スタバ、ストローを紙製からバイオマス素材に切り替え 2025年1月より順次導入
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◆スタバ、アイスビバレッジ用のストローを順次切り替え
スターバックスでは2018年より、石油由来のプラスチック製のストロー全廃を進め、日本国内の店舗では紙製ストロー(レギュラー)の提供を2020年の1月より開始、太い口径のストローも2021年9月から順次導入していた。
今回新たに採用するのは「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet(R)」製の、石油由来の資源に頼らず、植物油などを主原料としたストロー。スターバックスを象徴するグリーンを取り入れた色味で、なめらかな飲み心地と時間が経過しても変わらない飲用体験を提供する。
1月23日より、沖縄県内のスターバックス コーヒー32店舗への導入を皮切りに、3月以降、全国の店舗でもレギュラーのストローを順次導入。4月上旬をめどに、太い口径のストロー(主に季節のフラペチーノに使用)も全国の店舗(沖縄県を含む)に導入する。
現在使用している紙製のストローと比べて、ライフサイクル全体で、二酸化炭素(CO2)の排出を低減し、店舗から出るストローの廃棄物量(重量比)を半分近く削減できる見込み。また、海水中、および土壌中に生息している微生物によって、自然界でCO2と水に生分解されるため、海洋マイクロプラスチック問題などプラスチック環境汚染問題の解決に貢献するという。
スターバックス コーヒー ジャパンのCEO・水口貴文氏は、「飲み心地に関して、お客様からいただいたお声を真摯に受け止め、ストローの強度や耐久性の向上、素材について検討を重ねてきました」と顧客からの声を反映した取り組みであると述べている。(modelpress編集部)
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