大河「べらぼう」瀬川(小芝風花)の花嫁道中で視聴者が見た“夢” ラストシーン演出が話題「2人が結ばれたよう」
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【写真】大河「べらぼう」小芝風花演じる“伝説の花魁”花嫁姿
◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」
本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(横浜)が主人公。笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。
吉原の“伝説の花魁”・花の井(五代目瀬川)役を小芝、幕府“新時代”を目指す改革者・田沼意次役を渡辺謙が演じる。脚本は森下佳子氏が担当する。
◆「べらぼう」蔦重(横浜流星)、瀬川(小芝風花)を見送る
蔦重が密かに心を通わせた瀬川が盲目の大富豪・鳥山検校(市原隼人)に身請けされることが決まった。蔦重は瀬川の最後の花魁道中に合わせて、瀬川と女郎たちのリラックスした日常の姿を描いた錦絵本「青楼美人合姿鏡」を制作。これに瀬川の最初で最後の絵姿も載せ、花魁道中を控えた瀬川への餞別に、完成した錦絵本を渡した。
その後、瀬川最後の道中姿が集った人々に披露される。瀬川は花嫁姿でゆっくりと仲ノ町通りを進み、大門前に立つ蔦重を通り過ぎて、検校のもとへと嫁いでいった。
◆「べらぼう」瀬川(小芝風花)花嫁道中の演出話題に
瀬川最後の道中では、途中、劇伴が消えて瀬川の高下駄の音だけが静かに響くシーンが。大門前にいる蔦重に気づいて一瞬だけ驚いた顔を浮かべた瀬川が、決心したような顔つきで一歩一歩進んで行くと、そこに蔦重が夢の話をした場面が重なった。この回想シーン明け、笑顔で待っていた蔦重に応えるように瀬川が優しく微笑む。そして、瀬川は蔦重の前で止まると最後に振り返って「おさらばえ」と幼い頃から過ごした吉原へ別れを告げ、蔦重の横を通り過ぎて大門を出て行った。
蔦重が大門前に立っていたのは、瀬川を見送った後に大勢の見物人に向けて「青楼美人合姿鏡」を売るためだったのだが、それが瀬川が蔦重のもとへと歩いているかのような錯覚を感じさせる演出に。視聴者からは「この間だけ2人が結ばれたような気がした」「瀬川の嫁ぎ先が蔦重であるような演出」「泣かせにきてる」「束の間の夢を見せてもらった」「美しく切ない名シーン」「一瞬だけ2人きりになったみたいだった」と反響が集まっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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