東京ジャイアンツタウンの新球場、2025年3月1日開業へ マルシェやお祭り等にも活用
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【写真】日帰り温泉「よみうりランド眺望温泉 花景の湯」開業
◆2027年中開業、東京ジャイアンツタウンとは
東京ジャイアンツタウン(計約7万6000平米)は、国内初となる「水族館一体型球場」と、飲食施設で構成。ジャイアンツタウンスタジアムのレフトスタンド後方に、水中回廊を備えた水族館を併設し、芝生の外野席から、コンコースを通って水族館にアクセスできる導線を確保する。
水族館は地上3階・地下1階建てで、施設面積は8600平米(延床面積+屋外面積)。多摩地区で唯一の内陸型水族館となり、テーマは「生きものが主役」「生きものの世界を人が訪れ、同じ時間を共に過ごす」。
多摩丘陵に大自然の海中環境を人工海水で再現し、大型水槽の中を人が歩ける水中回廊や、アシカなどの生態を間近で観察できるゾーンを設け、生命の源である水が、多摩川から海、浅瀬から深い海へとつながっていくストーリーを展開する。
また、年間を通じて様々なイベントを展開する「企画展示ホール」も設け、多摩川水系の展示にも注力。地元の生態系を楽しく学べる場も提供する。
さらに、飲食施設は多摩丘陵からの眺望を生かした立地に、複数の店舗を展開予定。水族館と飲食施設は、2027年中の開業に向けて計画を進めている。
◆新球場が先行オープン
東京ジャイアンツタウン全面開業に先駆けて完成する、巨人の新たなファーム本拠地「ジャイアンツタウンスタジアム」は、京王よみうりランド駅から徒歩約15分に位置。
東京ドームと同じ中堅122m、両翼100mの地上3階建てとなる人工芝球場で、サブグラウンドも備える。
席数は約2,900席。1階の1、3塁側にグラウンド上にせり出した「エキサイトシート」、外野に天然芝生席を設置。2、3階のスタンドは客席を4列に抑えてグラウンドとの距離を近づけ、1955~1998年に巨人軍の専用球場だった「多摩川グラウンド」(東京都大田区)のように、ファンと選手が交流しやすい場を目指す。
プロ野球の試合のみならず、アマチュア野球や女子ソフトボール、スポーツやカルチャー教室、マルシェ、地域のお祭り、謎解き体験型イベントの「リアル脱出ゲーム」、ランニングイベント、様々な手仕事の逸品を集めた「クラフトフェスティバル」など、各方面のエンターテインメントでも幅広く活用を予定。
さらに、野球の試合やイベントがない日には、球場を一周できるコンコースや内外野のスタンドを一般開放。コンコースには常設と、期間限定で入れ替わる飲食売店を各1店舗営業し、客席に座って食べることができるほか、芝生の外野席ではピクニックのようにお弁当を広げて食べることができ、年間を通してにぎわうエリアを創出する。(女子旅プレス/modelpress編集部)
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