山田杏奈、山田洋次監督から“第一声”の熱血指導受ける 想定外のシーンも告白「どうしようって…」【わが家は楽し】
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【写真】山田杏奈、純白ウエディングドレス姿
◆山田杏奈、想定外のサッカーシーンに困惑
本作で杏奈が演じるのは、平山幸之助(小日向)の長男息子・和夫(高橋)の恋人となる吉岡美鈴。山田は自身の役柄について「高橋さん演じる和夫の恋人で、平山家とはちょっと離れたところからハッとさせられるようなセリフを言ったり、どしんと構えていているような女の子」と説明し「物怖じせずに自分の思ったことを言ったり『家族とは何なのか』というのを彼女なりのすごくしっかりした考えを持っている女性なので、そこが平山家と交わった時にどういう風になるのか、自分自身も楽しみながらやらせてもらいました。映像会を切り開いてきた石井さん、山田(洋次)さんというお2人の作品に出られてすごく光栄だなと思っています」と振り返った。
また、杏奈は、高橋演じる和夫を支える立場であったが「美鈴は家族のことで悩んでいる和夫に『それは違うんじゃない?私はこう思う』というようなことを、彼女自身の人生で自分が学んできたことを、まっすぐに和夫にも伝える役だったので、この20何年の人生の中で『私はこう思って生きてきたんだ』っていうことを、しっかり伝わるようにできたらなと思ってやらせてもらっていました」と役作りの工夫を明かした。
ドラマの中で登場する「サッカーシーン」については「ほんとにいいシーンだなと思って。すごく真面目な話をしていた美鈴が『みんなの輪に加わってシュートを決める』と書いてあって」としみじみと語るも「私、サッカー経験はないんですけど、とりあえず練習頑張ろうって思ってたら、その次に来た台本には『華麗にドリブルをして』とか『美鈴の足さばきが』みたいな(笑)。サッカーが上手だっていう説明が3行ぐらいに増えていて『これはどうしよう』って(笑)」と撮影シーンが増えたことを告白。
続けて「練習自体も数回やらせてもらって、ボールとお友達にはまだ慣れてないんですけど、遠い親戚ぐらいにはなれたかなというところまで行って」と練習の成果を明かし「すごく素敵なシーンになっているんじゃないかなと思ってます」と呼びかけた。
◆山田杏奈、山田洋次監督からの熱血指導明かす
さらに、杏奈は洋次監督との思い出を問われると「私はすごく撮影の日数が少なかったんですけど、高橋海人くんから『現場はこんな状況です』となんとなく聞いてはいて(笑)。私の撮影の日で、山田(洋次)さんが現場にいらしたのは1日だったかな。居酒屋に行ってお父さんに会うシーンで、美鈴の第一声『こんばんは』ってお父さんに言うんですけれども、『こんばんはっていうのはこうなんだ』っていうのを教えていただいて」と熱血指導があったことを口に。
「現場のセットの隅っこで、『こんばんは、こんばんは、もう1回こんばんは』っていうのを、バイトに入ったばかりの研修ってこんな感じなんだろうか、というようなこと思ったりして(笑)」と言いつつも「あそこまで現場で時間をもらえて色々やらせてもらうことってない現場も多いので、本当に勉強になりました」と洋次監督へ感謝を述べた。
◆小日向文世主演「わが家は楽し」
同作は石井氏がプロデューサーを務め、山田氏のオリジナル脚本で今の家族を、夫婦の絆を、笑いと涙と哀愁をもって描く珠玉のホームドラマ。仕事一筋で生きてきた平山家の父・平山幸之助役は小日向。その妻・史枝役を戸田、長男・和夫役を高橋、長女・遥役を桜井ユキ、和夫の恋人・美鈴役を山田、遥の夫・雄太役はえなりかずきが演じる。(modelpress編集部)
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《モデルプレス》