杏「泣けてきます」共演者のサプライズに思わずハグ【かくしごと】
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モデルプレス/ent/movie
【写真】杏、サプライズに感激で共演者をハグ
◆杏「かくしごと」
本作は、一つの<嘘>をきっかけに、それぞれの<かくしごと>が明らかになっていく、心揺さぶるヒューマン・ミステリー。原作はミステリー作家・北國浩二による「嘘」(※正式には「嘘」は正字)。
◆中須翔真、杏の差し入れで印象強いのは“お酒”?
ある日、事故で記憶を失った少年を助ける主人公・千紗子を演じる杏は、本作への出演について「子どもから大人になって、大人になってからも少し年月を重ねた今だからできるのかなと思った」とコメント。さらに「やはり年月を重ねていくにつれて、涙もろくなったり、悲しいニュースだったり子どもが巻き込まれるようなことに対して、得も言われぬどうしようもない怒りとか悲しみを覚えるようになってきて、それを思い切り体現できるのがこの映画なのかなというふうに感じました」と続けた。
記憶を失い、千紗子と“疑似親子”となる少年を演じた中須は、杏との思い出を聞かれると「撮影する場所が山奥で、コンビニとかスーパーとかも何もなくて、食べ物とか、ちょっとあれだなと思っていたところに、いろいろ差し入れしてもらって、すごく助かりました(笑)」と笑顔で感謝。
どんな差し入れがあったのかと聞かれた中須が「1番残っているのがお酒ですね」と答えて周囲を驚かせると、杏は慌てて「違う違う!お母さんに」と補足。杏は「こういう現場に来ているとお母さんもあまりそういうものを買っちゃいけないのかと思われるかなと思って、あえてのおつまみとお酒を『ホテルで飲んでくださいね』って」と説明した上で、「それ以外にもいっぱい渡したよね(笑)!」と中須に話しかけていた。
また、舞台挨拶の終わりには、母の日が近いことから中須が杏にカーネーションの花束をプレゼントするサプライズも。中須が「僕のお母さんになってくれてありがとう」と笑顔で花束を手渡すと、杏は中須を抱き寄せて感激し、「映画を観た後、ダブルの意味で泣けてきますね、これは。あとで噛み締めたいけど、本当に嬉しいです」と喜んだ。
◆安藤政信、杏の役を羨む
一方、安藤は「最後まで(台本を)読むまでに何度涙が出たか分からない」と告白。そして「脚本も素晴らしかったし、この主人公を自分も演じてみたいなと思うくらい、主人公の素敵な感じというか。それが本当に羨ましかったですね。衣装合わせの時に『自分演じたいっす』っていうくらい。演じられないですけどね。杏さん、とてつもない良い役を掴み取ったなというか、そういう感じがしました」と杏の演じた役柄を羨んだという。
杏の役である千紗子を演じたがる安藤について、関根監督は「超一流のギャグかなと思ったら、衣装合わせの時に『いやぁ、でもやりたいんですよ』って、本気だった」と明かす。安藤は「本当に素晴らしい役だなと思ったんです。まじで」と語っていた。(modelpress編集部)
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