「あんぱん」オープニング&主題歌なし・ロゴ白黒の異例演出「朝ドラ史上に残る回」と反響
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【写真】「あんぱん」今田美桜&北村匠海の老けメイク話題「再現度高すぎ」
◆今田美桜主演朝ドラ「あんぱん」
国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと妻・小松暢をモデルとした本作。激動の昭和初期を経験した2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いている。主人公・朝田のぶを今田、後にのぶの夫となる柳井嵩を北村匠海が演じる。
戦争は激化の一途をたどる中、嵩が所属する部隊は、中国・福建省の奥地に駐屯していた。そこで嵩は幼なじみの田川岩男(濱尾ノリタカ)と再会するが、第58話で岩男は何者かに銃で撃たれ命を落とす。駆けつけた上等兵・八木信之介(妻夫木聡)が発見したのは、岩男が我が子のように可愛がっていた地元の少年・リン(渋谷そらじ)が銃を構える姿だった。
◆「あんぱん」演出に反響殺到
そして第59話では、その銃撃の動機が明らかに。リンは1年前のゲリラ掃討作戦で両親を失っており、母はリンを庇って撃たれた。リンは母を撃った日本兵が岩男だったと打ち明けるとともに「お父さんの形見の銃で仇を取った。でも、僕の胸はちっとも晴れない。岩男さんは僕の優しい先生でした」と苦しそうに話した。
今回の放送では、通常あるはずの明るいオープニングと主題歌は流れず、ポップなタイトルロゴは白黒に変更、キャスト・スタッフクレジットはラストに表示された。この演出を受け、視聴者からは「いつものオープニングがないことが戦争の辛さを助長させてる」「朝ドラ史上に残る回」などと反響が上がっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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