昨年末に行われた、女性のための健康雑誌『からだにいいこと』主催の「からだにいいこと大賞」。「本当にからだにいい」と認定された商品やサービスに送られる賞の授賞式に、特別ベストとして同賞の審査員も務めた道端カレンさんが登壇しました。
オトナサローネ世代でもあり、子育てしながらトライアスロンなどアグレッシブに挑戦を続けるカレンさんですが、もともと運動好きだったわけではないそう。運動のきっかけは、「NHKテレビ体操」だったというから驚き！
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▶ボディメイクで筋トレと同じくらい大事なことは
ボディメイクは筋トレと同じぐらいストレッチが大事
――今もテレビ体操は続けていますか？
今は特にはしていませんが、ストレッチの重要性は感じています。私は今週５ペースでジムに行っているのですが、トレーニング前後にストレッチをすると、毎回「ここが固くなっているな」ということに気づきます。
筋トレをする習慣がなくても、ストレッチだけは毎日するといいんじゃないかなと思います。
▶甘いものが食べたい欲を満たす「優秀食材」は
ボディメイキングのために、グラム単位で食べる量をコントロール
――ビキニフィットネスといえば、食事の節制が不可欠だと思います。カレンさんの最近の食生活について教えてください。
私はボディメイクをしているので、結構周りから「何を食べているの？」と聞かれます。まず、ボディメイクをするためには「しっかり食べる」ことが大事。食べているものが筋肉になるので。
最近でいうと、さつまいもをよく食べますね。オーブンで焼いて焼き芋にしたり、前の日食べすぎたなと思ったら、白米を同量のさつまいもに置き換えてみたり。
ほかに心がけているのは、白湯を飲むことと砂糖を極力控えていることでしょうか。甘いものが食べたいなと思ったら、先ほどの焼き芋やかぼちゃをおやつにしています。
食事は基本３食手作りで、今日も持ってきましたが毎日お弁当を作っていますね。今は減量期ではないのですが、それでも1日に摂るタンパク質の量を測って、摂りすぎないようにもしくは不足しないようにと工夫しています。
食事の内容は鶏胸肉がメインのおかずです。でも毎日それだけだと飽きるので、朝は胸肉の代わりにサバやシャケを食べることもあります。あとはご飯とお味噌汁ですね。お味噌汁にはたくさんの野菜を入れていただいています。
▶トレーニングで子どもとの絆も深まった
息子たちは私を「パワフルな人だな」と思っているようです（笑）
――息子さんが二人いらっしゃいますが、ここまでストイックに肉体を鍛えるお母さんを見て、どう思っておられると感じますか？
家でもトレーニングをしているので、子供たちは最初は「この人は何をやってるんだろう」と思ったかも（笑）。今は「パワフルだな」と思っているかもしれませんね。
でも、私がずっとトライアスロンをしていたのも見ているし、子供と一緒にトライアスロンの大会に出場したこともあるので、理解はしてくれていると思います。
現在オーストラリアに留学している大学生の長男も筋トレをしているようで、ときどき「これってどうやればいい？」と聞いてきたりします。筋トレを通じて子供と一緒に楽しめているのもいいですね。
子育てしながらも、ご自身の目標に向かってパワフルに挑戦し続けるカレンさん。その原点が「ラジオ体操」だったなんて驚きです。ハードな筋トレはできなくても、ストレッチだけでも意味があるとおっしゃっていました。運動習慣がない方は、ぜひ朝はテレビをつけて、「ラジオ体操」から一緒にスタートしてみませんか？
【PROFILE】
道端カレンさん／モデル
1979年生まれ福井県出身。1994年にデビューし、道端三姉妹の長女として、モデルやタレントとして活躍。二人の息子を持つ母親でもある。30代でトライアスロンに挑戦、40代からはビキニフィットネス競技に取り組み、さまざまなボディメイクのコンテストに参加。ジュニアアスリートフードマイスター、ジュニア野菜ソムリエ、食生活アドバイザーなどの資格も持ち、食と健康のエキスパートとしても活躍中。
