「ヒーローではないけれど」「The 8 Show」チョン・ウヒ、美貌&怪演で話題 海外俳優も絶賛の実力派【プロフィール】
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【写真】「The 8 Show」怪演で話題の女優チョン・ウヒとは
◆チョン・ウヒ、演技力と美貌で話題に
「ヒーローではないけれど」は、タイムスリップ、予知夢、飛行能力といった超能力を持つ一家が、うつ病、不眠症、過食症、スマホ中毒などの現代病でその力を失い、能力を取り戻す彼らの成長と葛藤を描く。
チャン・ギヨンの除隊後復帰作となった本作で、ウヒ演じるヒロインのダヘは、心優しい女性に見えて、人をたぶらかす結婚詐欺師。一方で壮絶な暗い過去を抱えており、誰にも守られず愛に飢えてきたという複雑な役どころを演じている。
一方、「The 8 Show ~極限のマネーショー~」は人生が限界の状況に追い込まれた人々が、大金を賭けたサバイバルゲームに挑む姿を描く。8人の男女が、8階に分けられた謎めいた建物に閉じ込められ、時に協力、時に対立、反目や裏切りを繰り返しながらゲームに挑んでいく。
交錯する緊張感と人間ドラマが話題の本作には、主演リュ・ジュンヨルを始め注目の実力派俳優陣が集結。ウヒが演じるセラは、8人の中で唯一ゲームを楽しむ様子を見せる狂気的な女性。8階建ての“最上階の住民”という権力を利用し、自由奔放な振る舞いで参加者たちにカオスもたらす。
難解な2つの役柄を巧みに演じるウヒの演技力の高さと、その圧倒的な美貌で、現在日本のSNS上でも話題沸騰中。「かわいすぎ、演技上手すぎる。37歳でこの美貌とは!」「チョン・ウヒがとにかく美しい!37歳のベテランだと知って、ビックリ…!」など、実年齢とのギャップに驚く声も上がっている。
◆高校演劇部時代に賞受賞 独立系映画など幅広く活躍
ウヒは1987年4月20日、韓国の京畿道出身。高校時代には演劇部に入ったことで演技に興味を持ち、当時青少年演技大会で賞を受賞したこともあるという。大学も演技科に進学し、2011年に映画「サニー 永遠の仲間たち」に出演したことでブレイク。同作でのサイコパスな役柄で強烈な印象を残した。
2014年には映画「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」で青龍映画賞主演女優賞を受賞。その後も独立映画から商業映画まで幅広く活動し、高い表現力と存在感で注目され、国内外の映画祭でも注目されてきた。
2016年には「哭声/コクソン」でカンヌ映画祭に招待され、彼女の優れた演技は国際的な評価を確立。2017年にテレビドラマ「アルゴン」でヒロインを演じ、ドラマ界にも本格進出した。近年ではドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」(2019年)、映画「雨とあなたの物語」(2021年)などでさらに知名度を上げ、その強烈な演技と多彩な役柄で韓国映画界においても重要な存在となっている。
◆数々の難役を演じた演技力…海外俳優も絶賛
非行青少年、暴行被害者、非正規労働者、植物人間、サディストなど難解な役を担当することが多いウヒ。謎に包まれた人物を演じたサスペンススリラー「哭声/コクソン」や、太平洋戦時下の妓生(キーセン)同士の悲恋を描いた「愛を歌う花」などの演技は、フランス映画界にもファンを生み、マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)やジャン・デュジャルダン(Jean Dujardin)が彼女の演技を絶賛している。
韓国最大の映画賞「青龍映画賞」で主演女優賞を受賞した「ハン・ゴンジュ 17歳の涙」は、2004年に実際に起きた「密陽(ミリャン)女子中学生集団性暴行事件」を題材としており、ウヒは男子学生から集団性暴行を受けた被害者の女子学生を演じた。現在、YouTube上にて同事件に関連する暴露が相次いでおり、同作でのウヒの演技にも再度照明が当たっている。
◆ファン想いすぎる感動エピソードも
また最近では、13年来のファンの結婚式の祝辞を引き受けたことがSNS上で話題に。インタビューでは「あまりにもたくさんの愛を送ってくれて、いつももらうだけだったので何かやってあげたくて」と、自ら祝辞を務めることを提案したと告白。ファン想いな一面でも注目を集め、さらにファンを増やした。(modelpress編集部)
◆チョン・ウヒ(Chun Woohee)
生年月日:1987年4月20日
国籍:韓国
身長:161cm
血液型:0型
所属事務所:Blitzway Studios
デビュー作:映画「花嫁修業」(2004年)
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