パリ五輪・新競技“ブレイキン”出場の半井重幸(SHIGEKIX)が決意表明 旗手抜擢は「最高のチャンス、絶好のチャンスだなと思った」
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【写真】パリ五輪出場選手が緊張の面持ちで会見登場
◆江村美咲&SHIGEKIX、パリ五輪前の心境
江村選手は「決断式、壮行会を終えて、オリンピック自体は今回が2回目の参加になるんですけど、前回は全てオンラインで開催されていたので、また新しい景色というか、初めてこういったオリンピックの会に参加して、やっぱりオリンピックは特別だなって感じましたし、壮行会では直接子どもたちだったり、たくさんの方々にエールをもらって、今はすごく力が湧いてくる感覚を感じています」とコメント。「フェンシングは、来週水曜日にパリの方に移動して、事前合宿が始まるので、それまでは国内での練習になるんですけど、今は怪我とかも悪い状態ではなくて、比較的いい準備ができているんじゃないかと思います」と報告した。
半井選手は「本日の結団式でまずこのTEAM JAPANが一つにまとまって、その後の壮行会で、このまとまったTEAM JAPANの背中を皆さんに押してもらえたような、そんな一日になったなという風な振り返りを感じています。僕自身、ブレイキンという競技が今回初めてのオリンピック開催で、全てが新鮮な中での挑戦になるんですけど、そんな中で旗手というすごく光栄な役割を務めさせていただくことになりました」と発言。「もちろん、それにあたって開会式から参加させていただくので。我々ブレイキンの競技トーナメント自体は、閉会式の前日前々日の日程で行われるんですけれども、開会式からオリンピック大会全体を楽しみつつ、準備を着々としつつ、最後の最後まで気を抜くことなく、自分の全てを当日出せたらいいなという風に思っています」と意気込みを語った。
また半井選手は「本当にたくさんのオリンピック選手の先輩方から、オリンピック自体を楽しんだ方が、却って自分の競技にもいい影響を与えるという風にお言葉をいただいているので。僕自身もそれが自分の性格にもキャラクターにも合っているかなという風に思うので。開会式の旗手から滞在期間、そして大会当日、閉会式と、すごく貴重な時間を過ごせると思うので、一秒一秒を楽しみながら、自分の競技に集中して最後まで頑張りたいと思います」とも話していた。
◆江村美咲、東京オリンピック経て実感したことは?
東京オリンピックでの経験が、自分にどんな影響を与えたか問われた江村選手は「東京オリンピックが終わった直後は、自分が本当にこれ以上できないっていうくらいの準備と戦いをしたにもかかわらず、目指していた目標には届かなかったので。そこで一つ『これ以上、自分に伸びしろあるのかな。これ以上、何ができるんだろう』っていう壁にぶつかったんです」と回想。その後にフランスからコーチを招聘したとしたうえで「学べるところはたくさんあって、世界選手権で優勝することはできたんですけど、そこからまた左足の甲の不調がずっとすっきりしなかったり。あとはやっぱり、勝てるようになればなるほど、勝つのが当たり前と思われるようになって、負けることがより怖くなったり。そういったときに、負けた時の言い訳をしてしまう自分の弱さがあったり。いろんなことを突きつけられてきて」と振り返った。
そして「乗り越え方は色々あったと思うんですけど、自分の気持ちを前に持っていくために、ひたすら自分と向き合って深掘りして。逃げ道を作らずぶつかってきたことで、フェンシングだけじゃなくて、人生において必要な考え方だったり、自分の心の整理の仕方をすごく学ばせてもらって。自分の好きな自分に、より近づかせてもらったなって思っています」と成長を実感できている様子だった。
◆江村美咲&SHIGEKIX、旗手就任の心境
日本代表において、主将という役割が無くなった初のオリンピックで旗手を引き受けた経緯について、江村選手は「お話をいただいた時は、本当にびっくりの一言で。まさか自分がっていう感じでしたし、すごく名誉なことではありますけど、怖さもあって」と吐露。「引き受けさせていただいた理由は、自分にとっても勿論人生に一度しかない、すごいチャンスですし。自分を応援してくれる人にとっても、フェンシングにとっても、すごくいい機会になるなと思ったので。やらないと後悔すると思って、引き受させていただきました」と説明した。
続けて「旗手は去年のアジア大会でもさせていただいて、今回で二回目になるんですけど、日本選手団の顔としてじゃないですけど、代表として一番先頭を歩くので、いい意味で責任感は感じています」と発言。また「引き受けるからには、競技で結果を残すだけじゃなくて、人として国を代表するにふさわしい行動を心がけたいなって、気持ちは締まりました」と語った。
同じ質問に半井選手は「すごく嬉しいなという気持ちと、驚きもありました」としたうえで「一プレイヤーとして、自分主体でいろいろな物事を判断したり物事と向き合ったり、大会当日を迎えたりするんですが、そこに立つには僕一人では絶対に立てない。周りの方々の支えであったり、応援してくださっている方々がいてこそ、自分が最後そのステージに立って戦えるのかなと、自分らしく入れるのかなという風に日々感じていますし、感謝の気持ちを何か形で、恩返しというか、自分自身の表現の仕方で行動に示したいなという風に、常々考えて活動しているんです」とコメント。周囲の人とともに最高な景色・新しい景色を見たいとしたうえで「僕がブレイキンの選手として、日本代表として初めて旗手をさせていただくという、この決断であったり行動というものが、身の回りの方々と一緒に新たな景色を見る、そういった選択に繋がってくるのじゃないかなという風に思っているので。僕自身はすごく、選んでいただいたことを嬉しく思うし、背中を押していただける、うれしいなという気持ちになれるというのはもちろんですし、モットーとして大事にしている、活動の中で大事にしている思いを行動に移す最高のチャンス、絶好のチャンスだなと思ったので、嬉しく引き受けました」と話していた。(modelpress編集部)
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