金沢工業大、能登半島地震の現地踏査報告会4/4 | NewsCafe

金沢工業大、能登半島地震の現地踏査報告会4/4

社会 ニュース
能登半島地震現地踏査報告会
能登半島地震現地踏査報告会 全 2 枚 拡大写真
 金沢工業大学は2025年4月4日、環境土木工学科・建築学科・心理科学科の教員による「能登半島地震現地踏査報告会」を扇が丘キャンパス12号館4階イノベーションホールで開催する。会場参加およびオンライン視聴が可能で、技術者や研究者、自治体職員、市民、高校生、高校教員、教育関係者を対象としている。

 同報告会は、能登半島地震の復旧・復興および将来の地震防災・減災に役立てることを目的としている。金沢工業大学の3学科が、それぞれの専門分野の知見を生かし、インフラや建物のデジタルトランスフォーメーション(DX)を用いた調査、耐震補強の効果、復旧を支援する人々の心理分析、今後の復興の課題の明確化と解決策の立案等を報告する。

 技術者や研究者、自治体職員にとっては業務に生かせる知見を提供し、高校生や高校教員、教育関係者を含む市民にとっては、災害に備えるための予防策や気付きを得る機会となる。特に、高等学校の探究学習において防災やDXをテーマに取り組む際の参考としてもらいたいとしている。

 報告会のプログラムは、開会挨拶から始まり、空間情報を用いた震災調査、建築物の被害調査、寺社仏閣・伝統家屋の被害調査、橋梁・港湾・トンネルの被害調査、道路舗装の被害調査、海岸・地盤の被害調査、仮設住宅の調査、自治体職員の心理調査、能登半島の復興計画と続く。最後に閉会挨拶が行われる予定である。

 なお、この活動は鹿島学術振興財団の助成を受けている。参加費は無料で、会場参加者は100名まで受け付ける。リモート参加者には申し込み後にZoomアドレスが案内される。

◆能登半島地震現地踏査報告会
日時:2025年4月4日(金)13:30~16:30
会場:金沢工業大学扇が丘キャンパス12号館4階イノベーションホール
対象:技術者、研究者、自治体職員、市民、高校生、高校教員、教育関係者
募集人数:100名(会場参加の場合)
申込締切:定員に達し次第締切
参加費:無料
申込方法:金沢工業大学Webページの申込フォームから申し込む

《風巻塔子》

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