「アンチヒーロー」最終回は「気持ちの良いものに」放送日と偶然リンクした注目ポイントとは【飯田和孝P囲み取材Vol.1】
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【写真】「アンチヒーロー」タイトル手書き文字の“種明かし”
◆長谷川博己主演「アンチヒーロー」
本作は「弁護士ドラマ」という枠組みを超え「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹(長谷川博己)が視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメント。
◆長谷川博己は「周りを巻き込む力がすごい」
同作の主演を務めた長谷川について聞かれた飯田Pは「2023年3月15日に初めて会って、そのときにオファーした」と長谷川に同作の主演をオファーした日を回顧。「大体1ヶ月半後に返事をいただいて、それから約1年にわたって明墨と併走してくれた」という長谷川に「改めて唯一無二の俳優さんだなと思いました。作品に向き合う姿勢というか、台本に関する会話やキャラクターを作っていく作業を監督も交えて一緒になってやっている中で、明墨というキャラクターだけでなく、ドラマ全体を面白いものにしようという熱意を感じます。“引っ張る”ともまた違うのですが、自然と周りを巻き込む力が本当にすごくて尊敬します」と賛辞を贈った。
◆「アンチヒーロー」最終回のポイントは?
最終回は偶然にも「父の日」と放送日が重なることを踏まえ「志水(緒形直人)と紗耶(近藤華)、倉田(藤木直人)と紫ノ宮(堀田真由)、そして伊達原(野村萬斎)とその娘…とそれぞれの親と子の関係性が描かれる」と明かし「自分自身にとって何が大切かという感覚や感情を考えながら観てほしいなと思っています」と最終回の注目ポイントを告白。
また9話の放送で見えてきた明墨の根幹が最終回で全回収されるというが「『果たして明墨はそれが本当に最終目的だったのか?』と思うシーンがあると思うので、どう締めくるか注目してほしいです」と伝えた。
さらに、志水演じる緒形は役作りとして約9キロ減量して撮影に臨んでいたそうで、スーツが大きめに見えるのも減量が理由だと明かした。「志水の冤罪を晴らすことが、このドラマの1つの目的でもあるので、その結末としては気持ちの良いものになっている最終回だと思います」と胸を張った。
最後に飯田Pは「とにかく観ていただきたいという思いが強いです。世の中に出すので、恥ずかしくないものを出そうという思いはもちろん、いろいろな人が関わっていて頑張るのは当然なので、後はとにかく観て判断してほしいという思いだけです」と強く呼びかけた。(modelpress編集部)
◆「アンチヒーロー」最終話あらすじ
明墨(長谷川博己)を証拠隠滅罪に問う裁判が始まる。担当検事は伊達原(野村萬斎)。法廷で因縁の対決が繰り広げられる。
12年前の事件、志水(緒形直人)の冤罪は証明されるのか。正義とは何か?アンチヒーローの結末は?すべての真相が明かされる。
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《モデルプレス》