aespa、新曲ティーザーに“なめ猫・ガンダム” K-POPが魅せる新時代のジャポニズム
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モデルプレス/ent/korean/talent
【写真】aespa、話題の「Hot Mess」ティザーイメージ
◆aespa「Hot Mess」ジャケットには日本アイテムがたっぷり
6月3日に公開されたジャケット写真でKARINA(カリナ)のTシャツに写るのは、日本のアニメ「機動戦士ガンダムSEED」のイラスト。WINTER(ウィンター)は顔に絆創膏を貼り、そこにはマジックで書き込んだ「団子食べたい」の文字が。ジャケット自体も、平成の渋谷原宿ポップカルチャーを彷彿とさせる、パンクでファンシーなデザインだ。
現在aespa公式SNSでは、同作のティーザーイメージが次々に解禁されている。11日に公開されたのは、カバンの中身を紹介するSNSミーム「What’s in my bag」をアレンジしたもので、メンバーが空港に持ち込んだトランクの中身をぶちまけ、中身がさらけ出されてしまった…という写真である。
持ち物の中には、ガラケーやポケベル風のY2Kアイテム、80年代に一世を風靡した「なめ猫」の免許証を模した身分証、交通ICカード「PASMO」をパロディした「NYASMO」など、日本ゆかりのグッズがいくつも散りばめられている。
◆韓国でジャパニーズカルチャーブーム続く
ほかにも、同日公開されたNCT WISH(エヌシーティーウィッシュ)のJapan 2nd SINGLE『Songbird』のティーザーイメージでメンバーが持っているフィギュアはガンダムプラモデルを改造したもので、SNS上でも話題に。ガンダムプラモデルは、Red Velvet(レッドベルベッド)のWENDY(ウェンディ)が3月にリリースした2nd Mini Album『Wish You Hell』のティーザーでも登場している。
今韓国では、20世紀末以降のジャパニーズカルチャーをフィーチャーするトレンドが続いている。象徴的なのは「サンリオ」ブーム。注目のファッションブランドとのコラボはもちろん、ソウルの観光名所である東大門デザインプラザ(DDP)では、ハローキティ50周年の特別展が開催され人気スポットになっているほどだ。
K-POPでは、RIIZE(ライズ)、TWS(トゥアス)、NCT(エヌシーティー)のTAEYONG(テヨン)、NewJeans(ニュージーンズ)など、日本でミュージックビデオや楽曲のプロモーションビジュアルを撮影するアーティストが急増。いずれもロケーションは駅、住宅街、歩道橋、銭湯など、日本の日常風景だ。
(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)の『Fate』やQWER(キューダブリューイーアール)の『T.B.H』など、日本人が親しんできた青春ソングを彷彿とさせる楽曲の人気も高まっている。SNSとユースカルチャーが担う新時代のジャポニズム。世界の若者たちはありふれた日本の日常風景の魅力に気づかせてくれる。(modelpress編集部)
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