日曜劇場「御上先生」初回、神崎役の奥平大兼に再注目 衝撃デビューで新人賞総なめの実力派【プロフィール】
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【写真】松坂桃李&奥平大兼の緊迫対峙シーン
◆松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーとなっている。
◆御上(松坂桃李)&神崎(奥平大兼)が対峙
私立高校・隣徳学院へ派遣されることとなった文科省官僚の御上孝(松坂)。担任となった3年2組の生徒29人は、突然の担任交代ましてや官僚の教師に驚きや動揺を隠せない一方、嫌悪感、好奇心…と様々な表情で御上を見つめていた。そんな中、御上は一人の生徒を気にかけていた。それは、報道部の部長・神崎。教師の不倫を暴き学校新聞に載せ、退職に追いやったことをきっかに、“要注意人物”として扱われている。
後日、神崎はさっそく御上について調べ上げ、文部科学省で天下り斡旋の不正に加担し、ほとぼりが冷めるまで制度を利用してこの高校に来たということを書いた新聞が校内に広まる。しかし御上は顔色一つ変えることなく「だいたいにおいて事実」だとあっさり認め、神崎からの質問に答えていく。そして天下り斡旋の罪を被せられたことを示唆しつつ、神崎が記事にしたものは闇ではないと諭し「もし本当に闇を見る気があるなら、今日の放課後ここで話そう」と呼びかける。
放課後、席に座る神崎の前に数枚の写真を取り出し並べた御上。そこには神崎が不倫をリークした教師・冴島(常盤貴子)がコンビニで働く現在の姿が収められており、「今年の国家公務員総合職試験で、殺人事件が起こったのは知ってるよね?」と同話冒頭で映し出された殺人事件について切り出すし「気づいちゃったんだよね…。闇の中で、その事件と僕の不正とこの学校と文科省が繋がってるかもしれないことに」と小さな出来事が連鎖して大きな出来事に繋がっているのではないかと意味深な発言を残したところで幕を閉じた。
◆圧倒的存在感・奥平大兼に再注目
“要注意人物”として初回から陰のある表情や、教師役・松坂との対峙シーンで存在感を発揮し「対峙シーンゾワっとした」「痺れる」「緊張感がすごい」「もしかして神崎くんは仲間になるパターン?」と注目を集めた奧平。そんな彼は、2003年9月20日生まれ、東京都出身。初めてのオーディションで抜擢され、2020年に“衝撃作”として話題を集めた映画「MOTHER マザー」にて初スクリーンデビューを飾ると、たちまち脚光を浴び「日本アカデミー賞」「キネマ旬報ベスト・テン」「ブルーリボン賞」など数々の映画賞にて新人賞を総なめ。同年にはTBS系金曜ドラマ「恋する母たち」でテレビドラマ初出演を果たす。その後も多数の作品に出演。近年はドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系/2023年)、映画「君は放課後インソムニア」(2023年)、「PLAY!〜勝つとか負けるとかは、どーでもよくて〜」「赤羽骨子のボディガード」「Cloud クラウド」(ともに2024年)などの話題作で知名度を拡大している。また、空手初段を持ち、2012年に全国武道空手道交流大会「形」での優勝経験も誇る。
多くのドラマファンがいる日曜劇場の出演で一層幅広い人に認知されることが期待される奥平。物語に欠かせない鍵を握る人物としても目が離せない。(modelpress編集部)
情報:TBS
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