芳根京子&江口のりこ、日本テレビ報道記者役に 開局70年SPドラマでW主演<テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち~>
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【写真】JUMP山田涼介&芳根京子、キス寸前
◆芳根京子&江口のりこ、日テレ開局70年SPドラマ「テレビ報道記者」でW主演
本作は、日本テレビの報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話をもとにテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。日本テレビの報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するようなニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描くことで、あらためて昭和・平成・令和を振り返るヒューマンドラマとなっている。
主演は芳根と江口。芳根が演じるのは、コロナ禍直前の2019年に日本テレビに入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者、和泉令役。江口が演じるのは、2003年に日本テレビに入社、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者、真野二葉役。そして、和泉と真野とともに働く先輩記者、社会部デスクの平尾成美役を木村佳乃が演じる。
平尾は、地下鉄サリン事件が起こった1995年に日本テレビに入社、女性初の警視庁キャップ(警視庁記者クラブのリーダー)となった報道一筋の記者。さらに、1981年に日本テレビに入社、女性で初のテレビ報道記者となり、オウム真理教代表の麻原彰晃が逮捕される瞬間を中継した記者、曽根昭子を仲間由紀恵演じる。他のキャストは後日発表される。
日本テレビ開局70年、テレビ報道70年の歴史の中で記者たちが向き合った数々のニュース。実在の記者をモデルにした“やけにリアル”な報道ドラマ。芳根は「日本テレビさんの報道フロアで撮影をさせていただいたのですが、独特な空気感と緊張感があり、リアリティーがより伝わる作品に仕上がっていると思います」と緊張感溢れる撮影を回顧。江口は自身が演じる真野のモデルとなった記者と会い「どうしてテレビ報道記者を目指したのか、きっかけは何だったのかなど、お話しさせていただきました」と役作りをしていったことも明かしている。(modelpress編集部)
◆「テレビ報道記者」イントロダクション
日本テレビの報道記者ら80人を徹底取材。“あのニュースの裏側”で奮闘した記者たちのヒューマンドラマ。1995年5月16日、オウム真理教の代表、麻原彰晃が逮捕された。その日、8時間にわたってテレビ中継で現場の様子を伝えた記者は女性だった。「女を事件現場に行かせるなんて」という世間の声を跳ね返した瞬間だった。
時代は昭和から平成、令和へと移り変わる。自然の脅威によって1万5900人もの人々が命を落としたときも、賑やかな街々が静まりかえるパンデミックが起こったときも、真実を伝えるために記者たちは現場へ向かった。「女には無理」と言われながら、女性記者たちが歩んできた道を踏みしめて。私は諦めない。先輩が諦めなかったから。
◆芳根京子コメント
(出演オファーをいただいて)「この企画、凄い」とシンプルに思いました。実際にあった事件とドラマがリンクし、当時のニュース映像が使われたりと、報道局の協力がないと成立しない、普通のドラマではないというのを台本からも感じとれて、とてもワクワクしました。
日本テレビさんの報道フロアで撮影をさせていただいたのですが、独特な空気感と緊張感があり、リアリティーがより伝わる作品に仕上がっていると思います。
また、和泉を演じるにあたり、同世代の3人の記者の方にお話を伺い、それぞれのキャラクターの面白い部分や繊細な部分をいただいて、和泉令というキャラクターを作り上げました。
仕事の向き合い方や先輩たちとの距離感、恋人との付き合い方など、コロナ禍直前の2019年に入社したZ世代ならではの悩みにぶつかる姿に、共感していただけることがあるかもしれません。同世代の方にも是非見ていただきたいですし、同じ世界線で生きている事を感じてもらえたらとても嬉しいです。
◆江口のりこコメント
日本テレビ開局70年の記念ドラマという、お祭りのような作品に呼んでいただき、素直に嬉しいと思いました。3時間もあるドラマで長いなと(笑)。すごいなと思いました。
私が演じる真野のモデルの1人である方と実際にお会いさせていただいて、お会いする前までは報道記者はどういう仕事でどんな感じで働いているのかを訊こうと思っていたのですが、実際にお会いするとその記者の方がとても素敵で、私自身その方にとても興味を持ちまして、どうしてテレビ報道記者を目指したのか、きっかけは何だったのかなど、お話しさせていただきました。あと、具体的に記者はどういう持ち物を持っているか、実際に台本を照らし合わせて、わからないシーンの取材の仕組みなどを教えていただきました。
私が最初に台本を読んだときに、報道フロアに速報として事件が入ってきて、その事件をニュース番組で放送するまでの流れを初めて知って、こういうことをするんだという驚きと発見があり面白いと思いました。視聴者の方にもそこの部分をちゃんと伝えることが出来たらいいなと思って演じました。
◆仲間由紀恵コメント
台本を読んだときに、世代をまたがって活躍する報道の女性記者たちに視点をおいたお話ということと実際の事件の映像を扱うということで、私も知らない世界の裏側ですのでどんな緊張感のある作品になるのか、とても面白そうだなと思いました。
私が演じる曽根は、日本で初めて女性でテレビ報道記者になった方がモデルの1人になっていて、女性差別と闘いながら大ニュースの中継にも抜擢をされた女性です。
報道記者は、事件現場で自分の集めてきた情報と考えで目の前にある事件を深掘りしていくたくましいお仕事だなと改めて思いました。危ない現場もあると思いますし、今の私から見ても女性で現場の第一線に行くという気力がどこから湧いてくるのか、どんな信念があるのかはすごく興味深かったです。
曽根を演じるにあたって、過去のニュース映像を見て参考にさせていただきました。オウム真理教の事件は私も覚えていますし、当時大変だったこと、亡くなられた方も後遺症で苦しんでいる方もいらっしゃると思うと過去の事件だったという風には思えなくて、そういった意味では役に気持ちを寄せやすかったです。
◆木村佳乃コメント
(出演オファーをいただいて)とても面白そうだと感じ、絶対にやらせていただきたいと思いました。元々ニュースを見るのが好きなので、今回お声がけいただき、大変嬉しかったです。
記者を演じると決まってからはいつもと違う目線でニュースを見るようにして、自分なりに研究し撮影に挑みました。私が演じる平尾のモデルの1人である下川(美奈)さんのことは、昔から番組で拝見しており、実際にお会いしてお話を伺うこともできました。そこで、記者らしく見えるようなアドバイスを沢山いただき、撮影の参考にさせていただきました。
報道記者役は初めてですが、相手に何を伝えたいのか、どうやったら相手に伝わるか、意識して演じております。ぜひ放送を楽しみにしていてください。
◆開局70年プロジェクトメンバーコメント
日本テレビ開局70 年に際し「テレビ報道が歩んだ70年をドラマで伝えたい」と始まったのがこのプロジェクトです。映像で真実を伝えるために、テレビ報道記者は今日も現場に向かいます。時には目をそむけたくなるような、心がかき乱されるような自分の外の世界のできごとを視聴者の「自分ごと」にするために。
壁にぶつかり、関わった人を傷つけたかもしれないと日々悩みながら、それでも誰かのためになると諦めずにニュースをつないだ大先輩や先輩や同年代や後輩の女性記者たちを描いたこのドラマが少しでも、またテレビニュースに触れたいと思うきっかけになればと願っています。
◆ドラマプロデューサー・小田玲奈氏コメント
お仕事ドラマが好きです。「ハケンの品格」みたいなドラマを作りたくて、勤続12年で念願のドラマ部に異動。「家売るオンナ」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「知らなくていいコト」「ブラッシュアップライフ」これまで担当したドラマはどれも登場する仕事を徹底的に取材して制作してきました。
そんな中、開局70年企画として報道局を舞台にしたドラマを制作すると聞き、ぜひ参加したいと名乗りでました。お堅い&偉そうな部署と敬遠してきた報道の人たちを知れるチャンスぐらいの気持ちで、現役で働いている方、過去に働いてきた方の取材を始めたのですが、出てくる報道記者たちのエピソードがどれも刺激的すぎて。「あの事件の裏でそんな状況になっていたの?」「それはストーリーに描いていいの?」と思いながら制作しました。
ただ、自分が1番、取材の中で心動かされたのは、その時代その時代、日テレで働いてきた先輩たちの「仕事への想い」です。結婚、出産、子育てをしながら「働く」ということ。先輩たちが切り開いた道があるから今の自分は「この仕事が、この人生が好きだ」と胸を張って言えるんだ、そう気づきました。そんな想いを込めて作った「お仕事ドラマ」です。見ていただけたら嬉しいです。
◆「テレビ報道記者」登場人物紹介
・和泉令(イズミ・レイ)/芳根京子
2019年、ジャーナリスト志望で日本テレビに入社。希望通り報道局に配属されたものの、「情報を抜いた・抜かれた」で一喜一憂する先輩たちの姿に疑問を抱く。「こんなことのために報道記者になったわけじゃない…」
2020年、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、連日会見の取材に行くことに。慣れない仕事でミスを連発し、彼氏にもフラれ、精神が崩壊する…。
・真野二葉(マノ・フタバ)/江口のりこ
2003年、日本テレビ入社。都内の事件・事故を取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、秋葉原無差別殺傷事件などの現場に行く。遺族取材に心を痛めていた頃、ある未解決事件の被害者遺族と出会う。
「なんで時効なんてあるんだろう…」平尾をはじめとする先輩たちを心から尊敬していて、「ああならなければ」と思う余り何事も頑張りすぎてしまう。
・平尾成美(ヒラオ・ナルミ)/木村佳乃
地下鉄サリン事件が起こった1995年に日本テレビに入社。事件取材の面白さにのめり込みスクープを連発。女性初の警視庁キャップ(警視庁記者クラブのリーダー)となる。
独身、子なしでバリバリの仕事人生を送っているが、実はある事情を抱えている。
・曽根昭子(ソネ・ショウコ)/仲間由紀恵
1981年に入社。女性差別を跳ね返し、日本テレビで初の女性・テレビ報道記者となり、オウム真理教代表の麻原彰晃が逮捕される瞬間の中継を任されるまでに。恋人からのプロポースも断り仕事に邁進。警視庁キャップになる夢を叶えようとしたが…。
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《モデルプレス》