飯田和孝P「VIVANT」「アンチヒーロー」に続く新日曜劇場の考察要素に言及「きっと皆さんが想像してくれる要素になるのかな」【御上先生】
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【写真】新日曜劇場「御上先生」生徒役が豪華集結
◆松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師・御上孝(松坂)と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーだ。
◆松坂桃李の同期役・岡田将生「この人以上の人はいない」
17日、岡田が御上の同期・槙野役として本作に出演することが発表され話題に。そんな岡田の起用理由について、飯田Pは「松坂さんにオファーしている段階でイメージキャストとして岡田さんのお名前を書いていました。多分、皆さんにも『親友』『ライバル』と呼べる人や仕事をする上で『相棒』と呼べる人がいらっしゃると思うのですが、そういう存在ってすごく大事ですし、相手と心がしっかり通っている人でなければいけないので、この同期のキャラクターは非常に難しいなと感じていました。それこそ『半沢直樹』(2013)では、半沢(堺雅人)と近藤(滝藤賢一)と渡真利(及川光博)という3人の同期がすごく密に繋がっていて、この3人がドラマを支えていました。だから、槙野の役は本当に重要だなと思っています」と槙野という存在の重要性と難しさを吐露した。
そんな中で、松坂と同世代であることなど年齢部分も踏まえ考えた時「正直岡田さんしか浮かばなかったです」と飯田P。「僕は『小さな巨人』(2017)でご一緒したことがあって、岡田さんの役との向き合い方や芝居に対する姿勢がすごく好きでした。あとは、松坂さんと岡田さんが仲良しらしいという情報もあって。2人は、もちろん俳優さんなので役柄上の空気感は出るのですが、そうではない根っこの部分にあるお互いへの信頼があって、それが敵対心だったり嫉妬心だったり色々な感情を表現する上で、この人以上の人はいないんじゃないかなと思ったんです」と明かした。
◆飯田和孝P「御上先生」考察要素に言及
また近年、飯田Pが手掛けた日曜劇場「マイファミリー」(2022)、「VIVANT」(2023)、「アンチヒーロー」(2024)は、SNS上で考察が盛り上がり毎週の放送ごとにネットをざわつかせていた。このブームを踏まえ、今作の考察要素を聞かれると「どうなんでしょうか…。いつも『考察系じゃない』と言いつつ、結局考察っぽくなっているような気がするのですが(笑)、サスペンス要素や1話で見える御上先生の謎は、きっと皆さんが想像してくれる要素になるのかなと思っています。でもそれよりも、このドラマを通して伝えたいことの方が大きい気がします」と伝えた。
最後には、視聴者に向け「他の作品と同じように、とにかく面白いドラマと、“次のエピソードへ”を押したくなるようなドラマを目指していきたい。皆さんがドラマを観た時に何かを受け取っていただけるドラマになったらすごく嬉しいです。今作に関しては、教育を通して生きることや社会のことを伝えているので、その辺りのメッセージを受け取っていただきながら、自分の中で考えたり誰かと話したりしてもらえるきっかけになるような1話になればいいかなと思っています。よろしくお願いします!」とメッセージを送った。(modelpress編集部)
◆「御上先生」第1話あらすじ
文科省官僚の御上孝(松坂桃李)は私立隣徳学院3年2組の教壇に立っている。
29人の生徒を前に、御上の授業が始まる。その場にいる29人の生徒は、それぞれの想いをもって、向き合っていくのだが、御上が投げかけるある問いが、波紋となり、生徒たちをつき動かすことになるーー。
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《モデルプレス》