本作は、「宇宙の一部になりたい」――独特の感性を持つがゆえに、人生にも仕事にも臆病だった弁護士が、少子化による共学化で揺れる私立高校に、スクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、若者たちの青春に不器用ながらも必死に向き合っていく、大森美香によるオリジナル学園ヒューマンドラマ。
民放連続ドラマ初主演となる磯村が演じるのは、小さな法律事務所で働く弁護士・白鳥健治。星や植物、豊かな自然が好きで、幼少期から文字や音に色や匂いを感じる独特な感性を持っている。感覚が周囲と違うことやマイペースな性格で集団行動になじめず、学校という存在自体に恐怖と不信感を抱え、不登校になった過去が。ある日、恩人でもある事務所の所長によって「濱ソラリス高校」にスクールロイヤーとして派遣されることに。

また本作のヒロインには、堀田真由が決定。合併前の男子校「濱浦工業高校」の元教師で、「濱ソラリス高校」3年桜組の担任教師・幸田珠々。担当教科は現代文で、宮沢賢治の大ファン。健治のサポート役を任されたことをきっかけに、宮沢賢治にどこか雰囲気が似ている健治が徐々に気になりはじめる。

そして、稲垣吾郎が約9年ぶりに民放連続ドラマに出演。演じる尾崎美佐雄は、「濱ソラリス高校」を運営する学校法人・濱学院の理事長。合理的な思考をもっており、とある理由からスクールロイヤーとして目の前に現れた健治に対してそっけない態度を取る。

「僕達はまだその星の校則を知らない」は7月期月曜22時連続ドラマにて放送予定(カンテレ・フジテレビ系)。