米津玄師、朝ドラ「虎に翼」主題歌制作秘話「避けて通れなかった」思いとは
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モデルプレス/ent/music
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◆米津玄師、朝ドラ主題歌への思い
連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌『さよーならまたいつか!』について米津は「朝にふさわしい爽やかな曲。そういうものが求められてるんだろうなと思いつつも、そもそも『虎に翼』の物語自体がわりかしフェミニズムが土台にある物語だったので、そこに対して男性としてどういう風に向き合っていけばいいのかなっていうのはやっぱり避けて通れない視点だったのでその分結構緊張感みたいなのはありました」と朝ドラの主題歌を担当するにあたって慎重な思いがあったと明かした。
さらに米津は「女性の地位向上を邪魔したくないというか、自分の音楽によって、それが少ない影響だったとしても一滴墨汁垂らすみたいな形になっちゃうのもそれはそれで寝覚めの悪い話」と物語の主題に合った歌詞を書くために「ちゃんと理解した上で音楽を作るべきだなっていうのはすごく思ってた」と話した。
◆米津玄師、孤独な戦いへ捧げる歌詞
また、米津は俳人・種田山頭火の句「しぐるるやしぐるる山へ歩み入る」の「山」を「町」に一部変更して歌詞の中に引用しており、その理由を「元々好きなフレーズだったんですけど、『しぐる』っていう音が好きだった」と説明。その後に続く「そこかしこで袖触れる 見上げた先には何も居なかった」という歌詞も合わせて、米津は「『虎に翼』の物語があまり周囲から理解を得られない立場の人間の話なので、いろんな人間が周りにいたとしてもやっぱりそれを共有できないのであれば、それは孤独と変わらない」と歌詞に込めた孤独な戦いに寄り添う気持ちを語った。(modelpress編集部)
情報:MBS/TBS
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