:もっと喋りたいけど、この状態を維持するのも面白いよね(笑)。そんなことはないか、喋ろう(笑)。
◆豊田裕大&山下幸輝、現場での佇まいが一致
― お互いの現場での様子はいかがですか?
豊田:すごく集中していて静かなイメージです。完璧に役になろうとしていることと、集中していることがすごく伝わるので共感できます。心地良いと思いながら見ていました。時々話しかけて邪魔しようかなとも思いましたが (笑)。
山下:実は同じシーンが少なかったので、もう少ししっかり絡みたいなという部分はありますが、現場では集中していて静かです。でも邪魔しにいっています(笑)。
豊田:これからお互いに邪魔していこう(笑)。
◆豊田裕大&山下幸輝、ファンに知られていない秘密
― 作品にちなみ、ファンの方に知られてない「秘密」を教えてください。
豊田:少し前から右腕の二の腕あたりに1本、短くて伸びない硬い毛が毎回生えてくるんです。まだ誰にも言っていない秘密です。結構不安で、毎回抜いても生えてきて…。
山下:アンテナなんじゃない?
豊田:アンテナなのかな?だったらもっと欲しいな(笑)。
山下:確かにね(笑)。秘密、何だろうな…。いっぱい食べるとか…?
豊田:確かに!
山下:あまり話してこなかったんですが、結構食べます。現場でもお菓子を何かしらずっと食べています。ご飯はおかずがあれば3杯くらいいけます。
豊田:お弁当を食べるのも早いです。こんなに食べていたっけ?という印象です。
◆豊田裕大&山下幸輝の恋愛観
― では、家族や恋人間での秘密は許せるタイプですか?
山下:許せるかな?
豊田:ケースバイケースですが、許したいです。秘密を知ってしまったら、理由も聞いて受け止める努力はします。
山下:例えば、彼女と一緒に映画を観ていて、エンドロールで帰ろうとしていたら引き止める?一緒に出る?
豊田:僕が観たいのに彼女が行ってしまったら、別行動で僕は観てから出ます。全部一緒に行動しなくても良いと思うので。
山下:なるほど。
豊田:それか、一緒にいたかったら引き止めて無理やり一緒に観てもらうかな。どっちの我が強いかの勝負になると思います。
山下:一緒です。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆豊田裕大プロフィール
1999年4月10日生まれ。神奈川県出身。2019年より「MEN’S NON-NO」専属モデルを務める。2021年にドラマ「じゃない方の彼女」(テレビ東京)で俳優デビュー。主な出演作に、ドラマ「妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-」(テレビ朝日系/2022)、「それってパクリじゃないですか?」(日本テレビ系/2023)、映画「レッドブリッジ」(2022)、「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」(2023)、「銀河鉄道の父」(2023)など。
◆山下幸輝プロフィール
2001年11月7日生まれ、大阪府出身。2020年、第33回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」をきっかけに芸能界入り。ドラマ「君の花になる」(TBS系/2022)に劇中ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)のメンバーとして出演し一躍話題に。主な出演作にドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系/2023)「最高の生徒 〜余命1年のラストダンス〜」(日本テレビ/2023)、映画「TOKYO,I LOVE YOU」(2023)など。
◆「夫婦の秘密」第2話あらすじ
BS-TBS 1月11日(木)よる11時放送
『夫の不倫』
「あなたの夫の秘密を知っています」と書かれた手紙が野山穂花(臼田あさ美)のもとに届いた、この頃から不可解な出来事が次々と起こり始める。
手紙を見た穂花は、近所のカフェ「ルルド」で働く友人の植村翠(剛力彩芽)に相談。夫・雅道(豊田裕大)の浮気を疑うも翠に励まされ店に戻った穂花だったが、雅道とアルバイトの三枝朱音(桃月なしこ)が、ヒソヒソ話しをしている姿を目撃してしまう。さらに、小野寺真白(山下幸輝)から雅道と朱音が夜二人で歩いていたことを聞いた穂花は、雅道に対して疑念の感情が強まっていく。そんな中、雅道は穂花に「客に誘われた絵画教室の体験入学へ行く」と言って、有名フラワーアーティストの水無瀬香子(宮本真希)のもとへ向かっていた…。
※第1話「偽りの幸せ」はTVerとNetflixで配信中
※第2話も放送翌日正午から配信
【Not Sponsored 記事】
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