【ENHYPEN独占インタビュー】パンデミックでのデビュー経て報われた瞬間「忘れられない」ファンへの強い愛情と“日本で必ず実現したい夢”
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モデルプレス/ent/wide/show3
【写真】日本デビュー時の初々しいENHYPEN
◆ENHYPEN、日本デビュー3周年迎える
ENHYPENは、2021年7月6日、日本1stシングル『BORDER : 儚い』で日本デビュー。パンデミックの真っ最中だったため、2020年11月の韓国デビューショーケースに続き、日本デビューのショーケースもオンラインで開催された。しかし同シングルは7月度「ゴールドディスク認定作品」にてプラチナ認定となるなど、さっそく記録を樹立。独自のコンセプトと音楽で世界中から人気を獲得し、初の日本活動から凄まじい勢いを見せた。
またファンと直接会えない時期が長かったにも関わらず、オンラインでの密接なコミュニケーションや遠隔での日本メディア出演を通して多彩な魅力を見せ、クールなパフォーマンスと愛らしい人柄のギャップで沼落ちする人を増やしていった。
◆SUNGHOON&NI-KI、ENGENEとの対面イベントに感動
そんな中、2022年10月に大きな転機が訪れる。日本1stアルバム『定め』のリリースと、関連したオフラインイベント、初のワールドツアー「MANIFESTO」の日本公演が決定。日本デビューから約1年3か月経って初めて日本で対面イベント&ライブを開催することとなったのだ。
初来日以降は一層その勢いを加速させる。初の日本活動から約3か月後の2023年1月には大阪・京セラドームでライブを開催し、第4世代K-POPグループの中で最速で単独ドーム公演を実現。そのとき行われたインタビューでは、「日本にこんなにENGENE(エンジン/ファンの愛称)の皆さんがいてくださったなんて」と、ファンの存在を実感する率直な想いを語ったり、ファンと会える機会は当たり前ではないことを感じ、一つ一つの機会を大切に過ごそうとする姿が垣間見えた。さらに、日本人メンバーのNI-KI(ニキ)が涙ぐむシーンも。声出しは制限がある中でも、ENHYPENにとって初の単独ドーム公演はそれだけ特別な時間となった。
メンバー自身は、今あの期間を振り返ってどう思うのか。SUNGHOON(ソンフン)は「パンデミックが明けて、ENGENEの皆さんに直接会えるようになったときは、全てが新鮮で新しいことばかりでした。初めてENGENEの皆さんに直接お会いできて、始めは親しくなる時間が必要だったようにも思います。初めてファンの皆さんが僕たちのステージを見てくれているという感覚を感じて、僕たちのステージを見てくれる方がいるということがどれだけ力になるのか、というのも実感しました」とENGENEとの対面したときの感覚を今でも鮮明に覚えているそう。
NI-KIも「日本1stアルバム『定め』の時に初めて日本で活動をしたのですが、日本で本格的に活動することが初めてだったので、ショーケースや音楽番組の出演など慣れない環境で7人で一生懸命やって、それも新鮮で楽しかった記憶があります」とガムシャラに走った当時を思い返し、「初めて日本でENGENEの皆さんと直接お会いしてから、母国でENGENEの皆さんとたくさんの時間を一緒に過ごせること自体が本当に幸せで、パンデミックの時期に会えなかった分の時間をこれからももっと埋めていきたいなって思っています」と母国でファンに会える空間を大切に感じていることを明かした。
そこから全員のヴィジュアルの良さとコンセプト消化力は様々なジャンルで身を結び、活躍の場を広げていく。PRADAのアンバサダー、日本のシンガーソングライター優里とのコラボレーション、ポケモンとのコラボレーションなど多方面で活動し、2023年8月には日本の音楽フェス「SUMMER SONIC 2023」に初出演。多様な音楽の魅力を大衆に知らせた。
◆NI-KI、東京ドーム「BLOSSOM」号泣の裏にあった想い
そして2023年9月、2回目のワールドツアー「FATE」で初の日本ドームツアーを開催したENHYPEN。東京ドーム最終日には、彼等がファンに対する愛や感謝の想いを込めた日本オリジナルバラード「BLOSSOM」をサプライズ披露。ENGENEが合唱とともに「ENHYPENとENGENEは永遠に共にする運命だよ」と書かれたスローガンを掲げると、全員が涙し、「一生一緒にいましょう」「愛してる」と伝えたのだった。K-POPボーイグループの中でデビューから史上最速で東京ドーム公演を実現した彼等だが、その記録以上に、ENHYPENとENGENEにとって大切な価値がある思い出として刻まれた。
当時、顔を上げられなくなるほどに号泣していたNI-KIは、パンデミックで日本に来られなかった期間や声出し制限があった期間を経て想いが込み上げたという。「最終日のアンコールの後、サプライズで『BLOSSOM』を披露した時に、ENGENEの皆さんの歌声や歓声を聞くことができて。その瞬間に『本当に頑張って来た甲斐があったな』って感じました。今でも東京ドーム公演のことが忘れられないくらい、良い思い出として残っているので、これからも日本で公演するときに『BLOSSOM』を一緒に歌える機会があれば嬉しいですし、そういう特別な思い出をどんどん増やしていきたいです」。これから先も「BLOSSOM」はENHYPENとENGENEにとって宝物であり続けるだろう。
そして7人は年末、TBS「第65回 日本レコード大賞」で「特別国際音楽賞」を受賞。この賞もデビューから最短期間での受賞となり、グローバル人気と日本での活躍を立証した。
◆HEESEUNG&JAY「FATE PLUS」日本公演で感じたこと
2024年を迎えても、空白期にも関わらず、日本で開催された合同イベントに出演したり、メンバーのJAY(ジェイ)がGLAYの作品にボーカル&作詞で参加してコラボレーションを果たすなど話題が絶えない。現在はワールドツアー「FATE PLUS」で初都市4か所を含む5都市11公演・自身最多公演数の日本ツアーを開催中。初めて訪れる地域でENGENEと会える喜びを噛みしめながら、新たな思い出を作っている。
6月には埼玉・福岡・広島での公演を行ったばかりだが、HEESEUNG(ヒスン)は「今回の『FATE PLUS』を通して、日本各地にENGENEの皆さんがこんなにたくさんいるんだってことを改めて実感できて嬉しいですし、すごく楽しい時間を過ごせています。普段行っている地域だけでなくもっと多くの地域に行くことができて、もっと多くの色んな場所でENGENEの皆さんに会って、ENGENEの皆さんを見ながら公演ができて本当に楽しい記憶として残っています」と様々な地域に直接足を運び、近い距離でENGENEの反応を見ながらパフォーマンスをすることで、新たに得るものがあった。
福岡では「ENHYPENのオールナイトニッポンX」(ニッポン放送)の公開収録を行い、抽選を通して500人のファンが集まった。HEESEUNGは「野外でラジオを収録するのが新鮮で良かったですし、天気もすごく良くて、ENGENEの皆さんも楽しく僕たちの話を聞いてくれて、楽しい思い出になりました。なので今回のツアーを通して、もっとENGENEの皆さんに、良いカムバックをお見せしたいと思えるような機会になりました」と決意を固めるきっかけにもなったようだ。
日本語が堪能なJAYは、日本公演中のトークもほぼ全編日本語。その語学力にはENGENEたちもいつも驚かされているが、「多様な地域に行けば行くほど、ファンの皆さんがその地域に関する有名なものや方言、名物などを楽しみながら紹介してくださって、僕たちもとても楽しいです。そういったことにもいつも感謝していますし、楽しみにしていることの一つです」とENGENEとの交流を心から楽しんでいる。「同じ国でも地域ごとに特性が少しずつ違うので、公演するときも不思議で面白いです!」と発見もあったようで、ダブルミリオンセラーアーティスト、ドームアーティストとなった今でも、7人がファンと直接会える一つ一つの機会を大切にしているマインドがうかがえる。
◆JAKE&SUNOO、最新アルバム『ROMANCE : UNTOLD』に自信
そんなENHYPENは、7月12日に2nd Studio Album『ROMANCE : UNTOLD』でカムバックを果たす。2年9か月ぶりのフルアルバムで、メンバー全員が作詞・作曲・プロデュースに参加。コンセプトフォトでは、ファンタジーの世界にいるような姿から身近な恋人のような姿まで、大きな振り幅で注目を集めている。
また、アルバムコンセプトフォトとミュージックビデオのスタイリングには、レディー・ガガのスタイリストとしても有名なクリエイティブディレクターのニコラ・フォルミケッティが参加したり、タイトル曲「XO (Only If You Say Yes)」と収録曲「Brought The Heat Back」にグローバルヒット曲を多数輩出した実力のあるプロデューサーJVKE、Cirkutがそれぞれ参加するなど、各分野の大物を総動員。JAKE(ジェイク)は「まずは曲が本当にとても良いです。個人的には、多くの方に気に入っていただけるんじゃないかなと思っています。タイトル曲も収録曲もとても良いアルバムを準備したので、たくさんの人の耳に愛されるんじゃないかなと思います」と自信をのぞかせた。
今回はカムバックに先立ち、YouTubeにてコンセプトシネマ「UNTOLD Concept Cinema」も公開。7人の激しいアクションシーンや感情をあらわにする迫真演技が話題を呼んだが、JAKEは「コンセプトシネマから始まり、多様な試みや施策もあって、新しい感じのひと味違ったとても魅力的なアルバムになったと思います」とも語った。
一方SUNOO(ソヌ)は「ロマンスファンタジーみたいな感じのコンテンツが多くて、自分でこんなことを言うのはちょっとあれですが(笑)、現実を超えて仮想の人物のように本当に輝いている、そんな感じがポイントだと思います」と茶目っ気たっぷりに明かす。「そんな僕たちのヴィジュアルにも注目していただけたら嬉しいです」とSUNOOらしさ全開でポイントを教えてくれた。
◆JUNGWON、ENHYPENとして日本で“必ず実現したい夢”語る
8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」への初出演も決定。K-POPアーティストとしては初出演となり、新たな道を切り開くこととなる。グローバルに活躍しながらも日本でもファンとともに着実に花道を歩き、続々とキャリアハイを達成するENHYPENが、日本デビュー4年目にはどんな活躍を見せるのか――。期待は高まるばかりだが、リーダーのJUNGWON(ジョンウォン)は「日本ではまだやったことがないスタジアム公演を必ず実現してみたいですし、最近は合同イベントやツアーで日本に来ているだけに、また日本作品の活動でも来たい気持ちもあります」と意欲を見せた。
◆ENHYPEN、ENGENEとの“愛の関係性”「恋しい」「力が湧く以外にない」
止まらぬ進化により、多忙な生活を送る彼等。それでもコロナ禍でのデビューで一際強く実感したファンの存在の大きさ・ありがたみは、変わらず7人の心に強く刻まれ続けている。そんな彼等の愛が特に顕著にあらわれているのが、グローバルプラットフォーム・Weverseへの浮上回数。その数字は驚異的な記録を打ち立てており、ある日には1日で4人ものメンバーがそれぞれ生配信を実施したことも。毎日のようにファンからのコメントに返信し、セルフィーや彼等が見ている光景をアップしてくれる。たとえ空白期でも変わらず日常の一部をシェアしてくれることが、ENGENEにとってどれほど毎日を頑張る糧になっているかは言うまでもない。
それが彼等にとってENGENEへの真っ直ぐな愛情表現であることを、SUNGHOONが改めて明かしてくれた。「今では色々なイベントや公演を通してENGENEの皆さんに会うことができるようになりましたが、それでも空白期やENGENEの皆さんに会う機会があまり多くないときには、ENGENEの皆さんが元気にしてるかな?とか、僕たちにすごく会いたがってないかなって心配をすることもあります。その度にSNSやWeverseライブなどのコミュニケーションを通してENGENEたちに会おうとしたり、ENGENEの皆さんが恋しい分、アルバムやステージの準備を一生懸命頑張っていると思います」。
JUNGWONは「いつもキラキラ輝く目で僕たちを見つめてくださるENGENEの皆さんを見ていると、力が湧く以外にないんです。なのでENGENEの皆さんにはいつも感謝の言葉を伝えていたいですし、想いが伝わっていたらいいなと思います」と、ENGENEからもらうパワーの偉大さを明かし、最後に「これからもっと暑くなると思いますが、暑さに気をつけて元気で幸せに過ごしてくださいね。またすぐに会いましょう!」とメッセージを送った。
◆ENHYPENインタビュー全文
― コロナ禍でデビューし、ENGENEとの対面がなかなか叶わなかった期間はもどかしかったかと思います。「BLOSSOM」でも、距離が離れていてもすぐそばにいる感覚、会えなくても深まった絆などが歌われていますが、この3年を振り返ってみて、ENGENEと会えなかった不安が晴れた瞬間・ENGENEからの愛を明確に感じられた瞬間を教えてください。
SUNGHOON:パンデミックが明けて、ENGENEの皆さんに直接会えるようになったときは、全てが新鮮で新しいことばかりでした。初めてENGENEの皆さんに直接お会いできて、始めは親しくなる時間が必要だったようにも思います。初めてファンの皆さんが僕たちのステージを見てくれているという感覚を感じて、僕たちのステージを見てくれる方がいるということがどれだけ力になるのか、というのも実感しました。
今では色々なイベントや公演を通してENGENEの皆さんに会うことができるようになりましたが、それでも空白期やENGENEの皆さんに会う機会があまり多くないときには、ENGENEの皆さんが元気にしてるかな?とか、僕たちにすごく会いたがってないかなって心配をすることもあります。その度にSNSやWeverseライブなどのコミュニケーションを通してENGENEたちに会おうとしたり、ENGENEの皆さんが恋しい分、アルバムやステージの準備を一生懸命頑張っていると思います。
NI-KI:日本1stアルバム『定め』の時に初めて日本で活動をしたのですが、日本で本格的に活動することが初めてだったので、ショーケースや音楽番組の出演など慣れない環境で7人で一生懸命やって、それも新鮮で楽しかった記憶があります。『定め』のショーケースで初めて日本でENGENEの皆さんと直接お会いしてから、母国でENGENEの皆さんとたくさんの時間を一緒に過ごせること自体が本当に幸せで、パンデミックの時期に会えなかった分の時間をこれからももっと埋めていきたいなって思っています。
パンデミックの時期は日本に来れなかったり、来れるようになっても声出しができるようになるまで歓声を聞くこともできなくて大変だった時期もありましたが、去年、ワールドツアー「FATE」の東京ドーム公演の最終日のアンコールの後、サプライズで「BLOSSOM」を披露した時に、ENGENEの皆さんの歌声や歓声を聞くことができて。その瞬間に「本当に頑張って来た甲斐があったな」って感じました。今でも東京ドーム公演のことが忘れられないくらい、良い思い出として残っているので、これからも日本で公演するときに「BLOSSOM」を一緒に歌える機会があれば嬉しいですし、そういう特別な思い出をどんどん増やしていきたいです。
― ちょうど6月から「FATE PLUS」日本公演がスタートしています。久しぶりの日本単独公演、初めての都市、かつ福岡での公開録音などでも近い距離で日本にいるENGENEと交流して、新たな気付きや発見はありましたか?
HEESEUNG:今回の「FATE PLUS」を通して、日本各地にENGENEの皆さんがこんなにたくさんいるんだってことを改めて実感できて嬉しいですし、すごく楽しい時間を過ごせています。普段行っている地域だけでなくもっと多くの地域に行くことができて、もっと多くの色んな場所でENGENEの皆さんに会って、ENGENEの皆さんを見ながら公演ができて本当に楽しい記憶として残っています。
そして福岡で初めて公開録音もしたのですが、野外でラジオを収録するのが新鮮で良かったですし、天気もすごく良くて、ENGENEの皆さんも楽しく僕たちの話を聞いてくれて、楽しい思い出になりました。なので今回のツアーを通して、もっとENGENEの皆さんに、良いカムバックをお見せしたいと思えるような機会になりました。
JAY:多様な地域に行けば行くほど、ファンの皆さんがその地域に関する有名なものや方言、名物などを楽しみながら紹介してくださって、僕たちもとても楽しいです。そういったことにもいつも感謝していますし、楽しみにしていることの一つです。同じ国でも地域ごとに特性が少しずつ違うので、公演するときも不思議で面白いです!
― 『ROMANCE : UNTOLD』はENGENEへの愛情が表現されたアルバムになっているとのことですが、ENGENEが一番喜びそうな今回のアルバムのポイントを教えてください。
JAKE:まずは曲が本当にとても良いです。個人的には、多くの方に気に入っていただけるんじゃないかなと思っています。タイトル曲も収録曲もとても良いアルバムを準備したので、たくさんの人の耳に愛されるんじゃないかなと思います。そしてコンセプトシネマから始まり、多様な試みや施策もあって、新しい感じのひと味違ったとても魅力的なアルバムになったと思います。
SUNOO:ロマンスファンタジーみたいな感じのコンテンツが多くて、自分でこんなことを言うのはちょっとあれですが(笑)、現実を超えて仮想の人物のように本当に輝いている、そんな感じがポイントだと思います。そんな僕たちのヴィジュアルにも注目していただけたら嬉しいです。
― 最後に今後日本でやってみたいことと、日本にいるENGENEの皆さんにメッセージをお願いします。
JUNGWON:日本ではまだやったことがないスタジアム公演を必ず実現してみたいですし、最近は合同イベントやツアーで日本に来ているだけに、また日本作品の活動でも来たい気持ちもあります。
いつもキラキラ輝く目で僕たちを見つめてくださるENGENEの皆さんを見ていると、力が湧く以外にないんです。なのでENGENEの皆さんにはいつも感謝の言葉を伝えていたいですし、想いが伝わっていたらいいなと思います。これからもっと暑くなると思いますが、暑さに気をつけて元気で幸せに過ごしてくださいね。またすぐに会いましょう!
(modelpress編集部)
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