「光る君へ」道兼(玉置玲央)、父からの暴力告白&涙 一連の流れに考察広がる「策にしか見えない」
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◆吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」
平安時代を舞台に、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)を吉高が演じ、「源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性・藤原道長を柄本佑が演じる。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる生涯のソウルメイトに。脚本は大石静が担当する。
◆「光る君へ」道兼(玉置玲央)、父・兼家(段田安則)につけられたあざを見せ…
道長の次兄・道兼はまひろが幼い頃にまひろの母・ちやは(国仲涼子)を殺した張本人。兄の道隆(井浦新)にすべてがかなわず、父・兼家(段田安則)の愛情に飢え気性が荒い性格。現在は兼家の指示で敵に毒を盛るなど自らの手を汚している。
第8話では、右大臣の兼家が倒れ、兄弟が看病にあたることに。ある日、道兼はまひろの父・為時(岸谷五朗)に「小さいときから可愛がられた覚えはない」「いつも殴られたり蹴られたりしておった」と父親から日常的に暴力を受けていること、病に倒れて生死の境をさまよっている最中も目を覚ますと暴力を振るわれることを告白し、「どこに行っても私は嫌われる」とどの立場からものけものにされていると吐露した。
さらに、為時と酒を飲もうとまひろの家を突然訪問。母の仇と対峙したまひろは、なんとか辛抱する。
まひろの琵琶の音色に涙を浮かべるなど、昔の気性の荒さは消えたかのような道兼の振る舞いと、残酷な家庭環境を同情した為時は、右大臣を敵対視している花山天皇(本郷奏多)に道兼を紹介。兼家にやられたというあざだらけの腕を見た花山天皇は興味を示し、「病に倒れてもお前を殴るのか。地獄に落ちるな右大臣は…」と呟いた。
◆道兼(玉置玲央)の行動に考察広がる
最大の悪役でありながら、孤独な悲しみを抱える複雑な役どころを演じている玉置の演技に圧倒される声が続出。しかし、兼家が目を開ける描写もあり、一連の花山天皇へのアプローチは「これも兼家パパの策にしか見えない」「絶対人の良い為時を利用しているだけだ」と、兼家の策略だという考察が多かった。(modelpress編集部)
情報:NHK
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