万年ダイエッターから卒業し、20の減量に成功した鬼軍曹ゆか様。
現在は自身の経験をもとに、パーソナルジムで「人生を変える」理想の体形作りをサポートしています。
十人十色の体形悩みに向き合い、「誰だって変われる」「尻も人生も爆上げ」を証明してきたゆか様。
人生が激変したという人が続出していると聞き、取材をさせてもらうことに。
70歳になる秋元尚子さんは、「70歳を機にやったことのない運動に挑戦したい」とゆか様のジムに入会。はじめて3カ月で気になっていたお腹まわりがスッキリ。表情もイキイキとして、心身ともに若返った印象です。
たった3カ月で変化をもたらしたストレッチとトレーニングをゆか様に教えてもらいました。
【鬼軍曹ゆか様×更年期ダイエット・70才の挑戦編】#01
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▶骨格調整×簡単トレで引き締める
わき腹を意識した腹筋でくびれをつくる
骨格調整×トレーニングで健康的な体を作るのがポリシー。かたくなったお尻をほぐしながら、お腹まわりの筋肉を鍛えていきます。
秋元さんは、トレーニング初挑戦で腹筋もできませんでした。できないことを無理にするのではなく、できることからはじめるために、肘とひざを対角線上でタッチする「バイシクルクランチ」の簡易バージョンからトライすることに。
本来は自転車をこぐように両足を上げて行うのですが、運動初心者さんはタッチしないほうの足は床についたままでOKです。
ひねる動きをすることで、腹筋群(腹斜筋、腹直筋)が鍛えられるので、体幹が安定して姿勢も整います。
【1】あお向けになり左肘と右ひざをタッチ
両手を頭の後ろに添え、右足を持ち上げひざを直角に曲げます。左足は浮かせずに床についたままでOK。
左わき腹をねじり、右ひざを左肘に寄せてタッチ。視線はおへそのあたりへ向けて肩甲骨のあたりまで床から浮かせます。わき腹を潰すイメージでひねって。
【2】右肘と左ひざをタッチ
次に左足を上げ、ひざを直角に曲げて、右肘に寄せてタッチ。2と3を交互にリズミカルに行います。20回を目安にやってみましょう。
首に力を入れて上体を起こすのではなく、お腹を意識することがポイントです。
【レベルアップ】足を床につけず浮かせて行う
肘とタッチしていない足も床から浮かせて行うことで、お腹の真ん中(腹直筋)がより鍛えられて引き締め効果が期待できます。
▶3カ月トレーニングした結果がこちら
3カ月お尻ほぐしをはじめとした骨格調整とトレーニングをした結果がこちら
ジムでのトレーニングと家で課題を続けてきたことで、お腹まわりがスッキリとし、お尻の位置も上がった秋元さん。さらに引き締めと筋力アップを目指し奮闘中です。
背中が丸まってきた、体重が大幅に増えたわけではないのにお腹が出てきたという人は、お尻の筋肉がかたくなっているかもしれません。ぜひお尻ほぐしとバイシクルクランチを取り入れてみてください。
秋元さんのように継続することが大切。コツコツと続けることで結果がついてきます。
今日からお尻も人生も爆上げしていきましょう!!
教えてくれたのは
鬼軍曹ゆか様(福田裕香)
高校卒業後、会社員に。小学生からデブだったという万年ダイエッターだったが、26歳のときに「このままでは一生デブのまま」と危機感を覚え、一念発起しエステで20減に成功。しかし、自己流の過度な食事制限を行ったことで体調を崩してしまう。その後、運動しかないと筋トレをはじめ、運動の大切さに目覚める。自身のダイエット経験を生かし、30歳でジムのトレーナーに転身。パーソナルジムに勤務しながらオンラインサロン「ズボラ矯正ジム」を主宰。2021年に独立し、東京・代々木上原エリアに「soar gym」をオープン。これまで1,000人以上に指導してきた。
SNSでは、「尻も人生も爆上げする」をテーマにズボラでも続けられるダイエット法やマインドを発信。
Instagram @yuka_fitness
撮影/佐山裕子(主婦の友社)